タイ人の雪物語

積雪の天山に、と天川集落からチェーン走行をして天川登山口を目指していたら、観光バスが立ち往生してました。 その手前に車を停め、装備をして登山開始…というわけにもいかないので、バスのレスキューのお手伝いを。 バスのお客さんは異国の人ぽい。スキー場に行くはずが、逆に曲がり天川登山口の方まで雪道を爆走し、スリップ脱輪した模様。 先にレスキューにあたってたおじいさん達。脱輪していない片方の後輪にチェーンを巻こうと必死。 だがバスのチェーンで、最新のタイプではない。難しい…。 しかし、諦めないおじいさん達。紐を持ってきて、なんとチェーンが巻けた！素晴らしい技術。 そしてバスはアクセルを踏む。しかしスリップから抜け出せない。粘ったけどダメだった。 お客さんたちは雪で遊んでる模様。どこからですかと聞いてみると、タイランド、タイだった。 タイは今も34℃くらいらしく、雪はない。この景色をタイの方々は忘れないだろうな。 結局、お客さんは歩いてスキー場方面に向かうことに。バスは立ち往生のままだが。 そこで解散となり、登山に戻ったわけだが、登山道に入ると、足跡がない。 つまり、今日は誰も登っていないということだ。 しばらく新雪の中を歩いたが、雪の丈が膝を越えたので、そこでギブ。下山を。 何度も足を雪にとられ転びました。 カメラはTG-4。さすがにタフだ。