ランタン終了 ウンゼンのSNOW

2017.02.12(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 46
休憩時間
2 時間
距離
8.3 km
のぼり / くだり
888 / 887 m
39
12
16
9
5
4
9
6
14
1
17
26

活動詳細

すべて見る

数日前、あきひささんからLINEを戴いた。 『週末行くの?僕も徹夜すら辞さない所存であります。』 と。 寒波が来ると、ざわざわしてしまう山屋の性。俺だけじゃなかった。 あきひささん、日曜仕事だけれど早朝に登るとの事。即答で同行させてもらおう。 そうと決まれば全力で仕事の調整に入る。土曜の夜はランタンファイナルだが頭の中はすでにランタンよりウンゼン。 随分前に土曜だけ確信犯的に諫早へホテルをとっていたので、夜遅く諫早入り。 チェックインして8千円支払う。そしてお風呂入り1時間半寝て起床(笑)。 チェックアウトして待ち合わせの池ノ原園地を目指す(あほ)。 千々石からは積雪有り。重りは積んでいたが途中のアイスバーンでリアが空転しだしたのでチェーン装着。 そこかしこに立ち往生して放置された車両が墓標のように雪に埋まっていた。 AM5時、無敵状態で池ノ原へ着いた。 スーちゃんも前乗り前泊(ほぼ徹夜) あきひささん(ほぼ徹夜&当日出勤) なんちゅう人達や。仕事も遊びも全力やな。 車は我々のみ。時刻5時半。完璧な満月の下スタート。 フッカフカで3人のテンションは上がる上がる✨。無人の仁田峠を通過して一気に普賢岳へ登る。 途中ガスが湧いてきたので微妙かな?と思ったけれど、日の出の時間にはガスも流れて綺麗な朝日が昇る。 辺りが明るくなり、言葉では言い表せない程の雪化粧を纏った雲仙の全貌が露になる。 ただただ感動してた。寒かった事を忘れるくらいの雪景色。 あきひささんは『じゃ、仕事行くよ』と、ここでお別れ。多分逆の立場だったら俺も同じ事したやろうなwと思いながら、その背中を見送った。 しばらくスーちゃんと山頂に滞在してから国見岳を目指した。膝よりも上まで積もったフカフカな雪に難儀しながら国見岳まで登る。 これ以上無い快晴。真っ青な空の下、雪化粧の多良岳や久住も見えた。 お腹がグーグー鳴り出したので妙見神社のとこまで下ってから、スーちゃんが除雪してくれたベンチでご飯を食べる事にした。 急にガスが流れてきて真っ暗になってきたので下山を決める。 名残り惜しくて雪を踏みしめながら下山する。ゆっくりゆっくり。1歩1歩。 たくさんの人とすれ違ったが、みんな笑顔。 後ろから首へ雪玉を投げつけられても、今日は僕も笑顔。 無事に駐車場へ着いたので、MWPに寄ってから帰路についた。 今回実は2度目ましての長崎藪漕ぎ会(以下長藪)創始者のお二人。 とても柔らかく暖かく一緒に登れて本当に嬉しかった。 あ、あきひささんは2度目じゃなかった。 昔々ソロだった頃に普賢岳山頂でお話したお兄さん。水筒が刺さったウエストポーチのみのトレランスタイル。靴はメレルのカメレオン。色々なルートを教えてくれて、『水場が無いので気をつけて』と助言してくれた。あれはあきひささんだった事が判明した。 『昔カメレオン履いてて滑ってさぁー』と話をされた時にピンときた。 人の顔は覚えないけど装備はまず忘れない。あれは多分、いや間違いなくあきひささんだったんだなぁ。 とまぁ溜まりに溜まった洗濯物をランドリーに突っ込んで、長崎親善大使に選ばれたらどうしよう?と我が身を案じながら残りわずかな束の間の…とびきりの休日の終わりを感じている。

メンバー

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。