活動データ
タイム
06:20
距離
4.2km
のぼり
590m
くだり
587m
活動詳細
すべて見るA氏から今度は西穂山荘に1泊して、西穂高岳を目指そうとお誘いを受けました。 3月に独標へ行きそこから見えたピラミッドピークの上に立っていた豆粒様と西穂高岳頂上に立つ米粒様。 あの情景がいつも頭から離れなかった。 恐ろしいけどいつか絶対登りたい!あんなとこ厳冬期や雪のあるうちは今のPANTARAにはとてもじゃないけど無理じゃ´д` ; A氏とM氏に「行くけど私は迷惑をかけるので独標で2人を待ちます!」宣言をすると、 2人は「PANTARAはそう言ってもその時になったら絶対俺ら置いて西穂に行くわ(笑)」 ありえない。全くそんな気1ミリも起こらない(~_~;) 出発当日M氏邸に集合。ミーティング。予定を1日ずらせばより良い天候でアタックできるが土日(-。-;絶対混むのは目に見えてる。協議の結果予定どうり決行となった! 西穂山荘に到着するとかなり雪解けが進みにしほくんの姿はもうない(._.) 雪が溶けて独標までツボ足で行けたとの情報。ホッとしたと同時に少しガッカリしている自分もいた。 PANTARA初の山小屋泊。図太いので大丈夫と思っていたのに、翌日の緊張からか全然寝れなかった(つД`)ノ 朝外へ出ると昨晩からの降雪で辺りは真っ白。新雪が7〜8センチ積もっていた。午後に向かって好天の予報。我々は朝食を取りながら時をまったのでした。 am7:40 時は満ちた‼︎雪も終息、風も穏やか、ガスと雪で真っ白〜( ̄▽ ̄)な世界に3人は踏み出しました! ソロの男性がお2人独標へと先行されていました。 歩き始めてすぐ1番手の方が撤退してこられました。不安と同時に何故かやる気スイッチが入ってしまいました!怖いけど行きたい‼︎計らずもA氏とM氏の予言通りになりそうです。エヘッσ(^_^;) 丸山を少し過ぎて2人目の先行者の方も撤退。もう一度一緒に行きましょうとさそってみましたが下山されました。残念( ;´Д`) ここからはトレースはモチロンありません!ガスも拍車をかけて濃くなりますが進むのです‼︎行けるとこまで行きましょう(^o^)/ 我々の少し後から同室だったお2人がきておられました。昨晩西穂高岳まで行くと言っておられました。 独標付近まで来るとガスが晴れ雲が二層になっており、ちょうどその間に出たようです。 幻想的な白と黒の世界。穏やかだけど荘厳な世界の裏に西穂高の怖さも感じました。 不安とアドレナリンでいっぱいのまま独標に取り付きました。 ヤバい…凄く楽しい‼︎ 始めて登った時の怖さはいい緊張感だけ残して凄く小さくなっていました。嬉しかった^o^ 記念撮影をして先へと進みます!ここからはPANTARA未踏の地。気を引き締めて行きやす‼︎ A氏がトップでルートを作ってくれました。新雪で岩やルートの目印が覆われているので難儀しました。目印のマルバツを確認しつつ、確実に足場を確保しながら進みました。 無事8峰ピラミッドピークに到着!豆粒様になれました‼︎独標が遠くに見えました。後続のお二人は独標までにされた様です。 独標から向こうは白黒の世界に3人だけになってしまいました。細心の注意を払って進みました。ルート取りに難儀しながら1峰ずつクリアしてチャンピオンピーク、3峰、2峰、主峰直下にきました。 ここからは3人それぞれのルートで行きました。山頂すぐ手前でM氏がトップを譲ってくれました。必死に駆け上がると、そこには大きく「主峰」と書かれた岩と山頂の標柱が‼︎ 凄く胸が熱くなって標柱に抱きつきました。 辺りは雲に覆われて真っ白見えるのは足元の山頂と標柱と3人だけ。でもちっとも残念じゃなかった!この日この時の西穂高岳を知っているのは私達だけ。 山頂と2人にお礼を言い下山しやす‼︎ 登頂の高揚感に包まれながらも慎重に確実に下りました。 ピラミッドピークまで戻り、また雲と雲の間で美しい景色のご褒美をもらいました。 下りるにつれて暖かくなり雪も溶け山は一変して春の様相になっていました。独標付近から続々とくる登山者達とすれ違いながら喜びを噛み締めながら西穂山荘へと向かったのでした。 ずっとPANTARAをフォローしてくれていたA氏とM氏。これは2人がいてくれたから出来た事。ありがとうございましたm(_ _)m あー‼︎((((;゚Д゚))))))) 西穂ラーメン食べ忘れたー‼︎
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。