活動データ
タイム
07:46
距離
10.8km
のぼり
1531m
くだり
1560m
活動詳細
すべて見る1日時間が取れたため、登りに行くことにする、目指すは両神山! 夜中の2時着で起きたら7時…そこから準備して7時20分登頂開始、予定よりも約1時間半遅れです。 両神山荘から離れるとすぐに山道へと変わります。 深い谷、細い道幅、そして落ち葉トラップ…落ち葉で分からなくなっている路面、特に凹箇所へ落ち葉が溜まり、間違ってそれを踏み体勢を崩すと命取り。 慎重に山側を選んで進みます。 会所を過ぎ、沢を渡ったあたりから薄っすらと雪が現れました。 そして道自体も凍り始め、場所によっては凍りついた道の上に落ち葉&サラ雪。 ただそうでない箇所と交互に来るため軽アイゼンの装着に悩みます。 帰りはアイゼンが無いと絶対無理と判断、早くから装着してチェーンアイゼンが壊れるといった不測の事態も想定し登りはアイゼン無しで進むことにします。 途中『白藤の滝 5分』の看板を見つけ、せっかくなので寄って見ることにしたものの、道が分かり辛く、勘が頼りで僕もたどり着けたのか不明…笑 後でGPSで確認してみたところ、残念な結果が。。。 気を取り直しコースへ戻って清滝小屋を目指します。 山自体急ではありますが、急登というイメージはあまり持たないまま清滝小屋へ。 清滝小屋では中を覗かせていただき、また裏の岩場を見学して先を目指します。 両神神社奥社まで辿り着くと小学生の時の思い出が蘇ってきました。 そう、ここに来るのは2回目でその時は白井差から家族でハイキング、みんな途中で疲れてしまってひとりでここまで上がり、奥社を一周して戻った思い出。 それは白井差コースだったんだと。その時はここが頂上だと思っていたのに…っと感慨に浸る。 ここから上は雪のあるところが増えるものの凍って無いぶん歩きやすい。 アイゼン無しなので岩場も楽ちん、根っこへの気遣いも必要無し。 気持ちよく歩いている間に頂上へ!岩場の上の三角点は当に頂上っぽく気持ちよかったです。 山頂ランチは寒いこともあり、野菜たっぷりあんかけラーメン。 身体も温まり最高でした。 全体的に予定が遅れているため食べ終わって休む間も無く出発。 頂上近辺は雪も柔らかいためしばらくアイゼン無しで楽しみ、本格的な下りから装着! 気を遣い、また体力を消耗したアイゼン無しの登りとは雲泥の差の帰り。 当然ピッチも上がります。 途中から七滝沢コースへ逸れ下ります。 こっちのコースは踏み跡も少なく目印テープが頼り。 しかしながら要所にきちんと印があるため、道に迷ってしまう心配はまずないかと。 あるとすればやはり滑落。 なんせ急だし谷も深い。 落ち葉トラップに雪が積もり難易度が増してます。 その他にも土砂崩れ蟻地獄だらけで常に緊張しっぱなし。 途中軽アイゼン無しでも大丈夫そうだったため外したところ、気も緩んでいたこともあり2mと歩かずして滑って転倒!ヤバイそのまま谷底へ…っとその先の一本の木にうまくしがみ付けセーフでした。 もちろんその場でアイゼン再装着。。。 このコースでの遭難はこういった滑落で身動きできなくなったり、方向が分からなくなったりするのが原因なんだろうな…っと考えさせられました。 そんな七滝沢コースですが、景観は素晴らしいものがありました。 特に初めの氷瀑は長く青みがかり思わず『スゲ〜っ』って声が出ちゃうほど。 何度1人で叫んだか分かりません。 あまりこういったものを見ていないからかもしれませんが、来冬もまた来よっとその時は思いました。 そういった見どころを終えても緊張感を伴うコースに変わりはなく、会所までの道程が長いこと。。。 途中、有名な苦悶の幹と遭遇。 まさか見つけてしまうとは…ビビりなので写真には収めませんでしたが。 気になる方は『苦悶の幹 七滝沢』で検索を。 そんなこんなで会所を通過、その後もトラップと蟻地獄に注意を払い、無事下山しました。 ちなみにチェーン軽アイゼンは案の定何箇所か切れてました。 登りでも使っていたら下りられなかったかもしれません。 両神山の石は硬度7とのことでいい判断でした。 こうやって経験を積むことで更なる山にも挑戦していけると思うと今後も楽しみでなりません。
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