活動データ
タイム
05:45
距離
4.5km
のぼり
181m
くだり
199m
活動詳細
すべて見る島田塾の雪山基礎「リトル比良」に参加した。1月14日の入笠山以来、約1カ月ぶりの雪山だ。週の中頃からの大雪の予報に、昨年のような「雪があることを想像して」雪のない山を登るのではなく、逆に多すぎる雪で予定通り行けるかどうかを心配した。 今回は近江高島駅から岳山→岩阿沙利→滝山→寒風峠→涼峠→北小松駅への縦走コースのうち、岳山から見張山経由で近江高島駅に戻る約5kmの雪山ハイキングの予定。 新快速敦賀行が大津京駅を過ぎてもほとんど雪がなかったが、堅田駅を過ぎたあたりから周りの景色は一変、車窓から見える比良山系はたっぷりの雪。今日はしっかりと雪山を楽しめる!っと、気分も高揚する。 集合地の近江高島駅に集まったのは参加者8名(女性4名、男性4名)と水野ガイドと大場ガイド。駅前からコミュニティバスに乗って音羽バス停まで移動。ここから登山口の大炊神社・長谷寺に向かった。大炊神社にお参りし登山の安全をお祈りした後、登山道に入ったのが10時前。トレースがあるフカフカの雪の中を行く。次第に雪が多くなってツボ足では深く沈み込むことが多くなって30分ほど歩いたところでワカンかスノーシューを装着した。これで雪に足が沈み込むことがほとんどなくなって歩きやすくなった。高齢の男性2人を追い越すと、それまであったトレースがなくなり、ラッセルしながら進むこととなった。これでスピードが大幅ダウン。先頭のメンバーはラッセルして汗だくになるが、後に続く者は運動量が減って寒さを感じることもあり、トレースのない雪山では大変な時間がかかることを実感した。結局午後1時をまわって白坂の手前まで来たところで、水野ガイドと大場ガイドが相談して引き返すことを決断。非積雪期であればコースタイム30分のところを3時間以上かかっているので、適切な判断だと思われる。登山口に引き返す途中では、雪崩が起きるかどうかの判断をする弱層テストや雪の重みを体験するなど、雪のある時期ならではのことを学ぶことができ、有意義な雪山の一日となった。
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