活動データ
タイム
05:42
距離
8.7km
のぼり
751m
くだり
752m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る近鉄大和八木駅(AM7:55発)ー霧氷バスで2時間ー和佐又山登山口バス停(10:00)ー沢道分岐ー和佐又山ヒュッテー和佐又山山頂ー和佐又山コルー和佐又山ヒュッテー和佐又山登山口バス停(バス16時発) 関西岳人の冬の定番 霧氷バスツアー。この時期は奈良交通にお世話になります。今回は霧氷バスコースの中では、最も走行距離が長く辺鄙な場所にある和佐又山登山に出掛けた。今日は和佐間田山方面の霧氷バス臨時便の最終便である。高見山や三峰山と比べてると不人気でチャーターされるバスは1便だけ。近鉄大和八木駅から約二時間で片道2050円。乗客は25人ほどであった。やはりアクセスが悪くて難易度がやや高そうなので不人気なのか。私は、和佐又山は昨年に引き続いて2回目である。 登山口バス停を降りると、最初積雪のない舗装された林道を登っていく。和佐又谷の川沿いに沿って登っていくと、やがて林道と沢道コースの分岐点に出た。帰りは林道で降りてこようと決めてたので他のツアー客とともに沢道へ。山道となり雪が積もって渓谷の水が流れを感じながら、まさに「冬山登山」を体感。トレースを辿りながら登る。しだいに積雪が多くなりアイゼン装着した。慎重に集中力をきらしてはいけない。沢道コースは、トレースを辿りながら急な斜面をトラバースしながら登っていく。赤いテープが目印として随所にあるのでそれを頼りに登る。ただ一か所ヘアピンカーブのごとく曲がる箇所があり、ここで迷いやすい。先人のトレースも間違って引き返した跡がある。天候が悪くトレースが分かりにくい場合は遭難する危険がある。天候不良の場合は、初心者には単独登山してはいけない。必ず熟練者と一緒に行ったほうがいいですよ。視界が良くトレースも充分追えたので、一安心する。今日は晴天の青空で風もほとんどなく、初心者にとっては最高のコンディション?であった。 そしてやっと和佐又山ヒュッテに着いた。スキー場では家族連れがソリ滑りを楽しんでいます。ヒュッテ前の山頂への登山口から入る。ここから20分で山頂に行けると書いてある。だが、これは無雪期の話。最初ヒュッテからすぐの左周りの山頂コースから山頂を目指したが、途中でトレースがなくなり腰までズボッとはまってしまい撃沈。悪戦苦闘しながらなんとか脱出後、退散してスキー場ゲレンデ経由の右回りコースで山頂を目指すことにした。山頂に近づくにつれ雪が深まり、所々トレースも途絶えててどこが道なのか分からなくなってたり、雪でツボ足になって進みにくなったり、一瞬「遭難するのではないか」と感じて怖かった。最終便の時期で暖かいから雪は少ないだろうとたかをくくっていたので、こんな目に合うとは思わなかった。やっとこさ山頂へ到達。ヒュッテ前から40分ぐらいだろうか。自分には1時間以上雪と格闘した感覚だ。和佐又山頂上(1344m)からの景色は素晴らしいです。大普賢岳が凛としてそびえ立っています。それに連なる大峰山系。八経ヶ岳も望め関西のNo1とNo2の高峰が拝めます。東には大台ケ原方面とドライブウェイ。パノラマビューを充分堪能しながら昼食のカップラーメンとブドウパンを食べる。うーん、最高の至福の時です。 下山は、ピストン往復で降りる。和佐又コルへ。こちらの方がなだらかであった。まっすぐ進むと大普賢岳へ行ける。右折して降りていく。再び和佐又山ヒュッテに帰ってきました。ここでバスの時間調整するために一休憩した。ヒュッテを出て、ひたすら林道を下っていきます。所々アイスバーンになっているので滑らないように注意します。林道からの山の景色も素晴らしかったです。そしてバス停までヒュッテから1時間ほどで戻って来た。関西に居ながら非現実感を味わえた1日でした。
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