富陽龍門山の杏梅尖

2017.02.19(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 41
休憩時間
2 時間 19
距離
10.2 km
のぼり / くだり
1020 / 1018 m
6 41

活動詳細

すべて見る

 みなさんが雪山の楽しそうなレポをあげられている中、一人黙々と中国での山行をアップし続ける。中国にヤマッパーがいないことで先取りのお得感を感じることもあるが、一生「こんにちは通信」が使えないであろう虚しさもある(実は、京都北山もほぼ人がいないので「こんにちは通信」の相手がいない)。  今回は、杭州郊外の富陽市にある龍門山。正直、これまでこんな地名なんて聞いたことなかった。きっかけはSuuntoのヒートマップ。ここにお手軽に登れる山がありそうだったので調べてみると、滝が綺麗な山があった。早朝4時起き(二度寝で4時45分起き)で車を飛ばして行ってみる。現地は「龍門古鎮」という。古鎮といえば「烏鎮」とか「西塘」が有名だが、いずれも新しく作った感満載。反論もあるだろうが、少なくとも私の中では、梅田スカイビル地下の「滝見小路」のようなもの。違いはお好み焼の「きじ」があるかないか。龍門古鎮は田舎過ぎて、まだ観光地をねつ造した感はないが、今から作ろうとしている殺気を感じる。それでも、過去に頑張った形跡はあり、何年も使われていないであろう急流すべりの施設が寂しく忘れ去られている。  龍門山は、前回の清涼峰と違い、いたってシンプル。地元や近郊の人もピクニックでよく来ているらしく、スニーカーやジーンズ、中にはスカートやハイヒールで来ている人もいた。アウトドア店企画のハイキングツアーなどもあり、とにかく人が多い。寂しくなくて良いのだが、これだけ人が多いと、どうしてもポイ捨てのゴミが多い。低山ながらも岩場や100mほどの滝や高原湿原っぽい場所などもあり、自然は恵まれているのだが、ゴミが多いのはいただけない。ベンチの下などミカンやサトウキビの皮が散乱している始末。ペットボトルや空き缶まで散乱。できるだけ、綺麗なところだけ見て、汚いところは視界から外す努力が必要。  低山ながら、それなりに登りごたえのある山。取りつきから急登。途中、湖畔の水力発電所あたりに台地があるが、その後も急登。頂上直下は登山道になっているものの相当な坂。下りるときに、こんな坂を登った自分を誉めてあげたくなれる。  総体として、なかなか楽しめた。軽くトレーニングがてらに登るのに最適。しかし、がっつり登るなら天目山とか清涼峰だな。いずれも上海から車で3~4時間。だんだん行く場所もなくなってきたので、今度は古道とかにチャレンジしてみるつもり。雪道をテンの足跡と並走する京都北山に帰りたい。。。パスポートおよび就業ビザ更新中なので暫しのお預け。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。