妹子の郷から権現山小女郎池蓬莱山へ

2017.02.25(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 36
休憩時間
1 時間 38
距離
10.2 km
のぼり / くだり
1211 / 283 m
11
45
1 46
24
55
47
22

活動詳細

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久々の比良山系の山へ。ヤマップのやっほさんに登山口周辺の道路状況などを教えて頂き、湖西道路の道の駅「妹子の郷」から権現山登山口に向かいました。栗原の集落を抜け別荘地を横目に霊仙山の肩に在るパラボラアンテナまでの舗装された林道をひたすら登ります。沢沿には、大峰修験道の禊場もあり背後の山々の名前からこの辺りが行場であった事を窺わせています。植林帯に入ると道には雪が残り所々が凍り滑りそうです。一頻り汗をかいた頃権現山登山口に到着。当初の予定では霊仙山頂経由の積りでしたが、高速道路の渋滞も有り時間も遅れているので権現山と霊仙山との鞍部への沢沿いのルートに変更します。比良山系の地名で意味の判らない「ズゴノバン」と言う所(鞍部)を通ります。「ノタノホリ」「牛コバ」も不思議な呼名ですが、「和邇」と言う地名からすると古来の渡来人に関係したのかとも思われますが、ご存じの方がおられたら教えてください。 鞍部を過ぎて権現山への登りになり高度も上がると見晴らしが良くなり振り返ると琵琶湖から比叡山辺りが望める様になる。傾斜も増して来てアイゼンが欲しくなる程のザラメ雪をキックステップで登り切ると権現山山頂までの雪面を青空に向かって登る雪山の醍醐味を味わえました。 此処からは比良山系縦走路、平からの登山者がゾクゾクと登って来ます。一休みして此処からワカン装着。つぼ足でも問題無く歩けるが、踏み跡を外すと膝上まで嵌まり込むので訓練を兼ねての判断です。 稜線は琵琶湖を眺めながらの快適なルートです。 少し降って登り返せばホッケ山、又少し降って登り返す頃にお腹も減ったので風を避けた樹木の窪みで食事タイム、陽射しもあって暫しの間春山を満喫しました。 目の前には大きなドームの蓬莱山が迫ってきました。小高い山の上にお地蔵様が数体有る所から少し降ると小女郎峠、少し足を延ばし湖畔まで往復して本日の最高点蓬莱山山頂への登りになりますが、スキー場から離れてソリ遊びに来て楽しんでいる方も居ました。 山頂スキーゲレンデ到着し三角点を探し出し各自証拠写真に収まる。鈴鹿の霊仙山、伊吹山、武奈ヶ岳、京都北山、京都西山、京都市街に比叡山、360度の大展望に満足して、スキー場の端に沿って打見山へ向かいます。 山頂手前でワカンが外れました、こんな事初めてです。怪訝に思いながら再装着しようとベルトを外すと後の底のテープが切れていました。長い間色々な雪山を共にしてきた思い入れのあるワカンでしたが、ついにベルトが切れてしまいました! 老若男女に異国の人でゴッタ返す打見山の山上レストランでスイーツを頂きゴンドラで楽チン下山。そう言えばこの大きなゴンドラは三代目なのですが、初代のカーレーター、2代目にロープウェイ、三代目のゴンドラと利用させて頂いた訳ですね、感謝感謝。山麓駅の駐車場は満杯、帰りのタクシーの運転手さんの話では、最近は外国の方が増えたそうです。 帰りの湖西道路の渋滞も有りましたが、天気にも恵まれた雪山を堪能出来ました、感謝感謝。 同行の山友さん、お疲れ様でした。

メンバー

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