厳しくも美しい乗鞍岳(北ア)

2017.02.25(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 5
休憩時間
1 時間 42
距離
12.1 km
のぼり / くだり
1065 / 1474 m
2 50
30
1
1
1
10
1 43

活動詳細

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【アクセス】  国道41号線から神岡町を通って安房峠道路経由し、Mt.乗鞍スノーリゾートへ。 リフトの始発は、3本乗り継いでカモシカコースのゲレンデトップからスタート。 【天気】  曇り〜晴れ 、時々ガス 【コース状況】  積雪状況によってはラッセルになることもありますので、ワカンよりもスノーシューが安心だと思いますが、今回は雪面がクラストしてどちらも出番はありませんでした。スキー場のリフトは下山時には使用できません。 【感想/記録】  今週末は寒気が来ず、お天気はなんとか良さそう。ならばお天気の良さそうな乗鞍岳へ行きたい。しかし天気予報はコロコロ変わり、前日の天気予報はてんくらではA、ヤマテンでは午前は晴れ間もあるけど、午後からは霧のち雪の微妙な予報。でも行ってみないと分からないので山行を決行。前日はお世話になった方の送別会が一泊でありましたが、今回山行のため酒も飲まず中締めが終わったらサッと帰宅。もはや山バカですね(汗)。  Mt.乗鞍スノーリゾートには8時前に到着。早速準備をしてリフトのチケットを買い、あっという間にゲレンデトップにワープ。山麓のお天気は良いものの、残念ながら乗鞍岳はガスで見えず(>_<)。今年は雪が多そうなのでスノーシューを持ってきましたが、雪面はクラストしてあまり沈み込みません。雨が降ったようでゲレンデには縦縞の溝が刻まれていました。なのでスノーシューは使わず最初からアイゼンを装着。幸いトレースがありますのでこれを追って行きますと、あまり踏み抜かずに済みました。  今日は樹林帯でも少し風があり、行動していても暑くはないのは良いのですが、風が強そうなのが心配です。雪面はクラストしてあまり踏み抜かないので、調子良く標高を上げていけます。位ヶ原山荘の分岐点に来ると、いよいよ位ヶ原に近くなります。森林限界を超えて位ヶ原に突入すると予想通り風が強くなりましたが、思っていたよりも風は弱い。ゴアテックスの革製グローブに変更、バラクラバを装着し進みますが、標高が高くなったためか寝不足のためかペースが落ちます。  立ち休みしながらトイレ小屋に到着し、クソ重いスノーシューをデポ。行動食を食べ休んで肩の小屋を目指します。今日は足が重く中々標高が上がらない感じがしますが、肩の小屋になんとか到着。12時頃なのでお昼ごはん食べたいのですが、極寒の中なのでパンを少しだけ食べました。ストックをデポしピッケルを持って最後の斜面を登り、剣ヶ峰を目指します。直登すると体力的に大変なので、なるべくジグザグになるように登ると、幸い蚕玉岳手前に出られました。ここまで来ると剣ヶ峰を捉える事が出来て、もう一踏ん張り。  13時前にはなんとか剣ヶ峰に到着しましたが、到着時には残念ながらガスって眺望は無し。しばらく待っていると幸いガスが晴れましたが、周りの山々は雲がかかって良く見えませんでした(>_<)。頂上にいる時は風が弱くなりちょっとお茶を飲む余裕もありました。でも氷点下10度を軽く下回り、じっとしているとさすがに寒いので13時半前には下山しました。  帰りは肩の小屋、トイレ小屋で休みながらデポした荷物を回収し、アイゼンを装着したままドンドン標高を下げました。ツアーコースに入ったところで残りの昼食を食べ、ちょっと休んでまた下山します。あまり踏み抜きするとこも無く、ゲレンデに到着。ここからはリフトが使えませんので、スキー、スノボ客で賑わっているゲレンデの端を歩くと言う、思いっきりアウェイ感を感じながらの下山でした(笑)。今日は最初から乗鞍岳が見えず風も強そうだったので、剣ヶ峰の登頂はダメかなと弱気でしたが、眺望はダメだったもののお天気は回復傾向で、無事頂上に立つ事が出来ました(^_^)。ほんのちょっとだけでしたが、厳しい雪山の様子を垣間見る体験でき山の神様に感謝です。 【注意点や反省点】  特に危険な場所は無いと思いますが、位ヶ原は広く目印も無いのでガスってホワイトアウトになると道迷いとなる可能性も。   【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)   944 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)  102 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)   14 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)   252 ウォーキングの距離(km)  23.1 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  29,760 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  56〜122 体重  不明

乗鞍岳 ゲレンデトップに到着。雪面は雨で溝ができたようです。アイゼンを装着しGo!
ゲレンデトップに到着。雪面は雨で溝ができたようです。アイゼンを装着しGo!
乗鞍岳 ツアーコースを進みますが、正面にはガスが。
ツアーコースを進みますが、正面にはガスが。
乗鞍岳 空はいつもより白くなっています(笑)。
空はいつもより白くなっています(笑)。
乗鞍岳 位ヶ原と位ヶ原山荘の分岐点に到着。
位ヶ原と位ヶ原山荘の分岐点に到着。
乗鞍岳 位ヶ原に向かいます。
位ヶ原に向かいます。
乗鞍岳 森林限界を超え位ヶ原に突入。この辺で装備を変更。
森林限界を超え位ヶ原に突入。この辺で装備を変更。
乗鞍岳 風はソコソコありましたが、幸い予報よりも弱かったです。
風はソコソコありましたが、幸い予報よりも弱かったです。
乗鞍岳 ガスが晴れてきたかな。
ガスが晴れてきたかな。
乗鞍岳 時折ガスがやってきたり。
時折ガスがやってきたり。
乗鞍岳 でも標高が上がったせいか、前に進むのがキツイです。
でも標高が上がったせいか、前に進むのがキツイです。
乗鞍岳 風速は5m前後、気温は−12℃以下程度。
風速は5m前後、気温は−12℃以下程度。
乗鞍岳 位ヶ原は広く風の通り道かな。
位ヶ原は広く風の通り道かな。
乗鞍岳 ガスが晴れて乗鞍岳の剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳が見えましたよ。
ガスが晴れて乗鞍岳の剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳が見えましたよ。
乗鞍岳 この斜面を登っていきます。
この斜面を登っていきます。
乗鞍岳 ガスが取れて晴れ渡りました(^_^)。
ガスが取れて晴れ渡りました(^_^)。
乗鞍岳 肩の小屋で休んで荷物をデポし出発。ここはいつもの南極基地(ウソ)。
肩の小屋で休んで荷物をデポし出発。ここはいつもの南極基地(ウソ)。
乗鞍岳 空気(酸素)が薄く、最後の斜面を登るのがキツイ。
空気(酸素)が薄く、最後の斜面を登るのがキツイ。
乗鞍岳 またちょっとガスったり。
またちょっとガスったり。
乗鞍岳 晴れ渡ったりして目まぐるしくお天気が変わります。
晴れ渡ったりして目まぐるしくお天気が変わります。
乗鞍岳 今年は雪が多く岩の露出が少なさそう。
今年は雪が多く岩の露出が少なさそう。
乗鞍岳 斜面をトラバースしていきます。
斜面をトラバースしていきます。
乗鞍岳 幸い効率良く蚕玉岳の手前に出られました。
幸い効率良く蚕玉岳の手前に出られました。
乗鞍岳 剣ヶ峰にロックオン。
剣ヶ峰にロックオン。
乗鞍岳 フラクタルな雪面。
フラクタルな雪面。
乗鞍岳 ようやく蚕玉岳に到着。
ようやく蚕玉岳に到着。
乗鞍岳 剣ヶ峰まで、あともうちょっとなのですが足が動かない。
剣ヶ峰まで、あともうちょっとなのですが足が動かない。
乗鞍岳 で、またガスったり。
で、またガスったり。
乗鞍岳 ガスの中で山頂に到着。
ガスの中で山頂に到着。
乗鞍岳 乗鞍本宮神社鳥居のエビの尻尾。
乗鞍本宮神社鳥居のエビの尻尾。
乗鞍岳 ソコソコ長くなっています。
ソコソコ長くなっています。
乗鞍岳 穂高連峰方面はガスで見えず。
穂高連峰方面はガスで見えず。
乗鞍岳 晴れたところで、山頂標を撮影。
晴れたところで、山頂標を撮影。
乗鞍岳 大日岳方面、御嶽山は見えず。
大日岳方面、御嶽山は見えず。
乗鞍岳 山麓方面は晴れているのに。
山麓方面は晴れているのに。
乗鞍岳 たぶん南、中央アルプス方面。
たぶん南、中央アルプス方面。
乗鞍岳 乗鞍本宮神社を休んでいた後方から撮影。
乗鞍本宮神社を休んでいた後方から撮影。
乗鞍岳 どうしても穂高連峰方面のガスが晴れません。
どうしても穂高連峰方面のガスが晴れません。
乗鞍岳 御嶽山方面もダメですね〜。
御嶽山方面もダメですね〜。
乗鞍岳 風は比較的穏やか、気温もこの時期としてはたいしたこと無さそうです。が、じっとしていると寒い
風は比較的穏やか、気温もこの時期としてはたいしたこと無さそうです。が、じっとしていると寒い
乗鞍岳 眺望がダメなので下山します。
眺望がダメなので下山します。
乗鞍岳 斜面をトラバースしていきます。
斜面をトラバースしていきます。
乗鞍岳 肩の小屋を目指します。
肩の小屋を目指します。
乗鞍岳 時折ガスがやってきます。
時折ガスがやってきます。
乗鞍岳 ガスが取れました。
ガスが取れました。
乗鞍岳 トイレ小屋を目指します。
トイレ小屋を目指します。
乗鞍岳 山麓方面は良く晴れています。
山麓方面は良く晴れています。
乗鞍岳 が、乗鞍岳方面はガスっています。
が、乗鞍岳方面はガスっています。
乗鞍岳 雪の結晶。
雪の結晶。
乗鞍岳 氷が付いて良い感じのダケカンバかな。
氷が付いて良い感じのダケカンバかな。
乗鞍岳 振り返っての乗鞍岳。ガスが晴れません。
振り返っての乗鞍岳。ガスが晴れません。
乗鞍岳 ツアーコースの樹林帯を下山していきます。
ツアーコースの樹林帯を下山していきます。
乗鞍岳 ゲレンデに到着。
ゲレンデに到着。
乗鞍岳 アウェイ感タップリのゲレンデ歩き(笑)。
アウェイ感タップリのゲレンデ歩き(笑)。
乗鞍岳 急斜面のカモシカコースを振り返って。
急斜面のカモシカコースを振り返って。
乗鞍岳 ゲレンデは良いお天気だったようで賑わっていました。
ゲレンデは良いお天気だったようで賑わっていました。
乗鞍岳 ゲレンデの途中に木立を逆光で撮影。
ゲレンデの途中に木立を逆光で撮影。
乗鞍岳 ゲレンデからハイパーワープします。でも雲で正面の乗鞍岳は見えず(>_<)。
ゲレンデからハイパーワープします。でも雲で正面の乗鞍岳は見えず(>_<)。

活動の装備

  • オークリー(Oakley)
    ★ オークリーOAKLEYサングラスFLAKJACKETフラック ジャケット 03-897
  • マムート(MAMMUT)
    Climb Jacket AF Men
  • その他(Other)
    ATLAS(アトラス)アスペクト241831873ブルーフリー
  • モンベル(mont-bell)
    アルパインクルーザー 3000
  • モンベル(mont-bell)
    LXF-12アイゼン
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ダイアティッシマ35
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • オリンパス(OLYMPUS)
    M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
  • バーグハウス(berghaus)
    チベッタ ジャケット
  • サロモン(SALOMON)
    BRILLIANT PANT UNION BLUE
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ

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