イグルー作りに挑戦したが・・・坊村‐武奈ヶ岳‐イン谷口

2017.02.25(土) 2 DAYS

活動詳細

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先々週、新雪に阻まれ、八雲が原テント泊ができませんでした。 今回はその時に見つけた御殿山手前の平地でイグルー作りに挑戦しました。 参加していただいたのは、先々週もお供いただいたOarraoさんです。 坊村からの急坂でいきなりワカンつけて登っていましたがアキレス腱が悲鳴を上げ、外しました。今回はアイゼン向けの雪質です。 やっとこさ、今日の目的地に着きました。荷物が17Kgだったので、バテバテでした・・・ 目的地では以前どなたかが風よけ?で作られた直径3mほどの円形の窪地があったので、 これをイグルー作りに有効活用しよう!とのこぎりで雪を切り出し、ブロックを積み重ねて行きました。 何段目かのことろで、このままいくと屋根が3mぐらいになりそうやん?いかんいかん。ということに なり、急きょ円形の窪地のフチに沿って積み上げていたブロックを半月形に変更しました。 のこぎりで雪を切り出すのも重労働です。これを何度も繰り返しました。 途中何度かブロックが崩れてやり直したりしました。 多くの道行く人に話しかけられました。最初は愛想よく返していましたが、日が暮れるまでにできないのではないかと 思い、だんだんそれどころでなくなっていました。愛想なしでごめんなさい! お昼ご飯も食べずに、イグルーを作り続けましたが、16時ごろになって、日暮れまでの完成は無理だなと思い、 屋根はなしで宴会場の風よけとするしかないかなと思っていましたが、Oarraoさん提案の「木の枝を壁に橋渡しし、 その上に雪を乗っける方式」に変更しました。 枯れて落ちている太い木の枝を集め、ブロックの壁と壁に橋渡しし、その上に細い木の枝をできるだけ蜜に敷き詰め、その上に雪を乗せました。 ということで、晴れてイグルーの中で宴会をする準備ができました。 出来上がりはイメージのイグルーに似ても似つかないものとなりましたが、お昼御飯も食べず、必死で作ったので、我々的には満足感がありました。 イグルー(のようなもの)の中でキムチ鍋、日本酒熱燗、ホットワインを飲み、完成を祝いました。 想定内というか椎名まことに本にも書いていましたが、火をつけているときは熱気で雪が解けて水がポトポトと降っている状態でした。 Oarraoさんがイグルーの中で寝るはずでしたが、壁面のブロックが倒れてきて頭を直撃したらヤバいことになるとの判断で、 急きょテントを張りました。 あくる日(26日)はこれまたバテバテで武奈ヶ岳まで登りました。Oarraoさんはむっちゃ元気! 快晴で風もなく、なんとすばらしい登山日和なんだろうという感じでした。 帰りは何十回もコケ、小滑落し、踏み抜きも多々あり、ヨレヨレでイン谷口に出ました。 フラフラな私をOarraoさんにフォローしていただき、何とか山を下りることができました。Oarraoさん、今回もありがとうございました!! 今回はイグルーをメインにしていましたが、当然その道中は雪山であり、雪山の楽しさ、怖さを経験しました。 ということで、今度はどこいこかなー。

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