玄海遊歩道

今日は一日中良い天気だと予報で言っており、特に予定もなかったので急遽登山に行くことにした。どこに行こうか決めるため、ネットで情報を集めているとき玄海遊歩道について知る。若松まで行くのは大変だと思ったが、戸畑から船に乗れば遊歩道の入り口である高塔山公園にすぐ着くことに気づき、船と自転車で行くことにした。 若松の渡船場から高塔山公園までは、地図で見る限り近そうだったけど、急坂がずっと続くため、自転車ではかなり時間がかかってしまった。途中から漕ぐことは諦めて、自転車を押して公園を目指した。 自転車を駐輪場にとめ、玄海遊歩道を歩き始め、まずは石峰山を目指す。最初の1.5キロほどは舗装路が続いていたが、途中から山道になる。遊歩道というだけあり、かなり歩きやすい道だった。だが、健康峠という怪しい立て札を通り過ぎてからは、かなり急な道が続いた。頂上手前500メートルほどはかなり大変で、何度も休憩しつつ登った。 石峰山頂上で、折尾の里山を歩く会の皆さんと出会い、一緒にお昼ご飯を食べた。沢山のご飯やお菓子、はたまた熱々のぜんざいまでご馳走になってしまった。私自身適当なお昼ご飯しか用意していなかったので、何も分けられなくて少し申し訳なかった。 彼らと別れ、時間の余裕がありそうだったので、次は弥勒山を目指して遊歩道を進んだ。しかし、どこまで行っても弥勒山の登山道が見つからず、仕方ないのでひたすらグリーンパーク方面に進むことに。今回は初めての1人登山で、夜遅くなってしまったら不安なので、17時までに下山しようと決めていた。したがって、14時半まで先に進んで、その後はもと来た道を引き返すことにした。 引き返しはじめてしばらくすると、弥勒山登山口を見つけた。どうやら看板に気づかず、通り過ぎていたようだ。時間的には間に合いそうだったけど、体力的にキツかったので弥勒山は諦めた。またいつかリベンジしたい。その後石峰山まで戻り、少し休憩したあと、健康峠をゆっくりと下りて、ひたすら歩き続けると高塔山公園に到着した。 ずっと歩き続けるのは大変だったが、とても楽しかった。また、1人での登山も何とかなるものだ。いろいろと考えながら歩けるので、何かに行き詰った時にはまた登山にいこうと思う。しかし、1人で長時間山道を歩いているといきなり寂しくなったり、怖くなったりする時もあったので、次は友人と行きたい。