谷川 湯蔵山尾根 イグルー造営訓練

2017.02.19(日) 日帰り

活動詳細

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谷川岳天神平の予定だった冬山訓練。しかし、強風により朝から天神平のゴンドラが運休だった為、急遽、谷川岳前衛の湯蔵山尾根へ向かった。 ホワイトバレースキー場の最上部リフト終点から湯蔵山尾根に入り、イグルー造営適地を探す。 適地は、ある程度の斜面があって雪が豊富で雪が締まっている事。 この時期はナカナカのフカフカ雪で適度に締まった雪が見当たらないが仕方ない。 ①最初に直径140センチ〜150センチ位の穴を円形に掘って締まった雪の層を探す。今回はあまり期待できないので適当な所で穴の底を踏み固める。(踏み固まらないけど) ②底の雪をノコギリでブロック状に切り出していく(40×30×30cmの立方体) ③切り出したブロックを穴の開口部に並べて積んでいき二段目も同じぐらいの大きさでやや内側にずらして積んでいく。しかし、雪がサラサラなので上手く安定しない。 ④三段目くらいから長方形の薄型のブロックを積んでいくが薄くすると崩れてドーム状になかなかならない。 ⑤仕方ないので木の枝を屋根の土台にする作戦に切り替える。積んだブロックの一番上に木の枝を渡していく。 ⑥その上に雪ブロックを積んでいくと何とかドーム状にてっぺんを閉じることが出来た。 今回初めてのイグルー造営。好条件では無かったけど何とかできた。 今回作ったイグルーはビバーク目的の為のイグルーなので早く出来る方法のもの。 その他にもエスキモー達が作るような螺旋式イグルーというものもあるそうだ。なかなか奥が深いイグルー造営は楽しかった。

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