美しい雪稜、金剛堂山(南砺市)

2017.03.04(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 47
休憩時間
1 時間 13
距離
10.0 km
のぼり / くだり
1093 / 1093 m
3
1 51
1 22
10
10
48
49
1

活動詳細

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【アクセス】  富山市からは旧八尾町から国道472号線を経由するのが近いのですが、こちらは酷道と言われている道なので冬季は避けた方が無難と判断し、少し遠回りですが国道160号線から旧庄川町経由で国道471号線を進みました。こちらからだと途中に道の駅利賀のトイレが利用できます。登山口は旧利賀スノーバレースキー場の駐車場からですが、トイレ、水場はありません。  南砺市旧利賀村村で発生した土砂災害は、旧利賀スキー場で発生し、金剛堂山の冬季登山口はその奥の旧スノーバレー利賀スキー場でした。朝は仮設道路、帰りは本来の道路が片側交互通行でしたが使用できました。登山には支障はありません。天竺温泉も営業しています。 【天気】  晴れ 【コース状況】  特に危険なところは無いと思います。 昨年は暖冬で積雪は少なく雪面に出た藪が邪魔でしたが、今年の積雪は例年ほどか、たっぷりとあり藪の露出はほとんどありませんでした。締まり気味の雪面の上に新雪が降ったようで、ラッセルになるほどでもありませんが、スノーシューやワカンで無いと踏み抜いて歩くのが大変そうです。アイゼンは必要ありませんでした。 【感想/記録】  今週末もお天気は良い予報。でも前回の3連登の疲労の蓄積と、散財してきたので今週は県内のお山へ。どこへ行こうかと悩みましたが、土砂災害で行けないと思っていた金剛堂山が行けそう。と言う訳で南砺市旧利賀村へ朝7時用45分過ぎに到着し、準備をして8時過ぎには出発。  スノーバレー利賀スキー場横の冬道の急斜面を登ると、あっという間に汗だくに。ここは北アルプスでは無く、標高の低い樹林帯でほぼ無風で暑くなり、すぐにアウターを脱ぐ羽目に。朝の駐車場は−4℃ほどだったのでアウターを着ましたが、必要ありませんでした。学習能力がありません(^_^;)。急斜面を登って行くとようやく夏道に合流。しばらく進むと片折岳にでますが、山頂標が見当たりません。昨年は高い位置にあった山頂標と、どのくらい高さが違うのか確認したかったのに残念。ここからは目指すピークが見えますので、ちょっと休息してから先に進みます。  いったん下ってまた雪稜を何度か登ったり下ったりして登って行きますが、新雪のためスノーシューでもスリップしたり、登った雪面が崩れたりして、効率良く進めません。前回の疲れも残っているようで、いつもの力も出ません。お天気が良いのでアウターを脱いでもまだ暑い。坂を登るのが苦しくなって休み休み進んで行きます。11時半過ぎにようやく標高1538mの前金剛に到着。今年はやはり雪が多いため、昨年は顔を出していた祠は、雪に隠れていました。時間はまだあったので標高1560mの最高峰の中金剛を目指しますが、最後の力を振り絞って12時前にようやく到着。  山頂付近はハイマツの疎林帯のため広い雪原が広がり、雪山らしい素晴らしい景色が広がります。お天気は良いものの、残念ながらもう3月で気温が高いためか,期待していた立山連峰や穂高連峰等の北アルプスや白山は霞で見えず、眺望はちょっと残念でした。幸い頂上付近の風は穏やかだったので、アウターを着て防寒テムレスを着け、スノーシューを外して昼食を食べることにしました。  帰りは山頂からちょっと下るとやはり暑くなって、アウターも防寒テムレスもすぐに脱ぎ、ドンドン下ります。お天気はずっと良く風もあまり無いので、気温が上がってさらに暑い。最後の急坂はスノーシューで降りづらいので、なるべくジグザグに降りましたが、なんとか転ばずにスキー場まで降りられました。今回山頂に向かったのは4名と、お天気が良いのにやはり土砂災害の影響か登山者は少なかったですね。先行者のトレースが有り雪面もラッセルにはなかったのですが、行きは約4時間弱、帰りは約2時間かかりました。 【注意点や反省点】  赤テープ等の目印は少なく、ガスると道迷いとなるかも。途中にスノーシューでも踏み抜く深い落とし穴があり。1回片足を落としてしまい、スノーシューが引っかかってしまい、引っ張り上げるのが大変でした。  お天気が良い日は紫外線が強くなり、そろそろ日焼け対策をしっかりとした方が良いかも。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)   1,015 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)  204 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)   14 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)   180 ウォーキングの距離(km)  22.2 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  27,757 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  52〜131 体重  63.7 -> 62.9

金剛堂山 スノーバレー利賀スキーから行きます。
スノーバレー利賀スキーから行きます。
金剛堂山 写真からは分かりませんが、最初は結構な急登でした。
写真からは分かりませんが、最初は結構な急登でした。
金剛堂山 高度を上げていきますが、お天気が良く暑い。
高度を上げていきますが、お天気が良く暑い。
金剛堂山 この辺が夏道との合流点だったはず。
この辺が夏道との合流点だったはず。
金剛堂山 ちょっと暖斜面になったり。
ちょっと暖斜面になったり。
金剛堂山 樹林帯なので無風でアウターを脱いでもまだ暑い。
樹林帯なので無風でアウターを脱いでもまだ暑い。
金剛堂山 大きなブナの木。
大きなブナの木。
金剛堂山 ようやく片折岳に到着。目指すピークが見えます。ここからいったん下ります。
ようやく片折岳に到着。目指すピークが見えます。ここからいったん下ります。
金剛堂山 主雪稜を進みます。
主雪稜を進みます。
金剛堂山 また急登を登ったり。
また急登を登ったり。
金剛堂山 またちょっと下ったり。
またちょっと下ったり。
金剛堂山 見えてからが長いピーク。
見えてからが長いピーク。
金剛堂山 美しい雪稜。
美しい雪稜。
金剛堂山 また登ってちょっと下って。
また登ってちょっと下って。
金剛堂山 ピークまでもうちょっと。
ピークまでもうちょっと。
金剛堂山 最後の斜面を登って。
最後の斜面を登って。
金剛堂山 前金剛の頂上には先行者の方がおられました。
前金剛の頂上には先行者の方がおられました。
金剛堂山 前金剛から最高点の中金剛を目指します。
前金剛から最高点の中金剛を目指します。
金剛堂山 また下って登って。
また下って登って。
金剛堂山 ちょっと顔を出していた石碑。
ちょっと顔を出していた石碑。
金剛堂山 中金剛に到着。白木峰方面を撮影。
中金剛に到着。白木峰方面を撮影。
金剛堂山 立山連峰方面ですが良く見えません。
立山連峰方面ですが良く見えません。
金剛堂山 こちらは岐阜県方面。霞がなければ穂高連峰が見えるはず。
こちらは岐阜県方面。霞がなければ穂高連峰が見えるはず。
金剛堂山 白山方面。
白山方面。
金剛堂山 石川県方面。
石川県方面。
金剛堂山 登ってきた前金剛方面。
登ってきた前金剛方面。
金剛堂山 この光景を見ながら昼食。
この光景を見ながら昼食。
金剛堂山 下山していきます。
下山していきます。
金剛堂山 良く晴れていましたが、遠くは霞んで今日の眺望はダメでした。
良く晴れていましたが、遠くは霞んで今日の眺望はダメでした。
金剛堂山 ここも美しい雪稜。
ここも美しい雪稜。
金剛堂山 雪はたっぷりとあります。
雪はたっぷりとあります。
金剛堂山 雪稜が続きます。
雪稜が続きます。
金剛堂山 この雪稜を下って行きます。
この雪稜を下って行きます。
金剛堂山 前方の山々は牛岳の方面かな。
前方の山々は牛岳の方面かな。
金剛堂山 美しい雪面。
美しい雪面。
金剛堂山 スキーならずっと下って行けそう。
スキーならずっと下って行けそう。
金剛堂山 中金剛付近を振り返って。
中金剛付近を振り返って。
金剛堂山 雪庇が見えますね。
雪庇が見えますね。
金剛堂山 ソフトクリームか。
ソフトクリームか。
金剛堂山 石川県側なので、このピークはマルツンボリ山か。
石川県側なので、このピークはマルツンボリ山か。
金剛堂山 またいったん下って。
またいったん下って。
金剛堂山 ブナの木に寄生するヤドリギ。
ブナの木に寄生するヤドリギ。
金剛堂山 下山時の登り返しがキツイです。
下山時の登り返しがキツイです。
金剛堂山 片折岳周辺にまで戻ってきました。
片折岳周辺にまで戻ってきました。
金剛堂山 今年の雪は例年並みか、昨年と比べると格段に多いです。
今年の雪は例年並みか、昨年と比べると格段に多いです。
金剛堂山 雪面の面白い模様。
雪面の面白い模様。
金剛堂山 急坂を下ります。
急坂を下ります。
金剛堂山 写真で見るよりも結構急なのです。
写真で見るよりも結構急なのです。
金剛堂山 あともうちょっとなのですが、スノーシューでは急斜面を直下降できず、できるだけジグザグにおります。
あともうちょっとなのですが、スノーシューでは急斜面を直下降できず、できるだけジグザグにおります。
金剛堂山 スノーバレー利賀スキー場に戻りました。雪はまだ多いですね。
スノーバレー利賀スキー場に戻りました。雪はまだ多いですね。
金剛堂山 車窓から仮設道路手前の信号。帰りは右側の本来の道路が通行できました。
車窓から仮設道路手前の信号。帰りは右側の本来の道路が通行できました。

活動の装備

  • オークリー(Oakley)
    ★ オークリーOAKLEYサングラスFLAKJACKETフラック ジャケット 03-897
  • バーグハウス(berghaus)
    ジョラスソフトシェルジャケット
  • マムート(MAMMUT)
    Climb Jacket AF Men
  • その他(Other)
    Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
  • オリンパス(OLYMPUS)
    OLYMPUS標準ズームレンズED12-40mmF2.8防塵防滴マイクロフォーサーズ用M.ZUIKOED12-40mmF2.8PRO
  • キーン(KEEN)
    メンズ WINTER PORT 2
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ダイアティッシマ35
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ
  • フーディニ(HOUDINI)
    Fusion Gear Pants
  • その他(Other)
    ATLAS(アトラス)アスペクト241831873ブルーフリー

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