紀泉アルプス・飯盛山から札立山

2017.03.11(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 38
休憩時間
1 時間 6
距離
10.0 km
のぼり / くだり
697 / 728 m
16
24
45
36
1 6
54
8

活動詳細

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女性リーダーのもと、大阪中高年ハイキングクラブのメンバー22名の参加者。 南海電車、孝子(きょうし)駅から高仙寺、高野山、飯盛山、札立山を経て鳴滝不動尊、鳴滝団地に下山と言うルートを辿ります。 当日の山の気温は10数度と暖かい予報でしたが、朝の内は意外に冷え込んでやや肌寒いスタートになりました。 登山口までの道が工事中になっていて、ガードマンが通してくれない。 止むなく、大きな車道を迂回する事になった。 登山口から高仙寺まで緩やかなさと道を紅白の梅の花、鮮やかな菜の花など目にも麗しい春を楽しめました。 高仙寺へは長い石の階段を登って行く。風雪に耐えた長い歴史を伺わせて古めかしい仁王像の立つ山門に辿り着く。 不思議な事に、この阿形の背後に壁を隔てて奇妙な置物がある。 鰐のような顔つきながらその歯は平べったくて行儀よく並んでいる。胴体から裾の方はトカゲのように細長い。 何の謂れからこの場所に置かれたのかメンバーの誰もが首を捻っておりました〜⁇ 急坂を経て高野山285mより進路を北東へ取って反射板方面へ、と、ここに林道のような広い道と右手に登る山道の分岐に差し掛かる。 この山道の左右両側に真新しいピンク色のテープがぶら下げてあるので右手の山道を採ると、そこは鉄塔と反射板迄の行き止まり、関電道であった!! ソソクサと引返し正規のルートへとりなおす。 藤戸山、325mピークを経て孝子札立分岐を北へ折れ、12時過ぎには飯盛山山頂384.5m、展望台の景色を一頻り楽しんでから昼食、温かい日差しに休憩も少々ノンビリと過ごして元の道を孝子札立分岐へと折り返す。 316mピークから関電道分岐、札立山349.2mへと続く道。 山と高原地図に『切立三宝台・紀ノ川の眺め良い』と書かれた見晴らしの良い場所に出た。 和歌山市の街を大きく二つに割くように紀ノ川は泰然と流れている。 山の南側は絶壁となって切れ落ちていて、大きく迂回、崖の下に降りると見上げる高さの断崖にメンバーの皆さん一様に〝お〜〜〟とため息交じりの声が聞こえてきます。 まだ冬枯れの色あいの草原を抜けて鳴滝不動尊から鳴滝団地のバス停が本日の終点。 終日日和に恵まれて爽やかなハイキングでした。 中でも特筆したいのは、メンバーの1人に87歳になられる女性の参加があった事です。 最初から最後まで、皆に遅れまじと懸命に歩かれているお姿を拝見すると、果たして自分が同じ歳になってこんな風に歩けるのかな?とふと考えると崇敬の念さえ覚えるのでした。 恐るべし昭和戦中派女史健在なり、ブラボー❣️

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