鬼が一夜で造った伝説の「一夜山」

2015.04.23(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 37
休憩時間
1 時間 17
距離
7.5 km
のぼり / くだり
641 / 666 m
2 1
1 15

活動詳細

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えー、すっかり春なんですが、まだまだバックカントリーがしたい! 先週行けなかった唐松岳に登って滑りたい! ということで意気揚々と八方尾根スキー場に向かったのですが、そこでボードブーツを忘れてきた事に気付き、泣く泣く断念することに…(-_-;) ショックだー!!( ̄O ̄;) それなら、本来滑るハズだった山を真正面から見てみよう!と思い、事前にチェックして気になっていた長野市鬼無里の一夜山という山に登りました。 この「一夜山」、その昔天武天皇のころ、風光明媚かつ岩山に囲まれた要塞堅固のこの地へ遷都しようとしたところ、ここに住む鬼達が自分たちの住み家を荒されては困ると、一夜にして山を築きあげて妨害したという伝説の山らしい。 だがしかし、その妨害にブチ切れた天皇が圧倒的武力で鬼達を殲滅し、この地は鬼がいなくなった里「鬼無里」と呼ばれるようになったそうな。 さて、白馬から車を走らせて約40分。 ギザギザの戸隠連邦が見えてきます。一夜山はその南端にちょこんとそびえる綺麗な三角錐の独立峰です。 無雪期は登山口まで車で行けるようですが、この時期まだ長野の山村は雪深く、林道途中から積雪、土砂崩れが凄まじく、途中で車をデポすることになりました。 スタート地点から幾度となく現れる土砂崩れ跡。行く手を阻まれます。 林道を歩くこと10分、登山口の案内板通りに進みます。 そしてまた林道を歩いたのですが、なんとこの先ルートを間違えていたのです。 それに気付いたのはずいぶん経ってから… ヤマップで確認すればもっと早く気付けましたが、「自分は登山口まで林道を歩く」という思い込みから現在地確認をせず長いこと歩いてしまいました。 実は案内板のすぐ後にY字路になっている箇所があるのですが、積雪の為不明瞭であったことと、登山口とは違う方面の林道の方が開けていて、林業者向けの案内板みたいな物があったことから、何の迷いも無くこちらへ進んでしまいました。 間違いに気付いてさあどうしよう。としばし考える。 地図を見ると、今いる場所から直登すれば山頂に行ける!とにわかに思えてくる(笑) もちろん登山道では無いし、等高線の間隔は狭い。 はい、先週に引き続き読図ルーファイ訓練の開始でーす! とりあえず適当に見つけた沢筋を直登します。積雪とかなりの傾斜で思うように進めません。里山だと思ってナメて車にアイゼンとストックを置いてきたことを激しく後悔(>_<) いつからか手頃な木の枝を拾って杖代わりにして登りました。小学校の遠足で早い段階で拾った奴がヒーローになってたなぁ、なんて事を思い出しました(笑) しかしもう明らかにこれは無理だろうという斜度になってきた為、直登は諦め、等高線沿いに移動し登山道に合流しました。 ちょうど山頂まで500mの案内板がある所に出て、ほっと一息。やっぱ俺って出来る人間だな~!(ドヤ顔) そこからは積雪あるものの迷うことなく山頂へたどり着けました。 山頂からの展望は圧巻の一言! 私の大好きな白馬の山を正面に、北アルプスの大パノラマが目の前に開けました! ボード滑れなかったのは残念でしたが、これはこれで大満足です(*^_^*) 下山はちゃんとした登山道を下りました。当たり前だけど(^^;; でも登山道も雪崩や土砂崩れの跡が多くてビビりました。 下山中視界に入ってくるのは、戸隠連峰西岳の荒々しい山容。 ヤバイですねー、登頂意欲掻き立てられますねー! 夏になったら登ってやるから待ってろよー(・ω・)ノ

砂鉢山・虫倉山 中央左が一夜山。右に戸隠連峰が連なる
中央左が一夜山。右に戸隠連峰が連なる
砂鉢山・虫倉山 林道は落石、倒木だらけ。車で行ける所まで進むも、ここが限界
林道は落石、倒木だらけ。車で行ける所まで進むも、ここが限界
砂鉢山・虫倉山 車を安全な所に停めて登山開始。いきなり行く手を阻まれる(^^;;
車を安全な所に停めて登山開始。いきなり行く手を阻まれる(^^;;
砂鉢山・虫倉山 西越開拓地という場所から西岳を見る。スバラシイデス!
西越開拓地という場所から西岳を見る。スバラシイデス!
砂鉢山・虫倉山 登山口はあちら。ここまでは間違っていない
登山口はあちら。ここまでは間違っていない
砂鉢山・虫倉山 雪あり過ぎて林道なのかどうかもわからない
雪あり過ぎて林道なのかどうかもわからない
砂鉢山・虫倉山 間違いに気付いてルート修正する。ここからよじ登りました
間違いに気付いてルート修正する。ここからよじ登りました
砂鉢山・虫倉山 写真じゃわかりずらいけど、めっちゃ急(^^;;
写真じゃわかりずらいけど、めっちゃ急(^^;;
砂鉢山・虫倉山 杖1号を装備(^o^)
杖1号を装備(^o^)
砂鉢山・虫倉山 無事登山道に合流。助かった!この先は楽勝でしょ、と思って杖1号とはここでお別れ
無事登山道に合流。助かった!この先は楽勝でしょ、と思って杖1号とはここでお別れ
砂鉢山・虫倉山 ここをよじ登ってきました
ここをよじ登ってきました
砂鉢山・虫倉山 あと300m
あと300m
砂鉢山・虫倉山 雪の壁が立ちはだかる(´Д` )ここで杖2号を拾った
雪の壁が立ちはだかる(´Д` )ここで杖2号を拾った
砂鉢山・虫倉山 開けてきた
開けてきた
砂鉢山・虫倉山 陽当たりが良いところには全然雪無いんだけど。あと100m
陽当たりが良いところには全然雪無いんだけど。あと100m
砂鉢山・虫倉山 山頂到着!すげー雪(´・Д・)」
山頂到着!すげー雪(´・Д・)」
砂鉢山・虫倉山 鳥居がここまで埋まってます。積雪は2mくらいかな
鳥居がここまで埋まってます。積雪は2mくらいかな
砂鉢山・虫倉山 鬼女の伝説もあるようです
鬼女の伝説もあるようです
砂鉢山・虫倉山 キターーー!!!アルプス(笑)どうだこの景色!
キターーー!!!アルプス(笑)どうだこの景色!
砂鉢山・虫倉山 白馬、小蓮華山、白馬乗鞍
白馬、小蓮華山、白馬乗鞍
砂鉢山・虫倉山 白馬鑓、杓子、白馬
白馬鑓、杓子、白馬
砂鉢山・虫倉山 唐松、不帰ノ嶮、天狗の頭
唐松、不帰ノ嶮、天狗の頭
砂鉢山・虫倉山 鹿島、五竜
鹿島、五竜
砂鉢山・虫倉山 爺、針ノ木、蓮華
爺、針ノ木、蓮華
砂鉢山・虫倉山 裏銀座の山も見える!野口五郎かな?
裏銀座の山も見える!野口五郎かな?
砂鉢山・虫倉山 ドヤ顔!!左手に杖2号。素敵なステッキ☆
ドヤ顔!!左手に杖2号。素敵なステッキ☆
砂鉢山・虫倉山 北を見ると雨飾
北を見ると雨飾
砂鉢山・虫倉山 焼山、火打
焼山、火打
砂鉢山・虫倉山 東に飯縄山
東に飯縄山
砂鉢山・虫倉山 のどかな山村
のどかな山村
砂鉢山・虫倉山 山頂ランチは信州牛ステーキ!
山頂ランチは信州牛ステーキ!
砂鉢山・虫倉山 素敵なステーキ(笑) 付け合せは必殺のじゃがりこDEポテサラ
素敵なステーキ(笑) 付け合せは必殺のじゃがりこDEポテサラ
砂鉢山・虫倉山 下山前にもう一度眺めて目に焼き付けます
下山前にもう一度眺めて目に焼き付けます
砂鉢山・虫倉山 さて下山します。この方向から西岳が見えます
さて下山します。この方向から西岳が見えます
砂鉢山・虫倉山 西岳!
西岳!
砂鉢山・虫倉山 下り途中、ボードで滑ったらいい感じの斜面!
下り途中、ボードで滑ったらいい感じの斜面!
砂鉢山・虫倉山 ここも!あ~、ボード担いでくれば良かった~! って、そいうえばブーツ無かったんだ(笑)
ここも!あ~、ボード担いでくれば良かった~! って、そいうえばブーツ無かったんだ(笑)
砂鉢山・虫倉山 雪崩れてる
雪崩れてる
砂鉢山・虫倉山 登山道埋まり過ぎ
登山道埋まり過ぎ
砂鉢山・虫倉山 やっぱりチラ見してしまう西岳
やっぱりチラ見してしまう西岳
砂鉢山・虫倉山 土砂崩れパネー(´・Д・)」
土砂崩れパネー(´・Д・)」
砂鉢山・虫倉山 自然の驚異やね
自然の驚異やね
砂鉢山・虫倉山 一夜山の北面。人工的に削り取られている。近くのダムを建設する際に採石したそうな。
一夜山の北面。人工的に削り取られている。近くのダムを建設する際に採石したそうな。
砂鉢山・虫倉山 北斗の拳のED曲がこんな感じだったのをふと思い出した(笑)
北斗の拳のED曲がこんな感じだったのをふと思い出した(笑)
砂鉢山・虫倉山  もうすぐ登りで間違えた分岐だ
もうすぐ登りで間違えた分岐だ
砂鉢山・虫倉山 ここを間違えて左に行ってしまった(´Д` )
正解は右方向。これは分からんって!
ここを間違えて左に行ってしまった(´Д` ) 正解は右方向。これは分からんって!
砂鉢山・虫倉山 また西岳。どんだけ気になってんねん(笑)
また西岳。どんだけ気になってんねん(笑)
砂鉢山・虫倉山 無事に車に到着。土砂崩れや落石で潰れてなくて良かった〜!
無事に車に到着。土砂崩れや落石で潰れてなくて良かった〜!
砂鉢山・虫倉山 山から少し離れて全容を見渡す。ってゆうか気になって仕方ない西岳。
山から少し離れて全容を見渡す。ってゆうか気になって仕方ない西岳。
砂鉢山・虫倉山 参考、白馬さのさかスキー場から見た一夜山と戸隠連峰。
参考、白馬さのさかスキー場から見た一夜山と戸隠連峰。

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