活動データ
タイム
04:37
距離
7.5km
のぼり
641m
くだり
666m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るえー、すっかり春なんですが、まだまだバックカントリーがしたい! 先週行けなかった唐松岳に登って滑りたい! ということで意気揚々と八方尾根スキー場に向かったのですが、そこでボードブーツを忘れてきた事に気付き、泣く泣く断念することに…(-_-;) ショックだー!!( ̄O ̄;) それなら、本来滑るハズだった山を真正面から見てみよう!と思い、事前にチェックして気になっていた長野市鬼無里の一夜山という山に登りました。 この「一夜山」、その昔天武天皇のころ、風光明媚かつ岩山に囲まれた要塞堅固のこの地へ遷都しようとしたところ、ここに住む鬼達が自分たちの住み家を荒されては困ると、一夜にして山を築きあげて妨害したという伝説の山らしい。 だがしかし、その妨害にブチ切れた天皇が圧倒的武力で鬼達を殲滅し、この地は鬼がいなくなった里「鬼無里」と呼ばれるようになったそうな。 さて、白馬から車を走らせて約40分。 ギザギザの戸隠連邦が見えてきます。一夜山はその南端にちょこんとそびえる綺麗な三角錐の独立峰です。 無雪期は登山口まで車で行けるようですが、この時期まだ長野の山村は雪深く、林道途中から積雪、土砂崩れが凄まじく、途中で車をデポすることになりました。 スタート地点から幾度となく現れる土砂崩れ跡。行く手を阻まれます。 林道を歩くこと10分、登山口の案内板通りに進みます。 そしてまた林道を歩いたのですが、なんとこの先ルートを間違えていたのです。 それに気付いたのはずいぶん経ってから… ヤマップで確認すればもっと早く気付けましたが、「自分は登山口まで林道を歩く」という思い込みから現在地確認をせず長いこと歩いてしまいました。 実は案内板のすぐ後にY字路になっている箇所があるのですが、積雪の為不明瞭であったことと、登山口とは違う方面の林道の方が開けていて、林業者向けの案内板みたいな物があったことから、何の迷いも無くこちらへ進んでしまいました。 間違いに気付いてさあどうしよう。としばし考える。 地図を見ると、今いる場所から直登すれば山頂に行ける!とにわかに思えてくる(笑) もちろん登山道では無いし、等高線の間隔は狭い。 はい、先週に引き続き読図ルーファイ訓練の開始でーす! とりあえず適当に見つけた沢筋を直登します。積雪とかなりの傾斜で思うように進めません。里山だと思ってナメて車にアイゼンとストックを置いてきたことを激しく後悔(>_<) いつからか手頃な木の枝を拾って杖代わりにして登りました。小学校の遠足で早い段階で拾った奴がヒーローになってたなぁ、なんて事を思い出しました(笑) しかしもう明らかにこれは無理だろうという斜度になってきた為、直登は諦め、等高線沿いに移動し登山道に合流しました。 ちょうど山頂まで500mの案内板がある所に出て、ほっと一息。やっぱ俺って出来る人間だな~!(ドヤ顔) そこからは積雪あるものの迷うことなく山頂へたどり着けました。 山頂からの展望は圧巻の一言! 私の大好きな白馬の山を正面に、北アルプスの大パノラマが目の前に開けました! ボード滑れなかったのは残念でしたが、これはこれで大満足です(*^_^*) 下山はちゃんとした登山道を下りました。当たり前だけど(^^;; でも登山道も雪崩や土砂崩れの跡が多くてビビりました。 下山中視界に入ってくるのは、戸隠連峰西岳の荒々しい山容。 ヤバイですねー、登頂意欲掻き立てられますねー! 夏になったら登ってやるから待ってろよー(・ω・)ノ
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