氷ノ山スキーツアー(わかさスキー場~氷ノ山~坂ノ谷)

2017.03.17(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 32
休憩時間
1 時間 20
距離
14.9 km
のぼり / くだり
926 / 1078 m

活動詳細

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”オールラウンドな自然遊びの達人”テントレックさん 美作のT高校の後輩と分かって会いに出かけ、著書「山蹊記2」を読んでから、私の山は少し変わったかもしれない。 その証拠に、この年齢にしてテレマークスキー一式を買って始めたのだ。ほとんど”年寄りの冷や水”・・・笑 2月の下旬、但馬でテントレックさんの指導で初テレマーク。しかし滑るより転んでばかりのボロボロ・・板に乗れない。 私が「やっぱりやめます」と言うのを心配したのか、「練習とツアーに氷ノ山へ行きましょう」と声をかけてくださった。 達人からのまたとない誘いを断るはずがない。林間を滑れるのかと不安を感じながらも、その日を待ちました。 ≪1日目:テレマークの練習≫ 戸倉峠(兵庫・鳥取県境)南の「やまめ茶屋」下の駐車場で合流。ツアー後の移動のために車をデポしスキー場へ。 この日の目標は、足を前後にずらしたテレマーク姿勢で安定的に板に乗ること、できればターンを身につけること。 斜滑降で滑るけどやはり板に乗れない。膝を完全に曲げての斜滑降は、板に乗る感覚をつかむのに良かった。 それでもふらつく。なぜだろうとテントレックさんがジーッと見て分かったのは、谷足のエッジが効いてないこと。 谷足がボーゲン状態になって制動がかかるので安定せず、修正しようとしてまたふらつくのだ。 意識して修正することで少し安定し、かすかに希望の光が見える気がした。ターンは次回以降の課題となった。 下山後は温泉で汗を流し、翌日のツアーでご一緒したTさん宅にお世話になり、鍋を囲みながら山の話で盛り上がりました。 ≪2日目:スキーツアー≫ テントレックさん、Tさん、私の3人でリフト終点へ。中継点でリフトをつかむ手を間違え大転倒・・おい大丈夫か!(笑) トレースがあったので靴の方が早いと判断し、板をザックにつけて(シートラーゲンと言うらしい)登ります。 傾斜が緩やかになったところでシールをつけて三ノ丸へ。 Tさん曰く「避難小屋がすっぽり雪に埋まったのは初めて」・・今年の雪の多さが分かります。 ピークを登り、滑って下り、最後に大きな斜面をハーハー言いながら登り詰めたところが氷ノ山の頂上。 雪の季節に5~6回登ったけど、最後の2012年からは5年ぶり。スキーでの登頂は夢みたいだ。 問題は下り。ビギナーの私は、登ってきたトレースの上をシールをつけて滑り、そして登り、三ノ丸へ。 ベテランの二人はテレマークで颯爽と下っていった。私にもあんな日が来るのか? それとも老いが先?(笑) 三ノ丸からは板をつけて、クラシックなルートという緩やかな坂ノ谷コースを下ります。 「山では、テレマークでなくても、斜滑降でもボーゲンでもなんでもいい、大切なのは転ばないこと」 テントレックさんの言葉に励まされて、まっ白な雪原に飛び出します。その気持ちのいいこと・・ 「スキーで5分下ったところは、登り返すのに1時間かかるから、ルートの確認を小まめに・・」 二人が地図と時計で、私がYAMAPで現在地を確認。そして方向を決めます。 普段なら大ざっぱに方向を決めるが、二人が小さな尾根・谷・ピークの微地形を巧みに読み取るのに感心した。 「早く下りてしまうのはもったいない」と、途中のブナ林で板をはずし昼食タイム。 青い空、白い雪、春をまつブナ林・・サンドイッチ、にぎり、珈琲をいただきながら、贅沢な時間です。 ブナの林をなんとか抜け、ときどき転び、最後の急斜面を横滑りで下ると、林道の予定地点に無事下山。 5kmあるという林道を滑ったり、漕ぎながら、車をデポした「やまめ茶屋」下の駐車場へ。 無雪期に歩けば三ノ丸から4時間のところを実質1時間半で下った。 約30年前に山スキーをかじった程度の私を辛抱強く指導し、ツアーに連れ出してくれたテントレックさんに感謝。 そして、雪山をもっと楽しむためにテレマークを身につけたいと真剣に願っているのです。 ≪おせっかい情報≫ ・山・岩・沢・雪山・テレマークなどの技術や楽しみ方は、テントレックさんの2冊目の本「山蹊記2」に詳しい。  先輩のつとめとして”営業部長”をしています。ご希望の方は、私または下記のテントレックさんのメッセージへ  https://yamap.co.jp/mypage/189445

メンバー

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