丹生山系 東下の表参道から帝釈山、496m無名峰尾根下山

2017.03.17(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 13
休憩時間
40
距離
7.5 km
のぼり / くだり
590 / 590 m
1 57
1 39

活動詳細

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多田繁次さんの「北神戸の山やま」に紹介のある帝釈山登山道の一つ、表参道コースを2月16日( https://yamap.co.jp/activity/695420 )の旧鉱山道に続き歩いてきました。 丹生会館付近の道の膨らみに車を停めて東へ少し歩くと小さな小川(北山川)を渡る。左手にはこれから辿る帝釈山と大きな二本杉と辻堂が建つ長谷の集落が望める。自然歩道と別れて坂道を登ると古い石仏や力士の碑が並んでいる辻堂の横に出る。本によると、集落を抜けると丹生山表参道のように丘陵上の道を行き二又で左へとり狭い田んぼへ下り谷川のほとりへ出ると書いてある。地形図で確認すると確かに左へ下り沢沿いの道が書かれている。この道に入り降って行くと獣除けの先から笹薮となるが道の跡は残っており構わず笹薮を分けて進み沢へ出る。沢添いには導水管が設置され沢沿いに尚も進むが二俣の先で沢を辿るのが難しく時間も予定より大幅に遅れているので、沢沿いのルートを諦め再度地形確認を行う。右股の上流にはダム池があり、そこには実線の道が書いてあるので、少し戻って右股へルートを変更する。小さな沢とは言え小さな段差もあり脆い岩棚を越えるのはリスクが高いので、中間の尾根を薮漕ぎで登る。尚も笹薮を分けて強引に進むとポッカリと林道へ飛び出す。時間にして30分程だが、辻堂の先の二又を右に進み丘陵の上に出るのが正解だった。 コンクリートで固められた林道を進むと取水施設で林道は終わり、その先は沢沿いに進むしか無くなる。先程の勘違いもあるのでもう一度地形図で確認。100m程戻ると右上への杣道分岐が有るので戻ってみたが猛烈な笹薮で獣道さえ無い。旧鉱山道との合流地点までそんなに距離も無いので沢沿いを進む事に決めて沢へ降りる。全くの平流で飛び石伝いに遡行するが倒木や木の被さりで時間が掛る。諦めて右岸へ上がり植林帯を進む。所々石積みの石垣や堰堤、荒れてはいるが昔は林道として機能していたであろう平らな場所もあり、歩き易くなる頃左上から林道の様な道が降りてきた。これを登り切ると前回の旧鉱山道との分岐点に到着。 ここからは一転して更に歩き易くなる。鉱山跡への道と帝釈山への道の分岐点で初めて黄色や白、青のテープ類が巻いてあり、これからずっと続いていた。分岐点で暫し休憩して右の帝釈山登山道を辿る。ルート上には神戸市の赤杭が埋めて有るので間違えようもないです。縦走路に出て西へ尾根を辿ると三角点の在る帝釈山山頂、日溜りで食事を済ませ旧鉱山道分岐へ尾根通しで辿る。 標高点496m峰への尾根にも白テープが沢山有りやや興醒めでしたが、所々南側の展望もあり快適に丹生山表参詣道に合流し丹生会館の表参道登山口まで戻ってきました。 今度は、帝釈山から無動寺への下山尾根を辿ってみようかと思案中です。

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