積雪期の栂池自然園

天気予報の「19日は全国的に行楽日和」の言葉を信じて、前夜から栂池スノーパークに車を走らす事に。深夜にゴンドラ前駐車場に到着し、朝まで仮眠をとる。朝、目覚めると何故か周りの景色が白っぽい。降雪が始まっていて、スノーパーク上部はすでにガスがかかっている。それでも天気予報を信じて、上を目指しゴンドラに乗り込んだが、ロープウェイ乗り場で「本日、終日運休」を言い渡された。理由は深夜からの降雪で雪崩の危険度が④に上がったためだそうだ。RWでの楽チン移動はあきらめて、スノーシューを装着し、ゲレンデスキーの板とブーツをザックでハイクアップして天狗原を目指した。しばらくして栂池自然園に到着したが、いっこうに天気の回復は見こめないし、白馬三山どころか近場の展望も無く、残念ですが天狗原を早々にあきらめてスキー場まで下山する事にした。今年はどうも太陽に嫌われている様で、代わりに新雪に恵まれているみたいだ。まだ積雪も多く自然園辺りの建物の一階は完全に雪の中に埋もれていた。下りはスキーで楽々だが、重い湿った新雪なので思った程スピードが出なかった。予定よりかなり早く下山したので、後はゲレンデスキーを楽しめた。スキー場は夕方まで雪は降り続いて、悪天候の中無理して天狗原に行かなくて、結果オーライと自分で納得する事にした。