アントキノ長渕に会いに、ついでに市房山

今となれば声質も体つきも変わってしまって当時の面影は見る影もありませんが、まだ髪の長かった頃の唄が好きで大昔、指が擦り切れるぐらいギターと格闘したり、ハーモニカを酸欠になりながらも吹き散らかしたもんです。 先日、たまたまYouTube観てたらアントキノ唄を歌う本人の動画を発見。懐かしみながら観てたら、いや、これよく見たら本人ちゃうで！え？誰？しかしよく似てる、歌もギターもメッチャウマイ。おまけにギターのコードの押さえ方までそっくり！ この人、takuya nagabuchiさんというその筋では有名な人で、そのあまりの質の高さで物真似を超えた存在として認められており単独ライブをあちこちでやられている人なんだそうです。なんせ『フォークアイドル期』『ロックバンド期』『カリスマボイス期』『生涯現役期』の４時代の声を使い分けて歌えるんですから、ある意味本人以上。そんな彼が宮崎へ来るという情報をゲット。もう一人のアントキノの長渕に会いに遠征に行ってきました。 いやー贅沢な二時間半でしたね。桜島でもなく、富士山でもなく、100人程度規模のライブハウスで1、2期の頃の曲を中心にアントキノ長渕を堪能してきました。 まぁ、長渕の話はそれぐらいにして副題に入ります。 帰り道だったのでそこをチョイスしたのですが下にまとめとおきました。それと写真を参考にしてください ①市房山 キャンプ場からのコース。全く問題なし。4から7号目まで急登が続きます。7号目からの開けた眺望はgood！ ②市房山～二つ岩 この縦走路は崩落に付き立ち入り禁止とのことですが、自己責任で行けるところまで行ってみる。確かに崩落により切り落ちた痩せ尾根などありましたが特に危険は感じませんでした。ゆっくり通過すれば大丈夫。この程度の難易度の登山道珍しくありませんし道も薄いですが踏み跡たどれば迷うようなことはありません。 ここの黄金色の絨毯の上を歩くような稜線は最高でした ③二つ岩～キャンプ場 ここは大問題。二つ岩直下の崖のアップダウンはかなり足元が不安定でここは危険。慎重にいきましょう。 登り切ってからしばらくは踏み跡たどれば問題ないのですが、あるところから道を外してしまい復帰もままならず沢を下ることに。やがてGPS上は復帰しているはずなのに道がわからない。右往左往しながら、とにかく方角だけを守ってずり落ちながらの急斜面を登り自分の身長を超える藪をこぎながらなんとか林道へ飛び出し遭難を免れました。いやーホントに危なかった。 しかし、ここはマーキングも殆ど何もない迷い道登山道。②を禁止するぐらいなら③こそ禁止やろとブツブツ呟きながらアスファルトを歩き予定より1時間以上遅れて無事キャンプ場到着。 ③はGPS必須、一人では絶対行かない方がいいです。市房山から二つ岩を自己責任で縦走したい方はしんどいけど市房山経由のピストンをお勧めします。 しかし、ここの山容って下から見たら越後三兄弟の三男坊に似てるな。標高もだいたい同じやし そう、アントキノの八海山を懐かしみながら熊本の奥地を後にしました