活動データ
タイム
17:24
距離
32.3km
のぼり
2328m
くだり
2527m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る1日目 奥多摩駅ーバスー鴨沢BS-登山口ー七ツ石小屋ー石尾根ー奥多摩小屋(テント泊) 2日目 奥多摩小屋テント場ー雲取山頂(ご来光)ー奥多摩小屋テント場(撤収)ー七ツ石山山頂ー鷹ノ巣山避難小屋(昼食)ー鷹ノ巣山ー石尾根縦走ー水根山ー奥多摩駅 昨年9月に奥秩父の将監小屋にテント泊⛺️して以来半年ぶりの、しかも氷点下の三月の冬山のテント泊のデビューをしました。因みに冬山テント泊は初めてで、少し興奮気味で長文になってしまいました。 装備は氷点下10度ほどに備えて、ダウン上等も持参したので、一泊ながら18kgになりました。昨年10月以降は身軽な低山だったので、重い荷物を担ぐのも久々になります。 1日目は極寒でのテント泊を滞りなく行うことが目標なので奥多摩小屋テント場までの道程とし、登録を済ませたら水を確保して設営をゆっくりして16:00にはアルファ米の夕食を作って18:00にはシュラフに入りました。 夜はテント内は零度程度を保っていましたが(テント内に持ち込んだ水はすべて凍ったので零度以下は確実です)、屋外は氷点下8度で、風が吹くとテントの下から漏れる冷気のため、ダウンの上下を着て、靴下を2枚履き、手袋、帽子を被って寝ましたが、午前一時以降は更に冷え込んで熟睡できませんでした。それでも6時には横になったので休養は十分で翌日の体調は悪くありませんでした。 翌日は4時前に起きてシュラフ等を畳んでテントはそのままにして6時のご来光を見るために4時半にテント場を出て、小雲取を経て5時半頃には雲取山頂に着きました。既に4~5名のご来光を待つ先客が居て、お互いに写真撮影等をしました。 5:52に東の空が赤くなり始め、05:55には真っ赤な全球のご来光を拝しました。その頃には20名ぐらいになっていました。 ご来光を見てテント場へ戻り、朝食を食べて撤収をしてから08:00過ぎに石尾根縦走に入りました。撤収に時間が掛かったのは、テントの金具のつなぎ目が凍結で離れなくなっており、お湯を沸かして溶かして離した等をしていたからです。朝場の冷え込みは厳しく、昼間に南側では泥濘になる登山道もカチンカチンに凍っており、アイゼンは必須です。 2日目の道程は奥多摩小屋テント場から七つ石山手前のブナ坂まで行って唐松谷林道を日原まで行き、日原からバスで奥多摩駅へでようと思っておりましたが、ブナ坂に着くと、「唐松谷林道は土砂が堆積して危険なため通行止め」と出ておりましたので、長距離になりますが、石尾根を奥多摩駅まで縦走することにしました。 七つ石山から鷹巣山までは先週の雪でかなり雪が多く残っており、一応踏み跡は有りましたが、アイゼンは必須でした。 六つ石山付近でも北向きの斜面の登山道は積雪しておりましたが、アイゼンは着けずに注意して足場を確保しながら歩きました。滑落しそうなところばかりでした。 重い荷物を背負っていたので残雪が凍結しているところ、凍結していないところは泥濘のところ、泥濘でないところは落ち葉のじゅうたんで都合5回下山するまでに軽い転倒をしましたが、何とか四時半の出発からテント撤収も含めて12時間掛けて奥多摩駅へ辿り着きました。 結果、二日間の活動時間は13時間22分、走行距離は31.6km、高低差1680m、累積標高は上りも下りも2300mを超え、18kgの荷物を担いだ久々にハードな一泊二日の残雪残る極寒の春山テント泊でした。 しかし、雲取山はいつ行っても素晴らしい!東京都の誇りです。ご精読、有難うございました。
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