半年ぶりのテント泊、雲取山ご来光!

2017.03.18(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

17:24

距離

32.3km

のぼり

2328m

くだり

2527m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 27
休憩時間
59
距離
10.4 km
のぼり / くだり
1383 / 185 m
32
1 39
52
1 23
DAY 2
合計時間
11 時間 56
休憩時間
3 時間 28
距離
21.8 km
のぼり / くだり
935 / 2341 m
16
13
12
1
2 26
21
57
14
18
20
31
30
13
29

活動詳細

すべて見る

1日目 奥多摩駅ーバスー鴨沢BS-登山口ー七ツ石小屋ー石尾根ー奥多摩小屋(テント泊) 2日目 奥多摩小屋テント場ー雲取山頂(ご来光)ー奥多摩小屋テント場(撤収)ー七ツ石山山頂ー鷹ノ巣山避難小屋(昼食)ー鷹ノ巣山ー石尾根縦走ー水根山ー奥多摩駅 昨年9月に奥秩父の将監小屋にテント泊⛺️して以来半年ぶりの、しかも氷点下の三月の冬山のテント泊のデビューをしました。因みに冬山テント泊は初めてで、少し興奮気味で長文になってしまいました。 装備は氷点下10度ほどに備えて、ダウン上等も持参したので、一泊ながら18kgになりました。昨年10月以降は身軽な低山だったので、重い荷物を担ぐのも久々になります。 1日目は極寒でのテント泊を滞りなく行うことが目標なので奥多摩小屋テント場までの道程とし、登録を済ませたら水を確保して設営をゆっくりして16:00にはアルファ米の夕食を作って18:00にはシュラフに入りました。 夜はテント内は零度程度を保っていましたが(テント内に持ち込んだ水はすべて凍ったので零度以下は確実です)、屋外は氷点下8度で、風が吹くとテントの下から漏れる冷気のため、ダウンの上下を着て、靴下を2枚履き、手袋、帽子を被って寝ましたが、午前一時以降は更に冷え込んで熟睡できませんでした。それでも6時には横になったので休養は十分で翌日の体調は悪くありませんでした。 翌日は4時前に起きてシュラフ等を畳んでテントはそのままにして6時のご来光を見るために4時半にテント場を出て、小雲取を経て5時半頃には雲取山頂に着きました。既に4~5名のご来光を待つ先客が居て、お互いに写真撮影等をしました。 5:52に東の空が赤くなり始め、05:55には真っ赤な全球のご来光を拝しました。その頃には20名ぐらいになっていました。 ご来光を見てテント場へ戻り、朝食を食べて撤収をしてから08:00過ぎに石尾根縦走に入りました。撤収に時間が掛かったのは、テントの金具のつなぎ目が凍結で離れなくなっており、お湯を沸かして溶かして離した等をしていたからです。朝場の冷え込みは厳しく、昼間に南側では泥濘になる登山道もカチンカチンに凍っており、アイゼンは必須です。 2日目の道程は奥多摩小屋テント場から七つ石山手前のブナ坂まで行って唐松谷林道を日原まで行き、日原からバスで奥多摩駅へでようと思っておりましたが、ブナ坂に着くと、「唐松谷林道は土砂が堆積して危険なため通行止め」と出ておりましたので、長距離になりますが、石尾根を奥多摩駅まで縦走することにしました。 七つ石山から鷹巣山までは先週の雪でかなり雪が多く残っており、一応踏み跡は有りましたが、アイゼンは必須でした。 六つ石山付近でも北向きの斜面の登山道は積雪しておりましたが、アイゼンは着けずに注意して足場を確保しながら歩きました。滑落しそうなところばかりでした。 重い荷物を背負っていたので残雪が凍結しているところ、凍結していないところは泥濘のところ、泥濘でないところは落ち葉のじゅうたんで都合5回下山するまでに軽い転倒をしましたが、何とか四時半の出発からテント撤収も含めて12時間掛けて奥多摩駅へ辿り着きました。 結果、二日間の活動時間は13時間22分、走行距離は31.6km、高低差1680m、累積標高は上りも下りも2300mを超え、18kgの荷物を担いだ久々にハードな一泊二日の残雪残る極寒の春山テント泊でした。 しかし、雲取山はいつ行っても素晴らしい!東京都の誇りです。ご精読、有難うございました。

雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥多摩駅からバスで09:07鴨沢着。因みにこの日は鴨沢西行きの臨時便が出ました。
3連休とあってバスは満員御礼。
奥多摩駅からバスで09:07鴨沢着。因みにこの日は鴨沢西行きの臨時便が出ました。 3連休とあってバスは満員御礼。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 歩き始めてすぐに雲取山登山道の矢印が民家に掛かっている。
歩き始めてすぐに雲取山登山道の矢印が民家に掛かっている。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 約30分で登山道入り口に着くが、やはり「熊出没注意」、今は冬眠と思われる。
約30分で登山道入り口に着くが、やはり「熊出没注意」、今は冬眠と思われる。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七つ石小屋まではなだらかな登山道が延々と続きます。
七つ石小屋まではなだらかな登山道が延々と続きます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 2時間ほどで堂所に着いたところでおにぎり🍙休憩を取ることにした
2時間ほどで堂所に着いたところでおにぎり🍙休憩を取ることにした
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ここで休憩。御覧の様に1200m程度で、この程度の残雪
ここで休憩。御覧の様に1200m程度で、この程度の残雪
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 3時間ほどで丹波村村営の七つ石小屋に到着。
3時間ほどで丹波村村営の七つ石小屋に到着。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 一緒のバスに乗っていた方々もここでお昼を食べている人が多い
一緒のバスに乗っていた方々もここでお昼を食べている人が多い
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七つ石小屋からは七つ石山頂は目指さずにまき道を奥多摩小屋に向かう。北面ではかなり積雪があるが、何とかまだアイゼンは着けずに歩ける。
七つ石小屋からは七つ石山頂は目指さずにまき道を奥多摩小屋に向かう。北面ではかなり積雪があるが、何とかまだアイゼンは着けずに歩ける。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥秩父の山々。薄っすら富士山が見えますか?
奥秩父の山々。薄っすら富士山が見えますか?
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七つ石山下のブナ坂に到着。ここで石尾根に乗る。この時、画面右端に映っている「通行止」に気づかなかった。
七つ石山下のブナ坂に到着。ここで石尾根に乗る。この時、画面右端に映っている「通行止」に気づかなかった。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 The石尾根!
The石尾根!
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 見晴らしのよい尾根が続く
見晴らしのよい尾根が続く
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 水場が近ければこの辺りはテントが張れそう
水場が近ければこの辺りはテントが張れそう
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 薄っすら富士山が見える
薄っすら富士山が見える
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥多摩へリポート着。奥多摩小屋は近い
奥多摩へリポート着。奥多摩小屋は近い
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥多摩小屋キャンプ場着。この辺りからテントが張れる。
奥多摩小屋キャンプ場着。この辺りからテントが張れる。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 テントを張る場所を決めて小屋へ登録に向かう。
こんな感じで20張ぐらい有るか。私の場所は右側の段
テントを張る場所を決めて小屋へ登録に向かう。 こんな感じで20張ぐらい有るか。私の場所は右側の段
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 小屋でテント場の登録をしてから水場に向かう。
小屋でテント場の登録をしてから水場に向かう。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 この時期なので水はチョロチョロしか出ていないが、凍結していないだけ立派!3Lほど汲む
この時期なので水はチョロチョロしか出ていないが、凍結していないだけ立派!3Lほど汲む
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 設営して夕食を食べ始めたのが4時過ぎ。南側の斜面の段に張っている。この時間帯ははまだ土が柔らかい状態だった。焼酎の瓶の中身はウイスキーでイワシ缶でチビチビやり始める。夜、テント下の隙間から冷気が入ってきて熟睡できなかった。設営時点で、もう少し真ん中の部分をペグでしっかり固定しておくべきだった。それでも多分寒かったと思う。
設営して夕食を食べ始めたのが4時過ぎ。南側の斜面の段に張っている。この時間帯ははまだ土が柔らかい状態だった。焼酎の瓶の中身はウイスキーでイワシ缶でチビチビやり始める。夜、テント下の隙間から冷気が入ってきて熟睡できなかった。設営時点で、もう少し真ん中の部分をペグでしっかり固定しておくべきだった。それでも多分寒かったと思う。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 テントを張った目の前の風景。夜は驚くほどの満点の星だった。iPhoneでは再現できないのが残念。ではおやすみなさい!
テントを張った目の前の風景。夜は驚くほどの満点の星だった。iPhoneでは再現できないのが残念。ではおやすみなさい!
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 2日目)極寒をもろともせず、3時台に起床してヘッドライトを点けて4時半には出発。5時過ぎに小雲取山近くの東の空が赤くなり始めている。
2日目)極寒をもろともせず、3時台に起床してヘッドライトを点けて4時半には出発。5時過ぎに小雲取山近くの東の空が赤くなり始めている。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 月が煌々と照っている
月が煌々と照っている
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 5:35雲取避難小屋着。もうだいぶ明るくなっている。
5:35雲取避難小屋着。もうだいぶ明るくなっている。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 5:36雲取山着
5:36雲取山着
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 御来光の前兆
御来光の前兆
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 先客のおじさんに撮影をお願いする。北京で買った厚手のダウンを来ている
先客のおじさんに撮影をお願いする。北京で買った厚手のダウンを来ている
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 西側の奥秩父の峰々
西側の奥秩父の峰々
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 5:47いよいよ御来光が始まる。ここから何枚か時間を追ってみてもらおう
5:47いよいよ御来光が始まる。ここから何枚か時間を追ってみてもらおう
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 05:55御来光が全球に!
05:55御来光が全球に!
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 この頃には20名近くの御来光撮影者が集合していた
この頃には20名近くの御来光撮影者が集合していた
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 05:58には上部に黄金の輝きが!
05:58には上部に黄金の輝きが!
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 下って奥多摩テント場は向かう
下って奥多摩テント場は向かう
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 石尾根から奥秩父の山々が淡い朝焼けに照らされている
石尾根から奥秩父の山々が淡い朝焼けに照らされている
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 石尾根も朝日に照らされる
石尾根も朝日に照らされる
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥多摩小屋は近い
奥多摩小屋は近い
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 六時半には奥多摩小屋に帰っていたが、朝食を食べてテントを撤収しようと思ったら、テントの金具部分が凍結していて地面から離れなくなっていたので、お湯を作って金具に掛けて溶かしてからやっと撤収できた。撤収完了して08:11に奥多摩小屋テント場を出発して一路石尾根を行く
六時半には奥多摩小屋に帰っていたが、朝食を食べてテントを撤収しようと思ったら、テントの金具部分が凍結していて地面から離れなくなっていたので、お湯を作って金具に掛けて溶かしてからやっと撤収できた。撤収完了して08:11に奥多摩小屋テント場を出発して一路石尾根を行く
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 20分ほどで七ツ山下のブナ坂に着く。ここから唐松谷林道を日原まで行って日原から奥多摩へバスで行く予定だったが、、、
20分ほどで七ツ山下のブナ坂に着く。ここから唐松谷林道を日原まで行って日原から奥多摩へバスで行く予定だったが、、、
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 「唐松谷 ここから富田新道分岐まで雪が堆積して危険なため通行止」と出ており、急遽予定を変更して長距離だが石尾根を縦走して奥多摩駅まで出ることにした
「唐松谷 ここから富田新道分岐まで雪が堆積して危険なため通行止」と出ており、急遽予定を変更して長距離だが石尾根を縦走して奥多摩駅まで出ることにした
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七つ石山への長い上り。雪も深く、アイゼンを装着
七つ石山への長い上り。雪も深く、アイゼンを装着
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七つ石山山頂から
七つ石山山頂から
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七つ石山から鷹巣山避難小屋まではかなり雪が深い
七つ石山から鷹巣山避難小屋まではかなり雪が深い
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥秩父の山々が薄っすら
奥秩父の山々が薄っすら
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 10:38鷹巣山避難小屋着。少し早いが、お昼を食べることに
10:38鷹巣山避難小屋着。少し早いが、お昼を食べることに
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 棒ラーメンと餅、テント泊の定番。今後、改善してゆきたいが、先ずは重量を増やさないこと
棒ラーメンと餅、テント泊の定番。今後、改善してゆきたいが、先ずは重量を増やさないこと
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 正午過ぎに鷹巣山山頂着
正午過ぎに鷹巣山山頂着
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 これから行く石尾根。残雪が有るが、無い所も多いのでアイゼンを外す
これから行く石尾根。残雪が有るが、無い所も多いのでアイゼンを外す
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 石尾根からの展望はよい
石尾根からの展望はよい
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 六つ石山付近の北側斜面で思いがけない深い残雪に会う。そう長くなさそうだったので、アイゼンを着けずに慎重に歩く
六つ石山付近の北側斜面で思いがけない深い残雪に会う。そう長くなさそうだったので、アイゼンを着けずに慎重に歩く
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 三の木戸山付近の登山道は落ち葉で道がよく分からない。9月に最初に来た際は今回の逆の上りだったが、見事に迷った。今回はリボンを確実に見て進む。落ち葉道で2回ぐらい転んだ。今日はこの後、粘土道で2回転び、都合5回転倒することになった
三の木戸山付近の登山道は落ち葉で道がよく分からない。9月に最初に来た際は今回の逆の上りだったが、見事に迷った。今回はリボンを確実に見て進む。落ち葉道で2回ぐらい転んだ。今日はこの後、粘土道で2回転び、都合5回転倒することになった
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥多摩駅は近いが、ここからまだ1時間以上ある
奥多摩駅は近いが、ここからまだ1時間以上ある
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 やっと、奥多摩の「石尾根登山道入り口」まで戻ってきた。ここから40分程度で奥多摩駅へ出る
やっと、奥多摩の「石尾根登山道入り口」まで戻ってきた。ここから40分程度で奥多摩駅へ出る
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 駅近くの多摩川
駅近くの多摩川
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 16:21奥多摩駅到着!
半年ぶりのテント泊は極寒にもめげず、2日間で活動時間13時間22分、走行距離31.6km、標高差1680m、累積標高は上り下りともに2300mを超えていた。これからテント泊を増やしてゆきますので請うご期待!
16:21奥多摩駅到着! 半年ぶりのテント泊は極寒にもめげず、2日間で活動時間13時間22分、走行距離31.6km、標高差1680m、累積標高は上り下りともに2300mを超えていた。これからテント泊を増やしてゆきますので請うご期待!

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