アケボノツツジを求めて大崩山系その2〜初めましての曙さん。そして山の夜〜

2015.04.25(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 10
休憩時間
3 時間 12
距離
2.4 km
のぼり / くだり
296 / 341 m
1 35

活動詳細

すべて見る

観音滝の上方に幕営し、一段落。 折角来たのにもったいない! お酒の誘惑を振り切り、もうひと歩きすることにしました。 二名はテントでお留守番(お昼寝)。 先輩二人について、歩きます。 水だけ持って、空荷なので身体が軽い! それでも登りの連続と、オーバーペースなのとで息が上がり、汗が噴き出します。 時々、新緑や沢の美しさに足を止める時間がご褒美です。 初めましてのワチガイソウも応援してる!ような。 自然美の岩の階段も見事でした。 単独の男性と一度、すれ違いました。「アケボノツツジ、7、8分咲きでしたよ」 期待が膨らみます。 登り上がって稜線に出ると、一気に景色が開け、目の前に大崩の山並みが広がります。 谷から吹き上がってくる風も気持ちが良い。 稜線にはまだ春を迎えていない木々が山に存在感を与えているよう。 その先にちらり、ピンク色が見えました。「曙?」 近づくと、初めましてのアケボノツツジが日が陰った中で、少し遠慮がちに咲いていました。 もっと迫力があるものを想像していたので、その儚い感じに驚きました。 でも近づいて見てると、可愛い。じっと見てると、雲が切れて日がさしてきました。 途端に色が変わるアケボノ。強いピンク色が鮮やかです。 その後も、陽の加減でくるくると表情を変えるアケボノに、3人共すっかり見とれていました。 帰りは走るように下り、往復で約1時間半。 テント場に戻ると、お待ちかねの宴会! 皆で火を囲み、鍋をつつき、語り合う時間は何よりの楽しみです。 陽が沈むと空気は冷えます。私は薄いフリースとダウンを着込みました。 口を止めると川のせせらぎと森の音、見上げた空には美しい月。 夜の山も、また素敵です。 夜九時には就寝。元々あった焚き火後を避けてテントを設営したため、やや左斜めに傾いたテント。 5人並んで左に滑り落ちる感覚を楽しみつつ、ぐっすり眠りました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。