活動データ
タイム
09:00
距離
14.0km
のぼり
1745m
くだり
1715m
活動詳細
すべて見る2度目の振子沢!先シーズンは何とか滑り降りることができたレベルだった。今回は泊まり(車中泊)なのでじっくり登山も楽しみたいと思っていた。 奥大山スキー場に車を止め木谷の登山口まで林道を歩く。登山口まで微妙に除雪が進んでいた。そこからシールでブナの森を登る。文珠越からキリン峠を目指したものの何となく嫌な感じがしたので諦め文珠越まで滑り降りる。めちゃめちゃ気持ちよく滑れた!雪質のせいか恐ろしく上手になった感じがした。 文珠越からトラバース気味に高度を上げて鳥越峠目指して登る。思いのほか楽に鳥越峠より上に登れたのでそこから駒鳥小屋めがけて高度差300mを滑り降りる。前回は急斜面に思えて怖い思いで斜滑降で何とか高度を下げたのに今回は全然違ってブナの森の滑降が楽しくって仕方がなかった。 駒鳥小屋はほとんど雪に埋もれていて下りきったら小屋の少し下まできていた。シールを貼っていよいよ振子沢に取り付いた。 前回は途中デブリの跡もあったけど全然見られず途中までは安定しているように感じた。シールも良く効きグングン高度を上げる。稜線直下から表面がパリパリになりシールが効きにくくなりつぼ足で登る。 無事稜線に出る。景色を楽しみ滑降の準備をする。三鈷峰に3名ほどの人影が見える。いざ飛び込む沢に圧倒されてビビる。上部は訳も分からず滑らされた感があった。これは前回同様だ。スピードをコントロールしておらず危険な滑りだ。自分にクソ下手くそ!と文句を言う。中盤からは落ち着いて気持ちよく滑れた。 駒鳥小屋から1405のピークを目指してひたすら登る。途中カップ麺で力をつける。1405からの眺めは最高だ。風も無かったのでいくらでも滞在できる。コーヒーを沸かしぼんやり景色を眺める。ゆっくりしながらルートを考える。キリン峠に向かい鞍部から文珠越に滑り降りる気だったけど、目の前のオープンバーンを見ていたら気になって仕方なくなった。上手な人なら楽しめる斜面なんだろうけど、こっちとしては意を決しないと飛び込めそうにない斜度である。 「うひょ〜!」と雄叫びをあげて滑る。初めのターンが上手くいきリズムに乗れた!自分の中では完璧にコントロールして降りれた!めっちゃ上手いじゃん!と自分を褒め称えた。 その後はブナの疎林を楽しみつつ林道のショートカットを狙って無事スキー場まで滑り降りることができました。反省点も多々ありますが天気も良く成長も見られた自分に満足し大山遠征1日目を終えるのでした。
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