一日中雨、残雪に隠れた悪路に四苦八苦!!

2017.03.23(木) 日帰り

活動データ

タイム

10:30

距離

8.6km

のぼり

932m

くだり

749m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 30
休憩時間
1 時間 26
距離
8.6 km
のぼり / くだり
932 / 749 m
2 23
2 46
17
1 58
1 50

活動詳細

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入山前の予報に期待は裏切られ、終日雨に降られて前日の尋ね人にまつわる予感を思い出される。☔️ 真っ暗な山道をヘッドランプの灯りを頼りに1時間余り、辺りがほの明るくなると山道を埋める雪の白さが目立ってくる。 日本最南端の高層湿原といわれる小花之江河、花之江河に花はまだ見られず、雨に烟った草木ばかりでした。 黒味岳登山口には、写真のような注意書きが木の枝にぶら下がってまるで通せんぼのように見える。 晴れた日には宮之浦岳や永田岳、さらに島を囲む広い海も望めるだろうになァと涙を呑んでパスを決め込んだ。 先を行くと、段々と本格的な雪山の風情になって斜面をトラバースするのに勢い慎重に雪を蹴りながら歩を進める。 夏道は、雪に埋もれてルートは見えない。頼りのテープも中々見つからず、他に人影もない。 ヤマップと地形図を見ながら、大方の見当をつけて支尾根を登ると、山道に無事に合流。 そんなこんなで道は思うようには捗らず、やっと辿り着いた宮之浦岳で先着の方と少しお話しが出来ました。 岩場を進むと、いく組みかのパーティと単独の女性おふたりに出会えてまた少々言葉を交わす、幾分かホッとした思いでした。 焼野三叉路を永田岳方面へ左手に道を取る。 事前の下調べや先輩のお話しでは、少々荒れ道らしいのだが余り深刻に考えもしなかったが、これが大間違いでありました❗️ 辿り着いた永田岳は、幾つもの巨大な奇岩の折り重なった山頂は、ナカナカなもので良かったのですが、永田岳を挟んだ三叉路から鹿之沢小屋迄は荒れ放題、岩と泥濘、中途半端に解け残った雪道を足場を探りながら行くものの幾度も踏み抜いて脚を取られてしまう。 その上、1m前後の段差が其処此処に有って、又行く手を阻まれる。 深く掘れ下がった登山道を覆う雪は、表面だけが融け残っていて足元を探りながらも踏み抜いてしまって、時には1m前後の落下もあった。 雪を避けて、笹薮を迂回しても又落下❗️ 四苦八苦の末に鹿之沢小屋に辿り着いたのは、7時間足らずのコースタイムを10時間半掛かってしまいました。 鹿之沢小屋には、1人の先客が有って水場やトイレの場所など色々とアドバイスを頂いた。 この方、聞くところによると雨を嫌って酒など嗜みながら1日小屋で過ごされたと言う。 こんなゆとりの山歩きも有るのかなァと意外な思いで感心させられます。 汗にまみれて冷えた身体、下着から上着まで着替えてホッと一息。 夕食に燗酒もつけていい按配に寝袋の中と相成りました〜🛌😪💤 明日は、晴れますように🌞❣️

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