活動データ
タイム
14:11
距離
17.6km
のぼり
2084m
くだり
2088m
活動詳細
すべて見る水晶尾根。弥山尾根の東、石鎚三角点まで伸びている顕著な尾根。ヤブヤブなイメージで臨んでみたが、時折心地良い癒やし空気も出てくるので結構楽しめた。 言うなればツンデレ尾根 ■水平道 雪瀑方面に続く古道。その名の通りほぼ水平。なもんで山腹横切りばっか。雪があるので沢筋通過は少々面倒くさい。ルンゼに出るたび自然と舌打ちが出た ■雪の水晶尾根 確かにツン!な猛烈ヤブゾーンはあった。しかしそれを抜けるとだいたいデレッな美しい箇所が出てくる。萌えぇ〜 最後は垂直に近い岩壁ドーン。コイツはツン!どころか往復ビンタだったけど。 水晶尾根に乗ってからは重くて深い雪とのお戯れだった。悪い所は腰まで埋まる。宇和島では桜が開花したと言うのになぜワタクシはこんな所で雪泳ぎしているんだろうと惨めになった。 そして垂壁へ。傾斜は60度超くらい? 左に弱点があると聞いてはいたがトラバースが怖くて近づけやしない。とりま正面の岩場を攻めてみようと岩まで行ってみる。見ただけでやめた。ほとんど垂壁の3m氷壁だ、まずムリ🤚 じゃあカニっ🦀と右へ移動。お次のポイントは2mの雪壁。シャクナゲがベスポジで佇んでいる。こうしてあーして最後は両手で乗り越す!と、攻略法は出来たがそれを実行するだけの腕力がもうワタクシには残っていなかった。仕方ないのでカニカニっ🦀とさらに右移動。 移動した先は身を乗りだすクリフハンガー巻き。残りの腕力使い切って先ほどの雪壁の上に出た。その雪壁の上は・・ さらに5mほどの氷壁が左斜め上に続いてた😱 なんかさぁ・・逃げて逃げて自分をどんどん窮地に追い込んでる感じぃ? 足元はシャクナゲ。右腕は氷壁にアックス。左上したいが左にブッ刺すアックスをワタクシは持ってきていない。文字通り次の手が打てない(笑) 腕力尽きてるし足は足で不安定なシャクナゲの上、疲れのあまりプルプル震えだしてきている。うん、非常に困った事態だ。下のトシさんに声をかける 「ト、トヒさん〜(>_<)動けねぇ・・ピッケル貸してつかぁ」 「よしきた!」 が、借りるのやめた。借りてもこんな断崖の上ではトシさんに返す手段がない。スリングはザックの後ろだし、ザック下ろせる状況にもない。つまりセルフビレイも取れない。 いっぱい悩んだがクッソ頑張って窮地を脱し、三角点で記念写真撮った🤳 「一番登っちゃあダメなラインで登ってもたんかなぁ〜」とトシさん けどそれは結果的な「たられば」だろう。最終ルンゼを渡り切る技量が我々にはなかっただけ。 「あ、俺らがヘタクソなだけかー」 「ブハハ、おっしゃる通りだー✨」 弥山にも立ち寄らず西野カナまで一気に下った
活動の装備
- その他(Other)BD・ソロイストフィンガー
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ベイパー
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)セラックプロ
- その他(Other)ワークショップで700円
- アークテリクス(ARC'TERYX)クインテック38
- アークテリクス(ARC'TERYX)ガンマ AR パンツ メンズ
- その他(Other)ボリエール アルワバイフレックス
メンバー
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。