活動データ
タイム
06:14
距離
18.3km
のぼり
1679m
くだり
1435m
活動詳細
すべて見る今週もかぐらに来てしまいました。先週、ツアー御一行様が雁ヶ峰方面に向かったのを見てしまい、どうしても気になったのです。前日はワクワクして眠れませんでした。夏山登山は、基本的に決められたコースを歩くだけなので、そんなに緊張することはないのですが、雪山は分からないこともあるので、初心者の私にしてみれば、結構ドキドキものなのです。笑 今回も5ロマ上からの入山となりましたが、先週と同様でパトロール隊員が2名常住してました。親方と新米さんのコンビで、新米さんが入山者にヒヤリングをしながら登山届の確認をして、親方はその指導にあたられておりました。書き切れていない登山届を親切な新米さんが補足記入して下さっていたのですが、親方は責任の所在ばかり気にされてて、いちいち「こちらで記入してはいけない」とか「勝手に道案内してはいけない」とか強くお叱りになられていました。確かにそうなんでしょうけど、我々登山者は自己責任の元に入山して、何かあっても別にスキー場のせいにする訳でもないんだから、張り付いて入山規制・管理をするなら、スキー場も登山者も困らないような確かな情報提供をして、こちらが的確な判断が出来るようにして欲しいと感じました。 それ以前に、登山口にパトロールが2名も張り付いているもんだから、注意されないようにと、リフトの降り口より少し下のところのオレンジネットをくぐって、多くのボーダー達はコース外に出ていたのですが、こっちは問題ないのかなぁ。。。 上の芝を通って分岐点に出て、霧ノ塔へ向かいました。黒岩沢を望むと一面真っ白でとても驚きました。あるところにはあるんですね。一度シールを外して、尾根沿いを滑り降りて、登り返し地点で再び装着して登りました。楽勝と思いきや、斜面の途中から一気に勾配がきつくなり、板が滑り始めたため、妙高の時のように転倒して流されないように、板を外してリュックに取りつけて、スキーブーツで直登しました。 山頂周辺は気温の上昇もあってか、すでに地割れが始まってました。ここが頂上かと思いきや、すぐ先にもうひとつピークがあって、こちらの方が正式な頂上みたいですね。また、この地になぜか雁ヶ峰の看板が取り付けられているため、ナビと紙地図を照らし合わせないと混乱してしまいます。北側のピークの方がゆるやかな斜面地で広いため、多くの方が食事を取ったり休憩をされていました。山頂からの眺めは良好で、妙高山や火打山、その奥の白馬も良く見えたのですが、野沢温泉スキー場らしきものがあまりに近かいところに見えてビックリです。 私もここで食事をとったのですが、足元にカモシカの糞らしきものを発見しました。 ここから先はどこを滑ってもいいようなエリアだったのですが、どこに向かえばいいのかが、いまいち分からず、しばらくは景色と地図と滑走跡とのにらめっこでした。トレースしながらゆっくりと下ってきたのですが、天気が良すぎて携帯が見づらくて、さらにGPSがなかなか電波を拾ってくれなくて、自分が今どこに居るのかが分かりづらかったなぁ。しかも電池が減っており、結構ヒヤヒヤでした。やっぱりここぞと言う時は紙の地図ですね。登山届に詳しい地図がついてて助かりました。 途中で道路らしきところに出て登り返し、しばらく歩いて樹林を超えると、小高い峰が見えてきました。今度は板を外してリュックに取り付けて歩いていると、小高い峰の頂上に人が居るのが分かり、あそこまで行けばいいことが分かりました。雪はたっぷりあるものの、こちらも最近の陽気で雪融けが進んでいるようで地割れが始まっており、そおっと負荷がかからないように亀裂を超えて行きました。 雁ヶ峰の頂上にはだれも居ませんでした。いよいよ下りのみとなったので、またスキー板を履いたのですが、ソールを見ると真っ黒に汚れており、子供の頃にやったクレヨン画(真っ黒に塗って引っ掻いて下地の色を出して絵を描く)のような感じで、ちょっとした斜面でもこがないと板が滑ってくれませんでした。涙 そうなってくると私の脚力も限界に達してしまい、少し滑っては休憩の繰り返しとなりました。春先のBCは侮れないのですね。 結構過酷なBCでくたびれてしまいましたが、趣味の登山とスキーが同時出来ると考えるだけで、なんか楽しくてやめられない。笑 居心地のいい疲れは充実感があります。 出来ればゴンドラ手前ぐらいで降りてこれれば良かったのですが、緩いコースの途中で合流しました。来年はもっと早い時期にチャレンジしたいですね。こりゃぁ やめられません。
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