もう迷わない! 西山谷完全ガイド?【7訂版】

2015.04.29(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 20
休憩時間
21
距離
2.9 km
のぼり / くだり
535 / 89 m
2 20

活動詳細

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渦森台4丁目バス停 →5分→ 千丈谷入口 →15分→ F1 →5分→ F3 →5分→ ふるさとの滝 →10分→ 第5堰堤 →10分→ 西山大滝 →15分→ F10 →5分→ 第6堰堤 →20分→ 第7堰堤 →20分→ ソーメン滝 →5分→ 愛情の滝 →5分→ F18 →10分→ サンライズドライブウェイ 六甲屈指の難コースと言われている西山谷ですが、実際何件かの滑落事故も起きており、技術的にも3点確保などの基本的な岩場の技術は必要ながら、初心者はともかく、ある程度山慣れした岩場好きの人ならば楽しめるコースなのではないかなと思っています。 ただ、このコースの厄介なところは、ルートがわかりにくく道に迷いやすいことではないでしょうか。 実際、私が初めて登ったときも、事前にネット上の記録などである程度下調べして行ったにもかかわらず(調べが不十分だったとは思いますが)、何度も道を失い、半泣きになったのを憶えています。 その理由として 1.他の六甲山系の道と違って、案内看板がほとんどない。 2.谷筋なので見通しが利かず、自分の現在地が把握しにくい。 3.支谷が多く、迷い込みやすい。 4.目的不明・行き先不明のテープやペンキ印が多い。 5.踏み跡が多岐に分かれている場所がある。 などが挙げられます。特に後半に迷いやすいポイントが多いように思います。 そこで、これから西山谷に行かれる人が、道に迷うことなく、多彩な滝にめぐり合えるこのすばらしいコースを存分に楽しまれることを願って、迷いやすいと思われるポイントを中心に、写真のコメントに記しました。 「完全ガイド」とか勝手なことを書いていますが、もちろんこれは私個人の独善的ルート選択です。他の人はまた別のルート選択があるでしょうし、もっとわかりやすい記録もあろうかと思いますので、必ず他の方の記録も参考にして、十分に下調べをしたうえで行ってください。 西山谷は、次から次へといろんな表情の滝が現れます。これらの滝や堰堤も、「どうやって越えよう」と考えることまでも楽しい、岩場好きにとってのワンダーランドです。 ああ、楽しかった! 2016.9.4 コース状況も変化してきているので、最新情報を追記してみました。巻道の様子も併せて書きました。やはり道に迷い易いコースであることに変わりはありませんが、少しでも状況把握のお役に立てればf^_^;) 2018.5.29 コース状況の変化もあり、言葉足らずだったところに追記もしました。 2018.10.13 土砂崩れによりF1取付き前の状況が変わったので、高巻き道の情報を追加しました。 2019.5.7 コース状況が変わった部分を修正、追記しました。 2020.6.30 コース状況が変わった部分を修正、追記しました(ホッチキス堰堤のところ)。 2021.7.24 コース状況が変わった部分を修正・追記しました(F18巻道の崩落)。 2022.7.10 わかりにくいところを中心に追記しました。

六甲山・長峰山・摩耶山 市バス「渦森台4丁目」バス停
市バス「渦森台4丁目」バス停
六甲山・長峰山・摩耶山 バス停から少し戻り、電話ボックスのあるところを左に進み、いちばん奥を左折します。
バス停から少し戻り、電話ボックスのあるところを左に進み、いちばん奥を左折します。
六甲山・長峰山・摩耶山 ”千丈谷”入り口のゲート。ここを奥に進みます。
”千丈谷”入り口のゲート。ここを奥に進みます。
六甲山・長峰山・摩耶山 流れに沿って右岸を進みます。
流れに沿って右岸を進みます。
六甲山・長峰山・摩耶山 堰堤が見えてきたところで流れを渡ります。足場となる石が置かれているので分かりやすいと思います。
ここで渡渉せずに、そのまま右岸を進む踏跡がありますが、行くと危険です。最初の間違いやすいポイント。ここで渡渉して、堰堤は右から越えること。
堰堤が見えてきたところで流れを渡ります。足場となる石が置かれているので分かりやすいと思います。 ここで渡渉せずに、そのまま右岸を進む踏跡がありますが、行くと危険です。最初の間違いやすいポイント。ここで渡渉して、堰堤は右から越えること。
六甲山・長峰山・摩耶山 渡渉するとすぐに「B-1」看板と案内板があります。この先にはもう案内板はありません。ここで天狗岩南尾根への分岐をやり過ごします。
渡渉するとすぐに「B-1」看板と案内板があります。この先にはもう案内板はありません。ここで天狗岩南尾根への分岐をやり過ごします。
六甲山・長峰山・摩耶山 堰堤は右から巻いて越えていきます。越えてすぐに川原に降りても行けますが、流れの中の不安定な石を踏みながら進み、すぐに現れる第3堰堤を滑りやすい急坂を登って越えなければなりません。最初の堰堤上からトラバースする踏跡をたどり(一旦かなり上った後下り気味に)、第3堰堤も右から巻いて越えます。
堰堤は右から巻いて越えていきます。越えてすぐに川原に降りても行けますが、流れの中の不安定な石を踏みながら進み、すぐに現れる第3堰堤を滑りやすい急坂を登って越えなければなりません。最初の堰堤上からトラバースする踏跡をたどり(一旦かなり上った後下り気味に)、第3堰堤も右から巻いて越えます。
六甲山・長峰山・摩耶山 一つ目の堰堤を越えた後、川原に下りずに、前に見えるコンクリ水路を渡り、向こうの倒木を越えてから右上に登ります。「え、こんなに登るの?」と言うぐらい登った後、下り気味にトラバースして行きます。
一つ目の堰堤を越えた後、川原に下りずに、前に見えるコンクリ水路を渡り、向こうの倒木を越えてから右上に登ります。「え、こんなに登るの?」と言うぐらい登った後、下り気味にトラバースして行きます。
六甲山・長峰山・摩耶山 登って行くと、この石があります。
ここで左にトラバースして行きます。
登って行くと、この石があります。 ここで左にトラバースして行きます。
六甲山・長峰山・摩耶山 この看板に出会うと、やや下り気味にトラバースして行きます。
この看板に出会うと、やや下り気味にトラバースして行きます。
六甲山・長峰山・摩耶山 トラバース道に入ると、このようなトラロープがあります。
トラバース道に入ると、このようなトラロープがあります。
六甲山・長峰山・摩耶山 第3堰堤を越えます。
第3堰堤を越えます。
六甲山・長峰山・摩耶山 この倒木の右側を通り、緩やかに下って河原に降り立ちます。
この倒木の右側を通り、緩やかに下って河原に降り立ちます。
六甲山・長峰山・摩耶山 川原に降りたらすぐに、正面に立派な滝が現れますが、これは支谷の滝で、登って行くと道を失います。本谷は右側の流れです。
川原に降りたらすぐに、正面に立派な滝が現れますが、これは支谷の滝で、登って行くと道を失います。本谷は右側の流れです。
六甲山・長峰山・摩耶山 本谷は右側の流れです。
本谷は右側の流れです。
六甲山・長峰山・摩耶山 右側を登ります。
右側を登ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 F1。右側をへつることができますが、ホールドが取りにくく苦労するところです。写真のロープは2018年5月現在なくなっています。
続けてF2も右側を登ります。
へつらずに右手前から巻くこともできます。
F1。右側をへつることができますが、ホールドが取りにくく苦労するところです。写真のロープは2018年5月現在なくなっています。 続けてF2も右側を登ります。 へつらずに右手前から巻くこともできます。
六甲山・長峰山・摩耶山 F3。高さも水量も豊富で立派な滝です。
F3。高さも水量も豊富で立派な滝です。
六甲山・長峰山・摩耶山 F3は、写真左下の岩棚から落ち口に向かって斜めに登っていきます。
F3は、写真左下の岩棚から落ち口に向かって斜めに登っていきます。
六甲山・長峰山・摩耶山 すぐに現れるF4。右の岩棚を登ります。
すぐに現れるF4。右の岩棚を登ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 F4を越えたところに、右側の苔に覆われた崖から水が滴り落ちているところがあります。写真ではわかりづらいですが、水しぶきがキラキラ輝いて、幻想的です。「苔の滝」?
F4を越えたところに、右側の苔に覆われた崖から水が滴り落ちているところがあります。写真ではわかりづらいですが、水しぶきがキラキラ輝いて、幻想的です。「苔の滝」?
六甲山・長峰山・摩耶山 苔の滝のすぐ奥に、F5「ふるさとの滝」が現れます。Y字状に二つの流れが合わさって落ちてくる美しい滝です。
苔の滝のすぐ奥に、F5「ふるさとの滝」が現れます。Y字状に二つの流れが合わさって落ちてくる美しい滝です。
六甲山・長峰山・摩耶山 F5は、少し手前、写真左下から落ち口に向かって斜めに登ります。足場は滝の方に向かって傾斜しています。濡れている場合などは慎重に。
F5は、少し手前、写真左下から落ち口に向かって斜めに登ります。足場は滝の方に向かって傾斜しています。濡れている場合などは慎重に。
六甲山・長峰山・摩耶山 登り途中から見たF5上部。
登り途中から見たF5上部。
六甲山・長峰山・摩耶山 F5のすぐ上に、左側の岩の隙間から水が湧いているところがあり、コップが置いてあります。飲むかどうかは自己責任で(^_^;)
また、2017年に背後の崖から大きな岩が複数個崩落しています。長居は無用ですね。
F5のすぐ上に、左側の岩の隙間から水が湧いているところがあり、コップが置いてあります。飲むかどうかは自己責任で(^_^;) また、2017年に背後の崖から大きな岩が複数個崩落しています。長居は無用ですね。
六甲山・長峰山・摩耶山 水のみ場からすぐ、正面に大きな堰堤(第5堰堤)が立ちはだかります。
水のみ場からすぐ、正面に大きな堰堤(第5堰堤)が立ちはだかります。
六甲山・長峰山・摩耶山 第5堰堤は左側から越えますが、手前の斜面で上れそうなところから取り付きます。あまり堰堤に近づきすぎると、最初から急斜面になるのでお勧めしません。
第5堰堤は左側から越えますが、手前の斜面で上れそうなところから取り付きます。あまり堰堤に近づきすぎると、最初から急斜面になるのでお勧めしません。
六甲山・長峰山・摩耶山 この第5堰堤越えは前半で最も厳しい場所かもしれません。ほぼ垂直の崖を登ります(鎖あり)。ホールドとスタンスはしっかりありますので、3点支持で確実に登れば大丈夫です。
この第5堰堤越えは前半で最も厳しい場所かもしれません。ほぼ垂直の崖を登ります(鎖あり)。ホールドとスタンスはしっかりありますので、3点支持で確実に登れば大丈夫です。
六甲山・長峰山・摩耶山 やっと第5堰堤の上に出ました。
やっと第5堰堤の上に出ました。
六甲山・長峰山・摩耶山 第5堰堤の上から左上を見てください。写真のような苔むした岩があり、この岩の上から右に巻道があります。緩やかに下って、F6の少し手前で川原に降りることができます。
第5堰堤の上から左上を見てください。写真のような苔むした岩があり、この岩の上から右に巻道があります。緩やかに下って、F6の少し手前で川原に降りることができます。
六甲山・長峰山・摩耶山 2019.5.7 第5堰堤を越えて直進して水際まで下って行くと、水溜りをへつるように巻道ができており、川原に出ることができます。
水深は非常に深いので、落ちないように注意しましょう。
2019.5.7 第5堰堤を越えて直進して水際まで下って行くと、水溜りをへつるように巻道ができており、川原に出ることができます。 水深は非常に深いので、落ちないように注意しましょう。
六甲山・長峰山・摩耶山 しばらく川原を遡ると、F6が現れます。すぐ後ろにはF7が見えます。
しばらく川原を遡ると、F6が現れます。すぐ後ろにはF7が見えます。
六甲山・長峰山・摩耶山 この谷の盟主、F7「西山大滝」。迫力・水量とも盟主にふさわしいです。しばし見惚れます。
この谷の盟主、F7「西山大滝」。迫力・水量とも盟主にふさわしいです。しばし見惚れます。
六甲山・長峰山・摩耶山 西山大滝は、写真左下のザレたところから岩棚を落ち口に向かって斜めに登っていきます。
高度感もあり傾斜も急ですが、3点支持で確実に登りましょう。
左から大きく巻いて、落ち口の上に出ることもできます。
西山大滝は、写真左下のザレたところから岩棚を落ち口に向かって斜めに登っていきます。 高度感もあり傾斜も急ですが、3点支持で確実に登りましょう。 左から大きく巻いて、落ち口の上に出ることもできます。
六甲山・長峰山・摩耶山 落ち口近くにある「西山大滝」の看板。
落ち口近くにある「西山大滝」の看板。
六甲山・長峰山・摩耶山 落ち口を目指して登りますが、滝身に近いところは飛沫で濡れています。高度感もあって腰が引けますが、慎重に登って行きます。
落ち口を目指して登りますが、滝身に近いところは飛沫で濡れています。高度感もあって腰が引けますが、慎重に登って行きます。
六甲山・長峰山・摩耶山 落ち口が見えそうなところまで登ると、左に逃げます。
落ち口が見えそうなところまで登ると、左に逃げます。
六甲山・長峰山・摩耶山 F8。右上の川原も歩けますが、手前右側をへつるのが楽しい。
F8。右上の川原も歩けますが、手前右側をへつるのが楽しい。
六甲山・長峰山・摩耶山 また大きな堰堤(第4堰堤)にぶち当たります。
また大きな堰堤(第4堰堤)にぶち当たります。
六甲山・長峰山・摩耶山 よく見回すと、右手前の木に赤テープがあり、これを頼りに右から急斜面を高巻いて越えます。
よく見回すと、右手前の木に赤テープがあり、これを頼りに右から急斜面を高巻いて越えます。
六甲山・長峰山・摩耶山 堰堤上部に達すると、向こうの岩になにやら矢印らしきペンキ印がありますが、ここを降りても水溜りしかありませんので、写真右上に見えるガードレールの上までさらに高巻いて越えます。
堰堤上部に達すると、向こうの岩になにやら矢印らしきペンキ印がありますが、ここを降りても水溜りしかありませんので、写真右上に見えるガードレールの上までさらに高巻いて越えます。
六甲山・長峰山・摩耶山 川原に降りて少し進むと、F9。右側を登ります。
川原から流れに降りなければ、見落としがちです。
川原に降りて少し進むと、F9。右側を登ります。 川原から流れに降りなければ、見落としがちです。
六甲山・長峰山・摩耶山 F10「2条の滝」です。流れの間を登ります。滑りやすい岩なので、慎重に。
F10「2条の滝」です。流れの間を登ります。滑りやすい岩なので、慎重に。
六甲山・長峰山・摩耶山 F11。滝身右側を登ります。ここは特に滑りやすい岩です。
F11。滝身右側を登ります。ここは特に滑りやすい岩です。
六甲山・長峰山・摩耶山 F11からすぐにまた大きな第6堰堤が立ち塞がります。ここは左側の斜面から高巻きます。
F11からすぐにまた大きな第6堰堤が立ち塞がります。ここは左側の斜面から高巻きます。
六甲山・長峰山・摩耶山 第6堰堤の上のガードレールまで登ると、赤ペンキマークがあります。「×」印もありますが、気にせずガードレールに沿って直進します。
第6堰堤の上のガードレールまで登ると、赤ペンキマークがあります。「×」印もありますが、気にせずガードレールに沿って直進します。
六甲山・長峰山・摩耶山 ガードレールのところから左上を見ると、ペンキマークやら赤リボンやらがあり、踏み跡もありますが、目的・行き先不明です。惑わされないように。(おそらく林業作業用の印と踏み跡かと)
ガードレールのところから左上を見ると、ペンキマークやら赤リボンやらがあり、踏み跡もありますが、目的・行き先不明です。惑わされないように。(おそらく林業作業用の印と踏み跡かと)
六甲山・長峰山・摩耶山 ガードレールを直進すると、水のない支谷に降り立ち、道はさらに真っ直ぐに向かいの斜面を登るように付いています。この道を行くと、植林帯の中で踏み跡がいくつもに分かれますが、常に右側の流れから離れないように意識して進むことが必要です。この道を行くと、スリットのある第7堰堤に行き着きます。流れを高巻くことになるので、F12とは出会えません。
ガードレールを直進すると、水のない支谷に降り立ち、道はさらに真っ直ぐに向かいの斜面を登るように付いています。この道を行くと、植林帯の中で踏み跡がいくつもに分かれますが、常に右側の流れから離れないように意識して進むことが必要です。この道を行くと、スリットのある第7堰堤に行き着きます。流れを高巻くことになるので、F12とは出会えません。
六甲山・長峰山・摩耶山 F12に会うために、水のない支谷に降りたらすぐ右にある本谷に降りて進みます。
F12に会うために、水のない支谷に降りたらすぐ右にある本谷に降りて進みます。
六甲山・長峰山・摩耶山 F12。左側の岩を登ることもできますが、非常に脆く崩れやすいので、左手前から巻くことをお勧めします。
F12。左側の岩を登ることもできますが、非常に脆く崩れやすいので、左手前から巻くことをお勧めします。
六甲山・長峰山・摩耶山 F13?  滝身右側を登ります。
F13? 滝身右側を登ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 無名のコンクリート堰堤(「レースのカーテン」)にぶち当たります。
無名のコンクリート堰堤(「レースのカーテン」)にぶち当たります。
六甲山・長峰山・摩耶山 よーく見ると、左手前の木に白テープがあります。ここを左に登ります。
よーく見ると、左手前の木に白テープがあります。ここを左に登ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 登ったところは植林帯となっていて、おそらく先ほどの支谷を横切って直進してきた道と合流します。踏跡はいっぱいありますが、右端を選び、次の無名堰堤まで進みます。
登ったところは植林帯となっていて、おそらく先ほどの支谷を横切って直進してきた道と合流します。踏跡はいっぱいありますが、右端を選び、次の無名堰堤まで進みます。
六甲山・長峰山・摩耶山 写真では分かりにくいですが、土嚢が積んである斜面を下って堰堤上に降ります。
写真では分かりにくいですが、土嚢が積んである斜面を下って堰堤上に降ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 降り立った堰堤上で流れが分かれています。左は支谷で、スリットの第7堰堤に突き当たります。右が本谷です。どちらに進むかはお好みで(^_^;)
降り立った堰堤上で流れが分かれています。左は支谷で、スリットの第7堰堤に突き当たります。右が本谷です。どちらに進むかはお好みで(^_^;)
六甲山・長峰山・摩耶山 左の支谷を行った場合。赤レンガの堰堤(第7堰堤)手前の滝。右から登ります。
左の支谷を行った場合。赤レンガの堰堤(第7堰堤)手前の滝。右から登ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 レンガ造り風の第7堰堤。真ん中が通り抜けられるようになっていて、行きたい誘惑に駆られますが、ここは支谷なので行ってはいけません。
レンガ造り風の第7堰堤。真ん中が通り抜けられるようになっていて、行きたい誘惑に駆られますが、ここは支谷なので行ってはいけません。
六甲山・長峰山・摩耶山 堰堤前右の木にある赤テープのところから、右の本谷方向へ尾根を巻いていきます。
堰堤前右の木にある赤テープのところから、右の本谷方向へ尾根を巻いていきます。
六甲山・長峰山・摩耶山 本谷の堰堤上に降り立ちます。先ほどの分岐で本谷を進んできた道とここで合流します。
本谷の堰堤上に降り立ちます。先ほどの分岐で本谷を進んできた道とここで合流します。
六甲山・長峰山・摩耶山 ステップラダーのある堰堤の手前の滝。これがF13?
右側を登ります。
ステップラダーのある堰堤の手前の滝。これがF13? 右側を登ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 やがてステップラダーのある堰堤に突き当たります。ステップラダー上がると、2019年からこの上が水溜りになっていますが、水溜りを巻く道もできています。
やがてステップラダーのある堰堤に突き当たります。ステップラダー上がると、2019年からこの上が水溜りになっていますが、水溜りを巻く道もできています。
六甲山・長峰山・摩耶山 2020.6.30 堰堤を右から巻く場合は、この赤テープの所から、急斜面を登り、
2020.6.30 堰堤を右から巻く場合は、この赤テープの所から、急斜面を登り、
六甲山・長峰山・摩耶山 この壊れかけたフェンスの上を通って、
この壊れかけたフェンスの上を通って、
六甲山・長峰山・摩耶山 苔むしたゴーロを横切り、堰堤の上流に降ります。
苔むしたゴーロを横切り、堰堤の上流に降ります。
六甲山・長峰山・摩耶山 ステップラダーの堰堤を越えて左側の奥にF14があります。左の木が立てかけてあるところを登ります。
すぐ後ろには堰堤があります。
ステップラダーの堰堤を越えて左側の奥にF14があります。左の木が立てかけてあるところを登ります。 すぐ後ろには堰堤があります。
六甲山・長峰山・摩耶山 F14の上の堰堤を越えるには、手前右側のこんな急坂を登ります。
右側の斜面に取り付いてもいいです。
F14の上の堰堤を越えるには、手前右側のこんな急坂を登ります。 右側の斜面に取り付いてもいいです。
六甲山・長峰山・摩耶山 ステップラダーの堰堤を越えた後、F14に行かずに次の堰堤を越える巻き道もあります。右の支谷との間の尾根尻に取付きます。足元にある土留めのため?の緑色のネットが目印です。登り始めるとすぐに左(本谷)側にトラバース気味に登っていきます。鎖1箇所あり。これを行くとF14はスルーすることになります。
ステップラダーの堰堤を越えた後、F14に行かずに次の堰堤を越える巻き道もあります。右の支谷との間の尾根尻に取付きます。足元にある土留めのため?の緑色のネットが目印です。登り始めるとすぐに左(本谷)側にトラバース気味に登っていきます。鎖1箇所あり。これを行くとF14はスルーすることになります。
六甲山・長峰山・摩耶山 本谷の堰堤は、この足場を使って乗り越します。
本谷の堰堤は、この足場を使って乗り越します。
六甲山・長峰山・摩耶山 堰堤を越えて川原に降り立つと、左奥にF15「ソーメン滝」が現れます。
堰堤を越えて川原に降り立つと、左奥にF15「ソーメン滝」が現れます。
六甲山・長峰山・摩耶山 ソーメン滝の巻道は、右手前から急斜面を登ります(鎖あり)。
ソーメン滝の巻道は、右手前から急斜面を登ります(鎖あり)。
六甲山・長峰山・摩耶山 巻道から見るソーメン滝。
巻道から見るソーメン滝。
六甲山・長峰山・摩耶山 ソーメン滝を登る場合、左端の滝際にロープがありますが、足場が滑りやすいので登り易くありません。少し手足が濡れますが、左端の流れの右側の岩を直登できます。傾斜は急ですが岩はザラザラで意外と滑りません。冷たくて気持いい。
ソーメン滝を登る場合、左端の滝際にロープがありますが、足場が滑りやすいので登り易くありません。少し手足が濡れますが、左端の流れの右側の岩を直登できます。傾斜は急ですが岩はザラザラで意外と滑りません。冷たくて気持いい。
六甲山・長峰山・摩耶山 ソーメン滝のすぐ上にあるF16。前に大木が崩落してきています。
ソーメン滝のすぐ上にあるF16。前に大木が崩落してきています。
六甲山・長峰山・摩耶山 F16は右から巻きますが、大木が落ちた斜面の真下を通らなければなりません。気持ち悪いので素早く通過しましょう。
F16は右から巻きますが、大木が落ちた斜面の真下を通らなければなりません。気持ち悪いので素早く通過しましょう。
六甲山・長峰山・摩耶山 F17「愛情の滝」。
F17「愛情の滝」。
六甲山・長峰山・摩耶山 愛情の滝の巻き道は、左右両方にありますが、どちらも荒れ気味です。右側の巻き道はザレた谷を詰めていき、途中から左の斜面に登ります(ロープあり)が、かなり荒れています。
2018年5月現在、写真の看板はなくなっています。
愛情の滝の巻き道は、左右両方にありますが、どちらも荒れ気味です。右側の巻き道はザレた谷を詰めていき、途中から左の斜面に登ります(ロープあり)が、かなり荒れています。 2018年5月現在、写真の看板はなくなっています。
六甲山・長峰山・摩耶山 左の巻き道は、滝左側のルンゼ状の岩場を登り、トラバースして「愛情の滝」看板の裏側から落ち口に出ます。
左の巻き道は、滝左側のルンゼ状の岩場を登り、トラバースして「愛情の滝」看板の裏側から落ち口に出ます。
六甲山・長峰山・摩耶山 落ち口へのトラバース道ですが、斜面が徐々に崩れて痩せてきています。通行には注意が必要です。
また左側のオーバーハングした崖が今にも崩れてきそうで気持ち悪いので、素早く通過しましょう。
落ち口へのトラバース道ですが、斜面が徐々に崩れて痩せてきています。通行には注意が必要です。 また左側のオーバーハングした崖が今にも崩れてきそうで気持ち悪いので、素早く通過しましょう。
六甲山・長峰山・摩耶山 トラバースせずに、さらに高巻く道もあります。
トラバースせずに、さらに高巻く道もあります。
六甲山・長峰山・摩耶山 そのまま流木の折り重なった谷を詰めていくと、「B-9」看板の奥にこの谷最後の滝F18が見えます。濡れた流木は滑ります。急がず慎重に。
そのまま流木の折り重なった谷を詰めていくと、「B-9」看板の奥にこの谷最後の滝F18が見えます。濡れた流木は滑ります。急がず慎重に。
六甲山・長峰山・摩耶山 F18は巨岩を抱いた美しい滝です。
F18は巨岩を抱いた美しい滝です。
六甲山・長峰山・摩耶山 F18の巻き道は、「B-9」看板のすぐ裏から登ります。上部の大岩を右から巻くと、F17からの巻き道に合流し、谷から離れていきます。
F18の巻き道は、「B-9」看板のすぐ裏から登ります。上部の大岩を右から巻くと、F17からの巻き道に合流し、谷から離れていきます。
六甲山・長峰山・摩耶山 F18を右から巻いた場合、やがて、前方に建物(六甲天狗岩ヴィラ)が見えてきます。そちらに向けて直登せずに、道は左へ巻いていきます。このあたり、夏になると笹が生い茂って道を覆い隠すようになり、踏み跡がわかりにくくなります。隠れた切り株に躓かないように注意しましょう。
F18を右から巻いた場合、やがて、前方に建物(六甲天狗岩ヴィラ)が見えてきます。そちらに向けて直登せずに、道は左へ巻いていきます。このあたり、夏になると笹が生い茂って道を覆い隠すようになり、踏み跡がわかりにくくなります。隠れた切り株に躓かないように注意しましょう。
六甲山・長峰山・摩耶山 最後のF18から10分。舗装路に出て西山谷完全踏破です。右に行けばみよし観音からガーデンテラス方面、左に行けば六甲ケーブル山上駅方面です。
最後のF18から10分。舗装路に出て西山谷完全踏破です。右に行けばみよし観音からガーデンテラス方面、左に行けば六甲ケーブル山上駅方面です。
六甲山・長峰山・摩耶山 F18を左から巻いた場合、その上の流れを遡ります。
小堰堤を二つ、最初は左から、次は右から越えて、前方に天狗橋が見えてきたら左側の尾根尻に取り付きます。
F18を左から巻いた場合、その上の流れを遡ります。 小堰堤を二つ、最初は左から、次は右から越えて、前方に天狗橋が見えてきたら左側の尾根尻に取り付きます。
六甲山・長峰山・摩耶山 (F18を左から巻いた場合)そして天狗橋西詰に出て遡行終了です。
(F18を左から巻いた場合)そして天狗橋西詰に出て遡行終了です。

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