添蚯蚓坂のみち

山と渓谷社の分県ガイドを参考に「添蚯蚓坂（そえみみずざか）のみち」を歩いてみることにした。 車は久礼の無料駐車場に置く。 駐車場より久礼の町を通って国道に向かい、国道を横断した後長沢川を遡る。 高速道路が近くなってくると登り口も近い。 添蚯蚓坂は遍路道として整備されており、迷うことはまずなさそうと思うほど案内板等が充実している。 高知自動車道が造られた影響で一部分断されているものの、昔ながらの道をゆっくり登ると峠に達する。 道中唯一の展望を見た後は下りになり、周りが開けてくると添蚯蚓坂の終点が程近い。 県道に出て左に進むとすぐに国道に突き当たり、七子峠に到着。 七子峠で休憩後、下りは四国のみちを利用することに。 こちらは最初に急坂で一気に下るが林道に出るとあとは平坦な道が続く。 大坂谷川に沿って歩くと季節の花々が沢山咲いており、長い車道も意外と飽きない。 久礼の町が近くなってくると川の両側に桜が植えられており、多くの人で賑わっていた。 今回のコース、距離は少々あるものの、歴史ある道を辿るのはなかなか面白く感じた。 また遍路道を通してみることで、普段は車でなにげなく通っている久礼坂や高知自動車道の見方が少し変ったように思う。