1日2山百 その2：百蔵山と猿橋と甚六桜

1日に山梨百名山をふたつ登ろう！2山目は百蔵山です。 岩殿山からハッスル号をブンブンして10分ぐらいで百蔵山登山口駐車場（バス停がある市営グラウンドのところ）です。そこそこ人気（ひとけ）のあった岩殿山と違って、なんか閑散としてる。たくさん停められそうな駐車場もスカスカです。まあこの時間じゃしょうがないかな。 やたらと急傾斜な車道を登り、途中から林道～登山道に入ります。山頂までは程よい傾斜で、土の歩きやすい山道が続きます。あまりにも誰もいないので熊さんが怖いですが、周囲の木々が伐採されている痕跡が、人の手が入っている安心感と残念感を与えます。 広い山頂で秀麗富嶽12山のとおり富士さまを拝み、時計回りに東コースから下山。 東コースの山頂直下で滑りやすそうなロープつき急登がある以外は、終始歩きやすい道です。やがて車道に出て浄水場を眺めつつ駐車場へゴール。 なんだかあっという間に終わってしまったので、猿橋に観光しに行きます。日本三大奇橋の橋で、橋脚のない異様なビジュアルがインパクト大。橋の下の桂川の渓谷もダイナミック。 岩殿山の山頂で歴史好きなおじちゃんに、勝沼ぶどう郷駅の桜（甚六桜）が満開だと教えてもらったので見に行きます。天気がイマイチなのが残念ですが、好みの旧型の電車が展示してあったのと、桜と駅のコラボレーションを満喫。しかし風が冷たくて凍死しそうなので早々に撤退。甲府に戻ったらこんなに寒くなかったです。大月って寒いのね。 身も心も（？）凍えたので温まりにぶどうの丘の天空の湯へ。ぶどうの丘は宿泊施設やバーベキューや売店などいろいろ揃ったエリアとして整備されているところ。勝沼ぶどう郷駅からも歩いて来れるみたいです。 温泉はプチみたまの湯（※個人的にベスト1な温泉）のようで、露天の眺めはみたまの湯から90度回転したような西向きの絶景。北岳～鳳凰三山～甲斐駒～金峰山が一望です。内湯にはジェットバスや寝湯、泡風呂などがありかなり好きなタイプ。みたまの湯よりコンパクトですが混んでないのもいいです。 温泉はぬる湯好きなのですが、そういえば山梨の温泉はぬる湯率が高い。山梨はぬる湯文化なのかなあ、好きだ！ と思いつつホカホカしながら晩酌用のワインを買って帰ったのでした。