修験者たちと行く熊野大峯奥駈

2017.04.22(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 59
休憩時間
1 時間 50
距離
18.2 km
のぼり / くだり
2060 / 1148 m
36
28
43
1 6
1 53
1 25
5
51
38
17

活動詳細

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また熊野古道に行ってきました。 今回は近露の山登りじいじに誘われて、那智山青岸渡寺が主催する大峯奥駈の行に参加させていただきました。 この大峯奥駈の行は明治期に一度は途絶えた熊野修験を青岸渡寺が復活させたもの。毎年、那智山青岸渡寺から吉野までの大峰奥駈道(前半の那智から本宮までは中辺路)を4回に分けて歩くそうで、今年は記念すべき30周年とのことでした。 今回は全4回のうち第2回目。本宮から玉置神社までの18㎞程の行程を歩きます。(今回は参加費1人三千円) 修験者さんたちの修行に同行するような形で、いつもの山行とは違う貴重な体験をさせていただきました。 所々で般若心経やご真言を上げる勤行、修験者さん達の鳴らす法螺貝、「六根清浄(ろっこんしょーじょー) 懺悔懺悔(さーんげさんげ)※」の掛け念仏、奥深い大峰の山々に響くそれらの音が何とも言えない心地よさでした。 ※「ざんげ」だと掛け声が難しいので「さんげ」という。 因みに今回の参加人数は94人(東京、静岡、高知、広島などの遠方からの参加も。子供は我が家のみ)。この人数に加えてルートが結構なアップダウンの連続だったため歩行スピードは超スローペースでした。それでも、ちゃんと日暮れ前に全員をゴールさせた主催者は流石だと思いました。 この大峯奥駈の行は特にインターネット等で募集しているわけではないですが、誰かの紹介でなくても参加できるそうです(ただし、次回第3回は宿泊する山小屋の収容人数の問題で新規参加は難しいそう)。興味のある方は青岸渡寺に連絡してみて下さい。私にメッセージをいただければ、私から山登りじいじに頼むこともできます。 【下山後】 ゴールの玉置神社からは笑いじいじの車で近露へ。 (奥駈の行のサポートの方が本宮から玉置神社まで車を回してくれる。) 一緒に奥駈の行に行った木こりじいじの娘さん、笑いじいじとその友達の面々と共に総勢10人で打ち上げ。美味しい料理とお酒で未明まで盛り上がりました。 翌日は再び十津川へ行き、以下の名所を巡りました。 〇玉置神社と玉置山 玉置神社と玉置山はとろつまが前々から行きたかったところ。奥駈の行では玉置神社に長くいられず、上の玉置山まで行かないことが分かっていたので、とろつまが翌日の再訪を熱望していました。 〇昴の里の野猿 小辺路の時にとろつまがやりたがったものの、時間がなくてできなかったもの。 〇庵の湯 小辺路の時に寄ってとろつまが気に入った温泉を再訪。 〇谷瀬の吊橋 小辺路の時にとろつまが行きたがったものの、距離が遠すぎて行けなかったもの。

大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 早く着いたので本宮へ。
早く着いたので本宮へ。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 朝早いので人も殆どいません。
朝早いので人も殆どいません。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 本宮が好きなとろつまご満悦。
本宮が好きなとろつまご満悦。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 時間が無くなってきたので走って大斎原へ。
時間が無くなってきたので走って大斎原へ。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 大斎原の大鳥居。この先は撮影禁止です。
大斎原の大鳥居。この先は撮影禁止です。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) そして、奥駈の行の始まり。初参加ということで、前の方で歩かせていただきました。
そして、奥駈の行の始まり。初参加ということで、前の方で歩かせていただきました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 「ろっこんしょーじょー」という山伏さんの掛け念仏に応えて、「さーんげ さんげ」と唱えながら登ります。
「ろっこんしょーじょー」という山伏さんの掛け念仏に応えて、「さーんげ さんげ」と唱えながら登ります。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) ツツジが綺麗でした。
ツツジが綺麗でした。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) このように所々で勤行をしながら進みます。
このように所々で勤行をしながら進みます。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 熊野の山に修験者は良く似合います。
熊野の山に修験者は良く似合います。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 途中の休憩ポイントでサポートの方々が接待をしてくださいます。
途中の休憩ポイントでサポートの方々が接待をしてくださいます。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 美しき熊野。ダムの放流で川は濁っていますが、それでもいい眺めです。
美しき熊野。ダムの放流で川は濁っていますが、それでもいい眺めです。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) だんだん山が深くなっていきます。
だんだん山が深くなっていきます。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 今日はピクちゃんも一緒。しかし、翌日あんなことになるとは…
今日はピクちゃんも一緒。しかし、翌日あんなことになるとは…
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 勤行
勤行
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 総勢94人。こんな大人数での山行は初めてでした。
総勢94人。こんな大人数での山行は初めてでした。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 斜面の桜が綺麗でした。
斜面の桜が綺麗でした。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) ここでもサポートの方の接待。疲れた体に甘いものが有難いです。
ここでもサポートの方の接待。疲れた体に甘いものが有難いです。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 大森山
大森山
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 玉置神社まで最後の登りの始まり。ここからは私語厳禁でした。
玉置神社まで最後の登りの始まり。ここからは私語厳禁でした。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 玉置神社に到着。見た瞬間気に入りました。
玉置神社に到着。見た瞬間気に入りました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 玉置神社で最後の勤行が始まります。
玉置神社で最後の勤行が始まります。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 本殿の裏にある神大杉。
本殿の裏にある神大杉。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 山登りじいじと。
山登りじいじと。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 駐車場へ向かいます。左から笑いじいじ、山登りじいじ。
駐車場へ向かいます。左から笑いじいじ、山登りじいじ。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 駐車場ではサポートの方々がぜんざいを用意してくれてました。
駐車場ではサポートの方々がぜんざいを用意してくれてました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 駐車場から。小辺路で歩いた山々も一望できました。
駐車場から。小辺路で歩いた山々も一望できました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 本宮そばの川湯温泉で汗を流し、
本宮そばの川湯温泉で汗を流し、
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 山登りじいじの家で打ち上げ。
山登りじいじの家で打ち上げ。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 山登りじいじ特製のシシ鍋に笑いじいじのお母さんが作ったさんま寿司などの郷土料理、お酒が進みました。
山登りじいじ特製のシシ鍋に笑いじいじのお母さんが作ったさんま寿司などの郷土料理、お酒が進みました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 一応中学生です。
一応中学生です。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 近露での一風景。長閑な里です。
近露での一風景。長閑な里です。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 今回も野中の清水で水を汲みます。
今回も野中の清水で水を汲みます。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 翌日の軌跡
翌日の軌跡
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 玉置山山頂。とろつまは踊ってるのではなく、何かで息子を叱ってます。
玉置山山頂。とろつまは踊ってるのではなく、何かで息子を叱ってます。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 気を取り直して記念撮影
気を取り直して記念撮影
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 鐘を鳴らすとろつまではなく、娘のザックの横ポッケに注目。この時ピクちゃんはまだいました。
鐘を鳴らすとろつまではなく、娘のザックの横ポッケに注目。この時ピクちゃんはまだいました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 山頂から下って玉置神社へ。御神酒が飲めます。
山頂から下って玉置神社へ。御神酒が飲めます。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) やっぱりこの本殿はいい雰囲気です。
やっぱりこの本殿はいい雰囲気です。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) この直後に娘がピクちゃんがいないことに気づいてうろたえ始めます。境内を方々探しても見つかりません。写真を確認したら山頂まではいた模様。3枚前の写真参照。
この直後に娘がピクちゃんがいないことに気づいてうろたえ始めます。境内を方々探しても見つかりません。写真を確認したら山頂まではいた模様。3枚前の写真参照。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 仕方なく玉置山頂へ来た道を戻ってみたら…途中の玉石社のそばに落ちてました。「ごめんね、ピクちゃん」とポロポロ涙を流す娘。よほど嬉しかったようです。
仕方なく玉置山頂へ来た道を戻ってみたら…途中の玉石社のそばに落ちてました。「ごめんね、ピクちゃん」とポロポロ涙を流す娘。よほど嬉しかったようです。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 再会できて良かったです。
再会できて良かったです。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 玉石社の神様に見つかったお礼をしています。
玉石社の神様に見つかったお礼をしています。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 玉石社はこれまた雰囲気のいい所。
玉石社はこれまた雰囲気のいい所。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 寂しい思いをさせたからと、ピクちゃんを抱っこしながら歩いています。
寂しい思いをさせたからと、ピクちゃんを抱っこしながら歩いています。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 所変わって昴の里の野猿(無料)。
結構力を使います。
所変わって昴の里の野猿(無料)。 結構力を使います。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 娘は自力だと厳しいので、息子が外から引っ張ってやってました。
娘は自力だと厳しいので、息子が外から引っ張ってやってました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) とろつまも自力だと厳しいので、子供達が外から引っ張っていました。
とろつまも自力だと厳しいので、子供達が外から引っ張っていました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) せっかくなので私も。引っ張るのに一生懸命であまり景色を楽しむ余裕はありません。
せっかくなので私も。引っ張るのに一生懸命であまり景色を楽しむ余裕はありません。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 見苦しい写真ではありますが、これぐらい力を使います。筋トレした後のような筋肉の張り、久々の感覚です。
見苦しい写真ではありますが、これぐらい力を使います。筋トレした後のような筋肉の張り、久々の感覚です。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 小辺路の時に寄った庵の湯へ再び。これは外にある足湯。娘は間違えて靴下のまま片足を水没させてました。
小辺路の時に寄った庵の湯へ再び。これは外にある足湯。娘は間違えて靴下のまま片足を水没させてました。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) そして谷瀬の吊橋
そして谷瀬の吊橋
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 全長約300m.板がギシギシいって思ったより怖かったです。
全長約300m.板がギシギシいって思ったより怖かったです。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) 地元の人はここを自転車やバイクで通るとか…ちょっと信じられないです。
地元の人はここを自転車やバイクで通るとか…ちょっと信じられないです。
大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) ライトアップされてました。
ライトアップされてました。

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