乾徳山でScrambling

2017.04.22(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 14
休憩時間
32
距離
8.7 km
のぼり / くだり
1177 / 1177 m
11
1 32
45
41
10

活動詳細

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GW前の週末、天気もなんとか大丈夫そうだったので、先週に続き今週も登山に出かけました。 今回は山梨百名山であり、日本200名山でもある乾徳山ですが、今年初の奥秩父の山です。 大菩薩嶺や瑞牆山も捨てがたかったのですが、天気がイマイチであり、眺めは期待できそうになかったので、今回はトレーニングと割り切って登ってきました。 でも、登山口からの標高差が1000m以上あり、山頂直下の岩場も予想以上にスリリングで、夏のアルプス登山に向けていいトレーニングになりました。 さて、乾徳山といえば山頂直下の鳳岩の垂直に近い岩登りが有名ですが、個人的にはその手前にあるカミナリ岩もなかなか登り応えがあり、あらためて岩場登りの技術は必要だと感じました。 3点支持は問題なく出来るのですが、やはり足場や手がかりの確保が馴れておらず、最後は腕力で登ってしまうのは奥穂高岳や剱岳では通じないと思いますので、これからボルダリングで鍛えたいと思います。 ちなみに乾徳山の岩場Levelの個人的な感想は、槍ヶ岳よりも難しく、甲斐駒ヶ岳の直登ルートと同等だと感じました。 槍ヶ岳はルートが明確で、補助具も充実しているので素人でも登れますが、乾徳山は事前に手と足を置く場所を考えて登るか、あるいは鎖を腕力で登るかになるので、その点が槍ヶ岳よりも難しいと思いました。 とはいえ、馴れてる人なら簡単だと思いますが(笑) そういうわけで、百名山ほどではないですが、乾徳山は登る人も多く、非常に整備が行き届いているので、岩場の練習をしたい人にはオススメの山だと思います。 それから、今回は珍しく観光もしてきました。 恵林寺ですが、このお寺の山号が乾徳山なのです。 恵林寺を開いた夢窓疎石という僧が乾徳山で修行したことから由来があるようですが、武田信玄の菩提寺でもあります。 登山口からも近いので、是非とも登山と合わせて寄っていただきたいと思います。

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