活動データ
タイム
05:44
距離
8.9km
のぼり
346m
くだり
369m
活動詳細
すべて見る家族で仲良く寝坊し、予定より二時間ばかり遅れて東武竹沢駅に降り立つ。この日は外秩父七峰縦走ハイキング大会の開催日と重なりはしたが遅いスタートが功を奏し、駅にその手の人影は無かった。 時間の関係で金勝山は断念し、官ノ倉山登山口へ向けて春めいた里の小径を進んで行く。息子が抱っこをせがむまでは歩かせたが、見事に道草ばかりでちいとも進まない。背負子に乗せるとすぐに寝入ったことが背中の感触で分かる。道中、官ノ倉山と石尊山が青空の手前にふたつのこぶを並べている様子がなんとも良かった。 登山口へ着くと外秩父七峰縦走の大きな垂れ幕が掲げてあった。大会ボランティアと思しき方が降りてくる。草花を楽しみ、清涼な風の中を登っていくと官ノ倉山山頂はあっという間だった。山頂にはベンチがふたつあり、人気のコースだというのも頷ける良好な見晴らしがあった。空に雲はなく、また日陰もなかったので少しの休憩を挟み石尊山まで行ってお昼休憩をとることにした。山頂直下の桜の木の下にもベンチがあり、堂平山と笠山がなだらかな稜線を続けて描いている。笠山はなるほど、柔らかな湾曲の最高点でその甘美な頂きを持ち上げていた。 官ノ倉山から一度下り、また登り返すと石尊山に至る。こちらは背の高い木々がなく、官ノ倉山よりも視界が効く。休憩中に10人ほどのハイカーが一息ついては北側に見える雪を残した山々の名を確認して下山して行くようだった。束の間の山頂ランチを楽しみ、鎖のついた下山路を慎重に進む。舗装路に出てから蓮華畑の脇を少し行くと駐車場、トイレとテーブルがあった。その後も草花に足を止めては歩き、駅へと向かう道中、道に迷うことはないほどに案内標識はしっかりとしていた。ハイキングも終盤を迎えて国道に出ると、多くの大会参加者とそれぞれの思いで満ち満ちたイーグルバスがひっきりなしに我々を追い越していった。 外秩父七峰縦走ハイキング大会は各所で時間制限があるようだか、来年は家族で四峰くらい歩いてみたい。気になることとしては、来年からは参加費が発生するかもしれないとのこと。子供は無料だと嬉しい。 娘のリュックにつけたベンチレーターは100均の猫よけマットである。メッシュの"背当てクッション"という目当ての商品がなかったため今回はこれで改造を試みる。リュックの幅と高さに合わせて切り、背中が当たる面となる小さな突起もニッパーで丁寧に切り取る。ヤスリと耐水ペーパー仕上げ。肩紐の上下にゆとりを持たせてゴム紐で括り付けて完了。制作時間は45分程度。あと30分時間をかければが完全に凹凸をなくすことができたが、どうやら快適だった様子である。
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