開聞岳

飛行機で鹿児島空港へ。 空港でレンタカーを借りて、翌日、開聞岳へ向かいます。 海岸線の道から少し内陸に入ると開聞岳が姿を現します。 その美しい容姿にテンションも最高潮へ。登る前から満足してしまいました。 駐車場には臨時のテントが設置されており、地元の方が登山届の提出を指導されていました。 駐車場から直接登山口へ行く道もあるのですが、少し遠回りしてキャンプ場経由で登ります。 登山道は整備されており、時期柄子供連れが多く混雑していました。 しかし、円錐形の山をぐるりと回っていく登山道は、結構な傾斜を登るのみ。 途中で平坦な道も大きな広場もなく、数カ所を除いては全く眺望もなく、なかなかハードです。 しかも、８合目くらいからは大きな岩がゴロゴロとした道に変わり、両手も使う羽目に。 山頂からは内陸側の景色が大きく開けており、南九州が一望できます。 が、残念ながら海側の景色をゆっくり楽しめる場所はありません。 一緒に登ったパートナーと二人、予想に反してのハードな山行に 「開聞岳は登る山ではなく、見る山だ」と思ってしまいました。