医王山の鳶岩と黒瀑山に祖谷登山口から登って来た!

2017.04.23(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 8
休憩時間
24
距離
9.1 km
のぼり / くだり
925 / 926 m
1 12
7
48
18
1 22
43
5
1

活動詳細

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今回登って来たのは医王山周辺です。 この周辺には2月の積雪がある時期にも来たのですが、その時はかなり大変な思いをしました。 今回はそのルート検証も兼ねて登りに来ました。 祖谷登山口に到着し準備を始めるとその周辺は爽やかなウグイスの鳴き声があちこちで聞かれました。今回初めてなのですが、そのウグイスを撮影出来ました。いつものコンデジだったのであまりアップにして撮れなかったけどよく見ると撮れてました! ちなみにウグイスのカラダの色はウグイス色では無くグレーですので~ スタートして進んで行くと冬に通ったルートと違うなって事に気づきました。夏ルートは歩きやすく踏み跡もしっかりあるので特に迷う事なく進んでいけます。新しめのピンクテープがあちこちにありました。 そして国見ヒュッテのある岩崩山展望台に到着。ヒュッテは未だ冬の閉鎖中でした。 天候も良く登り始めてから未だ1時間程でしたし雪も大丈夫そうなので皆さん大好きな医王山の名所であるトンビ岩まで行くことにしました。 国見ヒュッテ周辺にはいくつもの歌碑があったのですが、そのうちの一つの碑の更に奥に続く道があったのでもしかしたら鳶岩方面に抜けるルートがあるのかな?と思い進んでみると山の中にポツンと碑がありました。そこにはキリスト像が祭られてる今まで見た事のない物でした。抜け道では無かったのでアスファルト道に再び戻って先に進みます。 道路脇には未だ残雪がありましたが車の往来は出来るようです。青空の中を気持ち良く進み堂辻にある金山峠に向かう登山口に到着。この登山口周辺には結構車を駐めれるスペースがあるのでここまで車で来る方が楽そうですね。 ここからは正面ルートと右ルートがあり、真っ直ぐは鳶岩、右は梯子坂と書かれてました。なので鳶岩方面のルートから行きます。 しばらく登ると雪道となりこの日も雪面歩きのある山行となっちゃいました。程なく歩き三千坊方面からの合流地点である金山峠に出ます。そこから更に進むと左は鳶岩方面で右は割と広い路が延びてる謎の分岐点に出ました。更に進むとこの先には「黒瀑山(くろたきやま)」と書かれてる小さなプレートとその先に進めそうな踏み跡がありました。 そこを通り過ぎるとやがてルートは急坂の梯子坂を下り、下りきると沢渡りのポイントに出ます。雪解け時期でしたが水量は普通でした。この先はクサリが架かってるカニの横ばいルートを進み、昨年かけ直された真新しいクサリのカニの縦ばいルートを登って行きます。昨年登った時よりもこの岩盤には新しめの小岩が結構ありました。これが春の岩盤なのかな~って思いましたね。 鳶岩に到着し先端に登ってから再びクサリ場を下って行きます。登りはクサリにあまり頼らず登れるのですが、下りはクサリに頼って降りて行ってしまうので岩盤下りの練習はまだまだなのかなって思いました。 沢渡りから急登のハシゴ坂を登っていきます。途中には「鳶岩が見えます」看板が出てる所があるのですが、よく見るとカニのたてばいに取り付けられてるクサリが光ってよく見えましたね。そこを過ぎ、今度は黒瀑山に行ってみることにしました。 割と細いルートですが刈り払われた跡もあったので、細尾根ルートをモクモクと進みます。今の藪が少ない時期だったから歩けたのかなとも思いました。 程なくして黒瀑山の山頂に到着。するとそこにはソロで登ってこられた方が休憩されてました。その方は昨年秋にもこの黒瀑山に来ようとしたようですが、その時期は藪が酷かったって言ってました。この頂上からは更に先に続く道もありましたが藪漕ぎがひどそうな感じでした。 黒瀑山から戻り金山峠手前の分岐点に来ます。帰りは来たルートでは無く何処に出るのかイマイチ謎な広いルートから戻ることにしました。 アップダウンが無くほぼ水平な路が続いております。ここも所々残雪ありのルートとなってました。で、結局出た場所は登り始めた堂辻にある金山峠登山口でした。単に等高線沿いにひと山巻いてるルートでした。遠回りになるけどアップダウンが無く歩きやすいルートで、楽に歩きたい人向けのルートの様に思えました。 黒瀑山だけ行きたい人向けのように思えました。 ちょっと遅めの休憩をヒュッテ前の展望の良いベンチでしました。この日は剣岳も見渡せ青空の中絶好のお昼休憩となりましたね。 この場所では偶然にもカニの縦ばいを下ってる時にすれ違った方が休憩されてました。話を聞くとトンビ岩からちょっと先にカニの縦ばいを下らずに沢渡りがあった所まで降りれるショートカットコースを下ってきたって言ってました。たぶん上級者向けの案内のあるルートの様。 機会あればそのコースも下ってみたいですね。 そして祖谷下山口から谷沿いを下って行き祖谷登山口に戻りました。 今回は約7時間程の山行となりました。 国見ヒュッテから祖谷登山口に下ってる時に感じたのはこのルートは複雑って事ですね。実際の夏ルートも地理院に記載されてるルートとは違う所も何カ所もあり、ルートが崩れてる所もあったりします。 旧ルートにもピンクテープのマーキングが何カ所もありました。冬とは全く違う景色でしたが通常の冬場ルートもいつか歩いて見たいなと思いましたね。 楽しかったけど疲れた医王山でした。

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