活動データ
タイム
19:37
距離
25.1km
のぼり
1863m
くだり
2488m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るゴールデンウィークを利用して、屋久島に行ってきました。 縦走するにあたり、事前にネットや本で調べてみると、淀川登山口から宮之浦岳を経由して、白谷雲水峡または荒川登山口へ抜けるルートか、その逆ルートが一般的なようです。 もののけ姫の森(現在の苔むす森)は外せないので、ルートは【淀川】⇔ 【白谷雲水峡】で決定。 まずは宮之浦港から近い、白谷雲水峡からのルートを検討してみます。 休みを有効利用するために、福岡から夜行バスで鹿児島に入り、朝一番の高速船(トッピー)に乗船して、すぐに白谷雲水峡行きのバスに乗車すると、白谷雲水峡の登山口に約11時に到着。すぐに登り始めたとしても高塚小屋には17時~18時に到着。 これだと小屋に泊まれないどころかテントを張るスペースも確保出来ない。 しかも最終日を淀川(最寄りのバス停は紀元杉)にすると1日2本しかバスが運行していない。 ゴールデンウィークの混雑を考えると、白谷雲水峡からのルートはリスクが高いと判断し、淀川登山口から縦走することにしました。 因みに最後を白谷雲水峡にすると、帰りのバスは臨時バスまで入れると1日8本あります。 4/30 23:40 福岡の天神バスセンターから乗車 5/01 06:18 鹿児島本港着 07:45 高速船トッピーに乗船 09:45 屋久島(宮之浦港)着 宮之浦港から徒歩5分の屋久島環境文化村センターにて情報収集。臨時バスの時間など、情報が得られます。 11:15 宮之浦港からバスに乗車。11:50乗り換えのため合庁前にて下車。昼食。お店で飛魚のからあげを食す。 13:26 合庁前バス停から乗車。 14:32 紀元杉バス停着。紀元杉を撮影した後、淀川登山口まで舗装路を歩く。 15:10 淀川登山口でトイレを済ませて、登山開始。 15:40 淀川小屋着。【小屋泊】小屋は空きスペースが充分にあるも、テントスペースはなし。 5/02 04:55 淀川小屋を出発。途中、黒味岳に立ち寄り永田岳はパスして、高塚小屋へ。 13:40 高塚小屋着。【小屋泊】縄文杉を見に行ったり、鹿を撮影しながら、お酒を飲んでマッタリ過ごす。 15:00には小屋が満員になるので注意。 5/03 05:50 高塚小屋を出発。ウィルソン株は7時を目途に到着しないと渋滞に巻き込まれます。 途中、太鼓岩に立ち寄り、白谷山荘で長時間休憩。 13:00 白谷雲水峡バス停着。既に乗車待ちの登山者で溢れていた。乗車出来ないかと思ったが更に増便した模様。 13:30 臨時バスの更に臨時便(臨時便2号車)に乗車できた。乗りかえの為、小原で下車。 14:15 小原町バス停で乗り換えて乗車する予定が、満員のため乗車拒否される。帰宅難民になる。 15:43 途方に暮れながら、宮之浦バス停まで歩いて乗車。すぐに満員になる。 16:40 尾の間の二又川バス停で下車。宿泊先のジェリーズキャンプ場へ。 17:00 キャンプ場着。二又川バス停からは二又川を渡った先に手製の看板がある。小道へ右折して徒歩で約10分。 キャンプ場から10~15分歩くとJRホテル屋久島があり、温泉に入れます。受付は18時まで。1,400円。 尾の間温泉までは徒歩20分。200円。キャンプ場と温泉の間にAコープがあり、食材が入手できます。 ジェリーズキャンプ場は外国の方(ドイツ人?)が経営。よって宿泊者の3/4は外国の方です。 建物もテントサイトも日本じゃないみたい。まるで外国に行った気分に浸れます。 一面芝生のテントサイトに、目の前は海。そしてバックにはモッチョム岳。最高のロケーションです。 外国の方は、夜は焚火を囲んでお酒を静かに飲んでます。映画の中の世界みたいで、めちゃカッコイイ。 私たちは、何食も続いたアルファー米に飽き飽きしていましたので、肉を求めて外食へ。 バス通り沿いにある【味徳】というお店に飛び込みました。 久しぶりの冷えた生ビールに焼酎。そしてもしこのお店に行かれることがあれば、是非【とりのから揚げ】 を注文してみてください。とりの皮で包んだから揚げは絶品です。 5/04 06:00 淀川小屋でお酒を酌み交わして語り合った人と、たまたまこのキャンプ場でも一緒になった。 彼らは本日、関東へ向けて帰宅するため、お見送り。 08:00 キャンプ場でマッタリとモーニングを食べて、屋久島観光へ出発。バスの1日乗車券を利用。2,000円也。 2,000円は高いと思うかもしれませんが、大川~永田まで片道2,390円です。 08:31 JRホテル屋久島バス停から乗車。 09:35 宮之浦港で乗り換え。 10:00 宮之浦港バス停発。 10:30 田舎浜着。ウミガメが産卵する【いなか浜】と【送陽邸】を散策。 10:43 田舎浜発 12:45 少し遅れて海中温泉バス停着。 ここは波打ち際にある天然の温泉で、干潮の時しか入浴出来ませんので、事前に時間を調べる必要あり。 14:13 バスを待っていたら、親切なおじさんが声を掛けてくれて、自家用車に同乗させていただくことになった。 14:30 途中で中間のカジュマルに寄っていただく。まるでタクシーに乗っているかのような気分。 14:40 大川の滝に到着。ここでおじさんにお礼を言って別れる。この滝は見応えあります。ダイナミックです。 15:15 大川の滝バス停を出発。 15:50 尾の間温泉入口で下車。 先にAコープで買い物してから、尾の間温泉へ。入浴は私だけ。カミさんは込み合う洗い場が嫌なんだそうです。 17:30 歩いてジェリーズキャンプ場着。カミさんはJRホテル屋久島の温泉へ一人で出かける。 カミさんが戻って来るまで、焚火の前で屋久島島内限定の【水の森】で酔っ払う。 19:30 就寝。 続きは【最終日はモッチョム岳】へ。 【ご参考】までに 出発前に悩んだのが、寝る時の防寒。 ネットで調べてみると、5月の連休は普通にスリーシーズン用のシュラフで大丈夫という意見と、寒かったという意見 があり、とても迷いました。 結果、念の為にシュラフカバーを持っていって正解でした。 私とカミさんは、共に同じくらいの寒がりなので、寒さに対する体質は同じくらい。 初日の淀川小屋では、シュラフだけで私はちょうど良い感じで熟睡出来たのですが、カミさんはゾクゾクしてあまり 寝れなかったらしいのです。 翌日の高塚小屋では、私は同じくシュラフだけ。カミさんはシュラフにシュラフカバーのセットで快適に寝られた そうです。 ・・・で、何が違うのか考えてみたら、共にダウンのスリーシーズン用のシュラフでも、私のはフィルパワー800で カミさんのは650。ダウンの産地や品質の差もあると思います。 当たり前ですが、同じようなダウンのシュラフでも保温力に差があるようです。 因みに下山して海沿いのキャンプ場では、私はシュラフカバーのみ、カミさんはシュラフを布団のように上から 被って熟睡できました。
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