【山百6】 羅漢寺山(弥三郎岳)白砂山 楽あれば苦あり

2017.04.30(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 34
休憩時間
2 時間 3
距離
10.0 km
のぼり / くだり
812 / 814 m
58
41
1 20

活動詳細

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 GW前半、甲斐市パンフレットに載ってる白砂山を見ようと朝4時起き。渋滞ほとんど無く2時間半で獅子平登山口に到着。心配してた駐車場も先着の車は無し。  昨日の雨もあって、気温が一桁で若干寒い朝でした。フェンスの扉を開け、新緑の林の中を歩き出す。しばらくすると白い斜面が見えた。白砂山かなと思ったが、白山展望台であった。ここでは、南アルプスの山塊「白根三山、鳳凰山等」を展望しつつ、早速テンションが高まる。白砂のある山は初めてで、海でなく、山にも砂浜という錯覚に落いた。なんと不思議な光景であった。  分岐を経て、今度は本尊である白砂山に到着。白砂山はおおよそ三箇所に別れており、それぞれ違う山容になっていた。まずは、手前の山頭で羅漢寺山、弥三郎岳を一望しつつ、そして、声もこだまするのであった。白い砂の足元の先には断崖絶壁であった。次に二つ目の山頭に登ると、先日の登山で雲隠れした富士山が薄ら映り、さらにテンションがアップ。南アルプスも望めるため、最高によかったと思う。最後の山頭では、黒富士等の山も望めて、360度が楽しめる山としては恵まれたと思う。  白砂山を後にして、いよいよ羅漢寺山を登上し、こちらも同じように展望が広く、富士山、南アルプス以外に甲州市内の町並みや湖も見える。この山はロープウェイで来れるため、GWであるため観光客で賑わていた。  休憩後に弥三郎岳を登った。こちらも風化した岩が白くなって、山頂は断崖絶壁であったが、360度の展望が楽しめた。 ここまでが楽しいstoryで、悲劇は下山の途中に起きた。  最後の分岐を経て、少しだけ別ルートで下山するつもりであったが、しばらく歩くとなんと登山道が消えた。携帯のヤマンプ地図を頼りに道を探すが、なかなか見つからない。谷で二人とも柔らかい沢で転び、初めて服を汚す。里に近いことでもあるため、道無き道を歩き、途中で小枝を折ながら進んだ。倒れ木があると進路が阻まれる。それを避けながらさらに進んだ。やがてフェンス扉を見つけた。そこからすぐ近くに廃屋があった。その脇に道があった。そこから里に降りた。  今回の教訓: 1.古い記事を鵜呑みにしない。数年前にある登山道は、今にもあるとは限らない。現実の分岐道標を基準にし、スマホの地図を参考にするが、頼りにしない。 2.道がないなら、前へ進まず、一度元の道に戻る。 3.慌てず、一度冷静になって、良く考えてから行動する。この時は決して無理しないことを肝に命じる。

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