ビワイチ番外編 竹生島美の11面観音像

天気は文句のつけようのない快晴クルージング日和なので竹生島へ、港につくと旅心をそそる様な売店が数軒並んでいて振り切る様にして階段を駆け上がる。見下ろすと生い茂る木々の間から奥琵琶湖特有の濃いブルーが緑にはえて本当に綺麗だ。三重の塔の重厚感と朱の色にも圧倒された。長浜行きの船がもうすぐ出港するとの事で名物の弁天芋餅を買って搭乗待ちの人の列につく。真っ先にデッキにでて船が桟橋から離れて、小さくなってゆく刹那それを写真に収める。長浜城に登って街並みを見た。太閤殿下もここからでんとそびえ立つ伊吹を頼もしそうに見ていたのだろう。黒壁スクエアの情報も知らぬまま鯖そうめん目当てで行ったら人だらけ、かなり層が若い、私は浮いている様に感じさせられた。鯖そうめんも食って高月へあのセクシーな観音さまに会いにゆく。少し腰を横に傾けた仕草といい、また後ろにまわれば尚いっそう美しい。この後木之本地蔵院へ行く予定だったのだが電車の本数が少ないのとすぐに喉が乾く程の今日の異常な暑さに意欲が削がれて帰る事にした。