活動データ
タイム
08:59
距離
11.2km
のぼり
1398m
くだり
1412m
活動詳細
すべて見る4/30山行 知人から久し振りに山のお誘い 「花房に行きたいけど少し不安だから付いてきて欲しい」と。 了承し計画を練ることにしました... 【切っ掛け】 10数年前のことですが、通っていた大学は 岐阜でして校舎の上階からは山の眺めが 素晴らしく伊吹、養老、美濃の山々が一望でき 授業の空き時間はそこに居ることが好きでした。 次に行けそうな山を見て考えたり、 あそこを歩いたんだと思い楽しんでいました。 そのとき、いつも気になっていたのが 逆アーチと言うかスプーンでくり抜いた 様な形状で 稜線を湛える花房~小津権現間でした。 本当に綺麗でいつまでも見飽きない眺め。 行きたい候補でしたが当時の、花房~小津権現間の 稜線は登山道が無く藪も深く積雪期のみ山行可能な山。 急斜面とヤセ尾根で時間が掛かり山中テン泊、 熟達者向けと聞きいつかはそのスキルを付け行くと 当時の自分は思っていました。 数年前、山行ガイドブックを購入し事実を知って驚いたのですが 稜線に登山道が整備されたとありまして、状況は変わったけど 入り易くなったんだと思い機会があれば行こうと感じていました。 【安全管理】 調べると留意点が何点かありました。 コースタイムが7時間半前後なので同行者の体力的な不安。 花房で引き返す事も想定。休憩時間を長めにする。 何人か書かれてましたが東杉原登山口~花房山山頂間の ヤセ尾根(細尾根)見た写真では分かり難いですが高度感が 有る様。 小津権現直下は結構な急登らしい。 北斜面になるので残雪が 多いかも。対策としてアイゼン、スリング、カラビナ 簡易ロープ携帯。簡易チェストハーネスと自己確保できる様に準備。 登りを諦めても花房へ引き返すには時間的にキツイ。 ⇒結果的に直下で雪はありませんでした。 あまり良くはないけど 固定の虎柄ロープもこの斜面はしっかり貼ってあり、バランスを 保つのには使える感じです。 またガイドブック未掲載 でしたが、モレ谷から林道経由で小津集落に抜ける登山道が 整備されているようでした。 【東杉原~花房山】 樹林の中を進みます。700mより上から立派なブナが何本かありました。 イワウチワが沢山見れました。色が濃い花が多く見ごたえありました。 3か所程ヤセ尾根が出てきます。 一つ目めは、数メートルで後は 10~15m位だと思います。木を掴んで一歩一歩確実に行けば距離は 長くないので、あくまで主観ですが初心者以外は通過出来ると思います。 西峰から北へ登山道が折れます。そこから5分程背丈の笹薮を通過したとき ダニに何カ所かやられてしまいました。 【花房山~小津権現山稜線】 コース上はトラ柄ロープで方向など分かるように丁寧に整備されていました。 不安要素だった藪は完全に刈り取られていてコース左右10m位何もない状態。 歩きやすいですが景観的に残念というか少し過剰かもと思いました。 しかし、これ位刈らないと、すぐ伸びてしまうのでしょうね。 モレ谷分岐から小津集落への立て看板がありました。公式かどうかは 分かりません。(ヤマップ地図やガイドブックには未掲載の登山道) 稜線上はカタクリが沢山咲いてて心和みました。 小津権現直下の斜面は急登ですが積雪なしでしたので、苦労はなかったです。 【小津権現山~藤波谷登山口】 途中林道にいったん出てすぐに尾根に戻ります。旗が目印のようです。 枯れ葉や枝が多く登山道が見えにくいところもありました。 権現の森周辺はネットで囲われていて登山道も中に入っていきます。 念願かなってこの区間の稜線歩きを満喫できました。岐阜方面からの 写真が手元にないのが残念ですが、本当に綺麗な山容の稜線ですので 見る機会がある方は思い出して頂けると嬉しいです。 休憩時間長めで行きましたが知人が後半バテてしまい 標準タイムより遅めかと思います。 スタート地点までは事前予約(前日まで受付)してた タクシーで戻りました。 配車料金外の場所とのことで時間貸しで対応してもらいました。 藤橋の東杉原まで7090円です。 長文読んで頂きありがとうございました。
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