活動データ
タイム
13:29
距離
22.6km
のぼり
2376m
くだり
2361m
活動詳細
すべて見る遠征2日目。 始めに、この山に登るのに相談にのっていただいた方々に感謝です! また、自分の山行に付き合ってくれたわらわらにも感謝してます。 自分みたいなぺいぺいに登ってもいいのか悩みしたが、記録として。 遡ること1ヶ月以上前。 初めてピリカヌプリの名前を知って検索。 色々調べて登ることを決意します! それから毎日地図を見たり色々な方の記録を調べて情報収集とイメージトレーニング。 また、トレーニングも始めました。 本当はGWに単独でやるつもりでしたが、今日の天気が好転し、条件もよく相方が心を決めてくれたのでチャレンジしてきました。 前日から前乗りしていたので車中泊から相方と合流。 野塚トンネルP帯で再度仮眠し4時半にツボ足でスタートです! 先行者は1人いて3時50分に単独で出発したとのこと。 先ずは渡渉。昨日作ったルートを使用して沢ルートへ。尾根ルートで上がる予定でしたが藪こぎが酷そうなのでそのまま沢ルートへ変更。デブリを乗り越え稜線に上がります。 稜線に上がると日高の山々がお出迎えしてくれてテンション上がります! ここからはひたすら稜線のアップダウンの繰り返し。始めは雪が無いところが多く藪こぎハイマツ漕ぎ夏道に雪が付いていたり岩場だったりを乗り越えて行きます。しかも斜度はかなりあります。 雪があるところも時間がたつにつれて踏み抜くことが多くなります。 そこも気にしてたら切りがないのでそのまま進みます。 尾根は細い所が多く夏道と雪のミックス。 ナイフリッジもあります。 先行者の神トレースがあってルート取りもあまり苦労することなく通過していきます。 そんなこんなでトヨニ岳~トヨニ岳北峰まで登頂し、ここからが本番! P1512からの下りがヤバイ。とりあえず滑ったら死ねますね。 ここを降りきってからもナイフリッジの連続だったり気が抜けないです。 風もかなり強くなってきました。 そしてピリカヌプリ直下の足幅1歩分のナイフリッジからの300mの登り。 高低差300mは日高山脈最大だそうです。 白い壁です。 久々に恐怖感MAX。 先行者のトレースに導かれ尾根中央から登りトラバって南斜面へここでピッケルとストックのダブル持ちにしてアウターをきました。 ここからトラバースして北斜面へ出てハイマツの上を登り登頂しました! 登頂したら嬉しさのあまりに号泣(笑) 山頂で相方の登頂をタイムリミットまで待ちます。 無事登頂!!休憩をしております。 下りはアイゼンを着用して慎重におります! 降りきったらまたツボ足で進みます。 ここからがまた長い。 きたルートをひたすら登って降りての繰り返し。 精神力と体力が試されてる感じです。 加えて強風が常に吹き付ける中を飛ばされないように歩きます。 相方さんも限界が近いようで、無心で歩いていると、気付いたら見えないくらい離れていることがしばしば。 暗くなることを決意しますが、何とか明るい内に下山出来て良かったです♪ 今回は終始気が抜けない場所の連続。 ピリカ山頂で片目のコンタクトが外れて遠近感取れず。シューを担ぐもただの荷物となる…などの反省やトラブルもありましたが、無事に帰ってこれて本当に良かったです! 先行者のお爺ちゃんはめちゃめちゃハイスピードハイクでしかも長靴スパイクで全ての行程をこなしていたり、下山途中でスライドした方々は4~6泊予定でペテガリまで縦走すると話していました。 ここはヤバイ人達が集まるとこらみたいです(笑) 今日は本当にタイミングとコンディションが良く運も良かったと思います。 さっきまでいたところに直下型の地震が起きたのもタイミングがずれたら危なかったです。テン泊の人達の安否が気にまります。 改めて今日腹を括って同行してくれた相方さんに感謝です!
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メンバー
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