活動データ
タイム
35:23
距離
48.4km
のぼり
4453m
くだり
3232m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る昨年の夏から計画してきた大峯奥駈道(100Km)縦走。 ネットからの情報、行程・カロリー計算・重量・非常時のエスケープルートなど 4泊5日での計画。 水の確保が重要な事となるが、特に「新宮山彦ぐるーぷ」さんのマップは 非常に参考になりました。(ありがとうございました!) ザックの重量としては水を除くと6日分(+1日の予備)の食料込みで 12Kg(水込みで14.5Kg)。 自分の体重からこの程度に収めないと達成は無理。 体力・気力・危険箇所などなど不安一杯の中、スタート! その中でも、年間降雨量も日本一の山岳地帯ですが、 唯一、奇跡的な晴れの週間予報。 これを逃すと一生後悔。千載一遇のチャンス! (1日目)吉野駅〜五番関:08:45-16:30:晴れ(雷雨・時々雹) (2日目)五番関〜稚児泊:06:00〜14:00: 晴れ (3日目)稚児泊〜楊子宿:05:30〜14:30: 晴れ (4日目)楊子宿〜平治の宿:05:20〜16:00: 晴れ ここから自分向けのメモでもある為、長文で失礼します。 (1日目)吉野駅〜五番関:08:45-16:30:晴れ(雷雨・時々雹) 計画としては4泊5日の縦走予定でしたが、 初日に落雷と雹が降る予想外の事態が発生し、心が折れかけました。 このため1日目は足も止まり、かなり手前の五番関でテント泊。 このまま進むか否か、明日進みながら考えようということで+1日は覚悟。 (2日目)五番関〜稚児泊:06:00〜14:00: 晴れ 今日は稚児泊まで。 稚児泊は以前からテント泊したかった場所。 ここで気持ちの整理をし、このままのペースでは無理と判断し、 3日目は弥山から下山し温泉に行こうと就寝。 (3日目)稚児泊〜楊子宿:05:30〜14:30: 晴れ 今日は弥山から下山・温泉と決めたことにより、 気持ちも楽になり、天気もいいし楽しい稜線歩き。 この日はこの先を決める2組との出会いがありました。 途中、一組のカップルとすれ違う。 彼: 「本宮まで縦走ですか?」 私: 「はい!」(あれれ、逆の言葉が出てきた!) 彼女:「すごい、頑張って下さい!」 私: 「はい!、ありがとうございます!」(あれれ?) 自分が考えている逆の事を言ってる。。。でもカップルの言葉が 今回の準備してきた事、目指してきた事をもう一度、呼び覚ましてくれた! あのカップルの言葉がなければ今回達成することは無かったと思います。 ありがとうございます! 気持ちも切り替えることができ、足取りも軽くなりコースタイムも短くなってきました。 山上ヶ岳へ向かう途中に同じように縦走中の2人組の30代の男性に出会い、 これから先の計画など色々な情報を交換。 休憩中も楽しい会話で疲れを癒してくれるし、モチベーションも上がります。 お互いにエールを交換し合いながら先に向かいます。 しかし楊子宿で彼らは現在のペースでは日程的に無理(+1日などできない)と判断され、 前鬼から下山されるとの事で自分たちの分まで頑張って欲しいと託される。 この言葉に自分一人での縦走ではないと感じ、また色んな状況から下山される人々も 見ながら天候や時間も含め、自分には最良の条件が揃っている事が後押ししてくれた。 (4日目)楊子宿〜平治の宿:05:20〜16:00: 晴れ 今日も好天。昨夜の冷え込みから早朝から雲のない青空が広がる。 今日の楽しみは釈迦ヶ岳の山頂のお釈迦様に会える事。 危険な場所があり、緊張の連続でしたが山頂での360度の景色は言葉にならない絶景でした。 まさかの大阪湾・白山・淡路島・熊野灘に浮かぶ船など見え、 年間数えるくらいしか見えない景色であろうと思うとお釈迦様が見守って下さるんだろうなと安心感と感謝! 北奥駆道の分岐ともなる「太古の辻」まで到着。 YAMAPの地図はここまでですので、この後はその②で。 (その① 終了)
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