笹ヶ峰から寒風山へ

2015.05.10(日) 日帰り

活動データ

タイム

07:31

距離

10.6km

のぼり

1132m

くだり

1146m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 31
休憩時間
2 時間 3
距離
10.6 km
のぼり / くだり
1132 / 1146 m
52
2 15
1 27
32
24

活動詳細

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今日は珍しく、山友達2名とのパーティ登山をしてきました。 行き先は、山友達O氏推薦の「笹ヶ峰」 そしてルートは、O氏推薦...いや、選択の余地はなく、男なら黙って「直登コース」に。 O氏曰く「直登コースは確かにキツい、でも、高度が変化するにつれて木々の植生も変化するので楽しい」との事で、色んな意味で「素敵」なコースであるという説明を受けた。 僕の好きな山言葉は「山ガール」、そして嫌いな言葉は「直登」なのだが、「素敵」という言葉の魔力に負けて登ってみる事にした。 登山口からしばらくは結構キツい登りが続く。ちょっと平坦な所になっても、すぐに急登がやって来る。 O氏指示のもと、K氏と共にスローペースで進んで行くが、確実に体力が削られていく。 「何が素敵なのよ、このマゾ野郎!」と叫びたい位に「素敵」ではない傾斜なのだが、いや、冷静に周りに目をやると、確実に木々の植生の変化を感じる事ができる。植林帯からダケカンバの林、ブナ林に変わって行く。確かに面白い。 そしてハードな登りを終えると一気に視界が開けて、一面が笹原となる。 確かに「素敵」ではないか!!! こんな素敵な笹原であるが、歩いているのは、我々3人のみ。 壮大な笹原に、オッサンが3人だけ。 これは「素敵」といえる状況なのか!? そんなこんなで山頂に着く訳だが、山頂に人の姿はなく、貸切状態。 ちち山、冠山も綺麗な姿を見せている。至福のひとときである。 もっとゆっくりしたかったが、昼食を摂るには早すぎたので、寒風山に向かう事に。 この縦走路はまさに快適。アップダウンも大した事なく、また、登山道も明瞭なので迷う事も無い。 ここでは多くの方とすれ違い挨拶を交わした。 ご年配の方々も非常に元気であった。また、仲睦まじいご夫婦もいらっしゃった。これは本当に「素敵」なことだ。 道中では、美しく咲き誇るアケボノツツジを見つけ、この花を「可愛い」と言える男性は「素敵」なのかをオッサン3人で議論する。結論としては、イケメンが言えば何でも「素敵」になるが、我々オッサンが何を言っても「素敵」にはならないのじゃないかという、元もこうもない正論によって議論は終結した。 寒風山山頂は団体さんで賑わっていたが、予想通り「虫」も大量に発生していた。 やはりこれからの季節は「虫」の問題が出てくる。 きっと、虫を一匹たりとも寄せ付けない術を持っていたら、たとえ、我々みたいなオッサンでであっても、山ガールから「素敵」と言われるのではないかと考えた。明日から虫を寄せ付けない方法を考える事とした。 寒風山から桑瀬峠までの登山道は本当に良く整備されている。 整備していただいている方々には本当に感謝しないといけないと感じた。 色々と書いたが、笹ヶ峰の直登コースは、私は気に入った。 素敵であるかどうかは分からないが、林の中を歩く事もできるし、笹原を歩く事もできる。人恋しくなれば、寒風山へ、そして、笹原の稜線歩きをしたければ、ちち山方面に歩けばいい。 近いうちに又訪れたいと思う山でした。

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