活動データ
タイム
05:46
距離
23.3km
のぼり
1579m
くだり
1011m
活動詳細
すべて見る連休終盤の土曜日、天気がさほど芳しくない。陽射しはせいぜい午前中くらいしか望めそうにない。先日、話題に上がった茂來山に行ってみることに。自宅から霧久保沢登山口まで2時間ほどかかる。7時ごろには歩き始めることができるよう5時半ごろに家を出る。午後から天気が崩れる予報だが、青空が見えている。中央道にのり、サイドミラーを見ると、富士山が映っている。 清里を超え、野辺山を下り、小海を通り抜け、ようやく国道299号へと右折していく。茂來山は、こぶ太郎という大トチノキがウリのようで、道中、なん箇所か看板がかかっている。国道から林道に入り、左、そして右へ進むと、よく整備された駐車場に到着する。先行車が1台とまっている。 手短かに身支度を整え、出発する。駐車場から20分ほど林道を進む。新緑が朝日を浴びて輝いている。朝の空気が美味しい。 登山道に入るといくらか傾斜が増すが、まださほどではない。コブ太郎まで500メートルの看板を右手に過ごし、さらに進んでいく。すると右側の沢沿いに木材のステージが設えられた大木が見えてくる。樹齢250年の大トチノキ。枝が一本折れているのが痛々しいが、名のごとくあちこちにコブをまとっている。 登山道に戻りふたたび登っていく。途中、水源の水場で喉を潤す。そして、沢沿い、標高差300メートルはありそうな急坂を一気に登っていく。上に行くに従い、斜度がどんどん増して行く。立ち止まることなく、一歩一歩足を前に出す。尾根で槙沢登山道と合わせると、もうひと登りで山頂に到着する。 雲が多いものの山頂からの景色は素晴らしい。風が涼しくて汗が引いて行く。晴れていれば、八ヶ岳、浅間山はもちろん、後立山連峰、谷川岳、富士山まで見えるだろう。この日は、両神山、苗場山を見ることができる。 山頂には祠や石碑などが据え付けられている。茂來山を愛する、とのフレーズがいくつか書いてある。慕われている山なんだなぁと感じいる。 山頂の気分を満喫し、来た道を戻る。登りはあれほど苦労したのに、下りは速い。ぐんぐん高度を落としていく。そして、あっという間にコブ太郎まで降りてしまう。コブ太郎には、7、8人がいる。あいさつして、これからあの急坂に向かうらしい姿を横目に、さらに下っていく。 薄暗い登山道から明るい林道に出る。砂利道をだらだら歩き、駐車場に到着する。 このあと、まだ時間が早いということで、天狗山に立ち寄ることに。馬越峠まで車で移動。登山口の案内板によると山頂まで1時間。移動中に雨がポツポツ来ていたのが少し心配だが、とにかく出発する。 まず、80メートルほど登り上げ、平坦な尾根道になる。そこから何度かアップダウンを繰り返して行くと、正面に特徴的な山が現れる。この辺りから、岩場が始まる。ロープがつけられているが、一つ一つのギャップがそれほど大きくないため、苦労はない。 この山の頂も絶好の展望台。正面には男山とそれに至る尾根が続いている。だが、今日はここまで。来た道を戻り、山歩きを終える。
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