戸神山（平和を願う山歩き）

双耳峰の戸神山、山としての魅力もありますが、山麓には旧日本陸軍の弾薬保管用の地下道が現存していると聞き（yamapの先人の情報）足を運びました。 スタート地点からは立派な登山道を進み、東側の水場を経由して鞍部へ取り付き、まずは男戸神へ。その後は、女戸神のピークを踏み、鞍部から西側へ。この山域は無数の林道跡・作業道跡・踏跡があります。目指す地下道のある林道まではコンパスとＭＡＰを見て、ヤブが浅かったので出来る限り最短距離で進みました。途中、道の真ん中に謎の排水路があり、とても興味深く拝見しました。 １つ目の地下道へ到着。入り口から進み、右へ曲がるとすぐ突き当たり、戻って左に進みますが、どこまでも続き、酸欠が心配になり途中で引き換えしました。 ２つ目の地下道までは５分ほどで到着。先人がお書きになっておりますが「日」の形をしており、こちらは全区間走破完了。 終戦から７０年程度が経過してますが、ほぼ原形をとどめており（多分）、これを掘って有事に備えた旧日本軍の苦労と緊張感が伝わってきました。悲惨な歴史は絶対に繰り返さないよう、世界平和を心から願い帰路に着きました。 （最近、朝鮮半島などで緊張が高まっていますが、平和的解決を強く望みます）