活動データ
タイム
06:57
距離
10.6km
のぼり
742m
くだり
742m
活動詳細
すべて見る日本全土が黄砂にスッポリ覆われるといった最悪な環境、車窓から見る比良山系もちょっと、霞んでいてミカンジュースに漬けた写真のよう。シダの群生を抜けると後ろに琵琶湖が見えてきてひと時心が和み。やがて右側方に真っ白な大きな壁が現れその純白の景色は鳥取砂丘のようで、しばし目を奪われる。 昼食をとって少し歩くと山のテッペンにゴツゴツした岩の塊が見える。それがオウム岩で、その高さまで登るのかと思うと、凹みつつもやらねばといった気持ちに火を付けてくれた。オウム岩につき、突き出た岩の上に立つと突き抜ける爽快感とダイナミックな景色に圧倒される。また立っていると谷底に落ちて行きそうな恐怖感は只者ではない。大台ケ原の大蛇ぐらのように鎖が打ち付けてあればもう少し生死の境界線まで進めるが何もない断崖絶壁では長居は無用である。鳥越峰は何もなく、すぐに下山来た道を引き返す。シダのニョキニョキ伸びた新しい茎が競い合うように揺れていて少し滑稽であった。
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