あけぼのつつじ🌸に一目惚れ

2017.05.12(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
0
休憩時間
0
距離
0 m
のぼり / くだり
0 / 0 m

活動詳細

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軌跡は前回の「山芍薬に魅せられて」を御覧下さい。 5月8日は雲ひとつない青空が広がり、格好の登山日和となった。あけぼのつつじが待っていると思うとワクワクした。とにかく、早く満開のあけぼのつつじを見たかったので兜巾岳を先に登り、それから五葉岳に向かうことにした。ところが道を間違えいつの間にか五葉岳の方に向かっていた。ヤマップで確認した時はすでに遅し、引き返すのも面倒なので五葉岳から先に登ることにした。 山頂手前でその瞬間は訪れた。大岩の横にピンク色をしたものが見えてきた。「あれがあけぼのつつじなのか?」だんだん近づいて行く、それはよりはっきりしたものとなり、その姿を私の前に現してくれた。集団で咲く色濃いミツバつつじとは異なり、淡いピンクで、一本の木に咲き誇っている。花びらは五弁で丸みを帯びている。私は感動しながら写真を何枚か撮ったが、時間的に日陰の中にあり、今ひとつ納得できなかった。「日が差すまでここで待つか?」「いや、帰りにもう一度ここを通ればいいんだ。」「その時には日が差しているだろう。」「とにかく山頂を目指そう。」「その先にもあけぼのは咲いているはずだ。」そう自分に言い聞かせ山頂を目指した。 五葉岳山頂からの眺めは360°視界を遮るものはなく、九州の背梁がことごとく見渡せた。周辺にもあけぼのつつじは咲いていた。これから目指す兜巾岳方面を眺めた時、尾根伝いに桜並木のようなピンクの帯が見えた。もしかしてあれは満開状態のあけぼのつつじなのか?「スゴイ、素晴らしい!よし、兜巾岳に行くぞ。」その日のコースはこれで決まった。兜巾岳まで行き、同じコースを引き返す。「予定していた縦走はどうするの?」「元々、花がお目当てなので、次回ということで。」私は自分に都合のいい言いわけをしていた。

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