四半世紀ぶりの岩登り・雪彦山

2017.05.16(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 59
休憩時間
5 時間 18
距離
2.5 km
のぼり / くだり
453 / 445 m
3 52
29
36

活動詳細

すべて見る

テントレックさんと仲間のみなさんに合流して、関西では有名な岩場、雪彦山(せっぴこさん)の東陵を登ってきました。 と書きたいところですが、迷惑をかけながら、なんとか登らせていただきました。笑 夏に行く剱岳の岩場に備えて、練習とともに、私の岩のレベルを見てもらうためでもありました。 雪彦山東陵ノーマルを6ピッチで・・ 10時過ぎに岩にとりつき、思った以上に小さいスタンスやホールドでしたが、なんとか登れる。 もちろん、セカンドやサードならではの安心感があるからであって、とてもリードはできません。 テントレックさんをはじめ、ベテランのみなさんはいとも簡単に登っていくから不思議です。 4ピッチ目は、このルートの核心部のようで、チムニーからせり上がって登っていく。 しっかりしたホールドが見つからず、登り初めで岩をつかんだまま3度も失敗した。 4度目にせり上がって、なんとか登れるかな・・と思ったけど腕パンパン 多分無理との判断で、アップザイレンしてきたSさんからユマールを渡され、しばらく格闘! 足場がしっかりしたところから、また登っていった。 5ピッチ目も手強かったけど、足場の移動でなんとか切り抜け、6ピッチを終えて地蔵岳の頂上へ。 気がつけば時間は4時台・・登ってきたルートをふり返りながら、遅い昼食をいただきました。 ≪地蔵岳から帰って≫ 20代後半から岩や沢をときどきやったけど、あくまで初級に毛が生えた程度。 40歳を前にしてガイドのSさんと一緒に近場のゲレンデや小豆島、錫杖岳に出かけた。 穂高の屏風岩をめざして練習していた4月に激しい腰痛に襲われ、それ以来岩からも、山からもしばらく離れた。 その間にガイドのSさんは、厳冬期の穂高で私の知らないうちに亡くなっていたのだが・・ それから年月が過ぎ、もう一度岩をやるとは思っていなかったのだが、剱をめざしてハーネスも新調した。 もう高齢、しかも四半世紀ぶりの岩・・もともと初級レベルなのだからこの程度だ。 同行のみなさんに助けられ、迷惑をかけながらも、よく登った方かも知れない。 しかし・・チムニーの4ピッチ目を越えられなかったことが僕はとても悔しい。 今日まで記録をアップできなかったのは、この思いからだ。笑 テントレックさんが言うように悔しさを「バネ」にすればいいのだ。 同行いただいたみなさん、ありがとうございました。 ※テントレックさんの記録はこちら  https://yamap.co.jp/activity/871606

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。