活動データ
タイム
07:53
距離
16.8km
のぼり
1569m
くだり
1576m
活動詳細
すべて見る登りごたえと眺望が気に入った能郷白山。今年も能郷谷ルートで行く。昨年は一発でゲート前まで来れたのに、道の駅うすずみ〇〇・・・(名前長すぎ)から道迷いで40分も浪費してしまった。そして駐車場手前最後の道のつなぎ目で減速せずに走ったのでドン!ガリ!と音がして腹コスリ。降りて確認してみればエアロバンパー下部がラッシャー木村の額の様な太い溝が何本も…(@_@) 車のせいにしてはいかんが、山おっさんはやっぱRVかSUVが欲しいのである。 長い林道歩きを終えやっと登山道に入る、いきなりコース上最難関の渡渉部。昨年は軽くドボンしたが今年は涼しい顔をして濡れずに渡り切りたい。今年はロープも掛けられている。でもあまり役に立つとは思えない。向こうの石の上に乗ったとたんズルッといきそうだな。マイナス思考はマイナス結果を招く。ヨシイクゾ!『ツル』『ドボン!』あー膝まで浸かっちゃった。靴も靴下も水浸し。折れるな~もう帰ろかな。裸足で渡ってとりあえず予備の靴下に履き替えよう。ズボンをたくし上げて裸足で歩けばなんて簡単。労を惜しまず、格好つけず最初からこうすればよかった。しかしみんなバランス感覚に長けているのか、ソールが滑らないのか、僕だけ必ず落ちるのはどーいう訳か? 川を渡ると美しい新緑が迎えてくれる。しかし林道出合までの急登はなかなかのもので、新緑に目を奪われることより足元の注意に忙しい。そしてこのルートは前山が見える辺りまで急登は続く。今日は何故かいつもより息が上がる。スグに休みたくなる。体の調子がよくないのか?前山まで達すると能郷白山や磯倉が見えるようになり気が晴れて少しは心も軽くなった。何度も立ち止まりながら、やっと三角点直下に着いた。あとほんの少しで頂上だ。が、しかしそこからは残雪があり、コースは消されている。チェンスパもアイゼンも持ち合わせてはいない。この程度なら装備がなくても問題ないくらいと思えた。キックステップで少し歩を進めてみたが何故か力が入らない。自信がない。残念だけど、体調も良くないし自重した方が賢明だ。怪我でもしたらみんなに迷惑がかかる。それに、能郷白山にも申し訳ない。また来ればいい。ヨシ、撤退だ。 それにしても、帰路は更に息が上がり長く歩けなくなってしまった。帰れるのか本当に不安になった。前山を過ぎると見通しもついて頑張れる気がしてきた。しかし感じたことのないだるさは続いている。こんなに歩いても腹も空かないので何も食べていない。食いしん坊の僕がむしろ何も食べたくない。体調が芳しくないところに時季外れの高温が重なり熱中症の症状かと疑った。歩き始めると、また苦しくなって足が止まる。風通しの良い木陰まで辿り着き、凍らせたペットボトルを首筋に当てながら寝転んで20分ほど仮眠した。これが奏功したのかは判らないが、ここからは元気を取り戻しノンストップで下山できた。帰りの渡渉は飛び石の上が渇いているので難なく渡ることができました。最後の林道歩きは真夏のような暑さで冷たいコーラが無性に飲みたくなった。 登山中体調を崩したのは初めてだけど、なんとか怪我なく下山できてよかった。濡れた靴下を剥ぐとふやけた足が無残だった。
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