活動データ
タイム
06:29
距離
22.0km
のぼり
1729m
くだり
1729m
活動詳細
すべて見る初めてのトレイルランの大会、経ヶ岳バーティカルリミットに参加してきました。 ロードの大会にはたくさん参加してきましたが、特に理由もなくトレランの大会には参加せずでした。 会場の南箕輪村は15年ほど前、木工の勉強をするために1年間住んでいた街でした。 そんな思い出の地でトレランの大会があると知って、大会ついでに久しぶりに行ってみようかと軽い気持ちでエントリー。 これが大きな間違いでした・・・ 全行程が21km、ハーフの距離なら普段から動いているし10km登って10km降りるシンプルなコース。 余裕とは思わないけど、なんとかなるんじゃないかと思ってました。 スタートしてから4kmはアスファルトと林道の登り、ここまではまだ余裕。 登山道に入ってしばらくは渋滞で、前の人に続いてのろのろと登って行きます。 しばらくは大丈夫だったのですが、これが登っても登っても山頂に着かない。 渋滞がばらけてくるころにはすっかり息が上がり、早くもハンガーノックの兆候が(距離が短いから朝食を軽めにしてた)。 足は遅いけど体力はあると思ってましたが、立っていられないほどの疲労感で何度も座り込んでしまいました。 初めての山・コースなので、この先どこまでのぼりが続くのかも分からない。 だんだん考えられなくなってきて、ただただ足を一歩ずつ前に運ぶことしか出来ませんでした。 あげく胃がやばい感じになってきて、だんだんと吐き気を催すほどに。 攣りかける足を宥めながら、吐き気をこらえながら、ハンガーノックで痺れる手をリュックで押さえながら、ただただ折り返しの山頂を目指しました。 残雪と泥の8合目からやっと少し楽になって、なんとか山頂に辿り着きました。 少しの休憩を取って、待ち望んだ下りへ。 やっと走れると思いましたが、その時点で完全に足が終わってました。 走るのですが、すぐに足が止まってしまう。 下りもなかなかの傾斜で、滑らないように踏ん張るだけで精一杯。 ところどころ絶景が広がるのですが、楽しむ余裕はほぼ無し。 なんとか早足で降りるのですが、下りの揺れで胃が完全にやられて何度も嘔吐をしてしまった。 喉が渇くけど吐いたせいで胃が空っぽに。 脱水症状が怖いので少しずつ水分を採るけど、やっぱり程なく吐いてしまう。 地獄のような行程をなんとか下って下ってエイドを目指すんだけど、いつまでたっても着かない。 登りも長かったけど、下りもめちゃくちゃ長かった。 ホントに辛くて何度もリタイアしてしまおうとおもったけど、リタイアしても結局あるいて下山しなけりゃならないし。 しょうがなくよろよろと下り続けました。 這うようにエイドに辿り着いていただいたコーラは美味かった~ 椅子に座らせてもらったんだけど脹脛の痙攣がすごくて、このまま行けるのか・・・って感じでした。 でもあと4km、歩いても何とかゴールには辿り着けると自分に言い聞かせて椅子から立ち上がって歩き出しました。 そこからのアスファルトの4kmも長かった・・・ ゴールの公園に入った時は本当に嬉しかったです。 すでにゴールした人達や係の人やボランティアの皆さんが応援してくれて、最後の1kmだけは走ってゴールゲートをくぐりました。 しばらくはぶっ倒れて動くことが出来ず、青空を見上げながら息を整えていました。 しんどかった~ 時間に間に合って良かった~ 最後まで諦めないで良かった~ 反省は山ほどあります。 来年はもっと楽しめるようになりたいですね。 とにかくしんどかった、でも最高の大会でした。
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