大品山と瀬戸蔵山ぐるっと周回コース登って来た~

2017.05.20(土) 日帰り

活動詳細

すべて見る

今回登って来たのは大品山・瀬戸蔵山です。 この山に登るにはいくつかルートがあります。単に頂上だけ行きたいのならスキー場のゴンドラに乗ってそこから縦走すればお気軽に登る事ができます。 ですがこのゴンドラは老朽化で今後2年間は運休が決まっておりますので今は麓から登るコースだけとなってます。 今回はあわすのスキー場の麓から導水管の横に沿って登って行く大品山遊歩道経由で登り大品山に登ってから瀬戸蔵山に行きそこから下り、龍神の滝・百間滑を通るぐるっと周回コースで行きます。 スタートはお馴染み旧ロッジわがやの横からです。 そこから杉林を進み導水管がある大品山遊歩道から登って行きます。 登って行くと時折導水管が見えたりあわすのスキー場のゲレンデ横に出たりします。この日はゲレンデの途中で山菜獲りしてる方を見かけました。随分上まで登って捕るんだなぁと関心いたしましたね。 やがてゲレンデ最上部のリフトまで登り、ここから導水管の横にある荒れた遊歩道を上っていきます。 導水管の上を横切りやがて広くてゆるやかな道路となります。美女平のケーブル頂上駅が真横に見えたり大日岳が綺麗に見えるそんな所を歩いて行くと貯水地に出ます。 ここまでは遊歩道的な道だったのですが、ここからがこのルートのちょっとややこしい道となります。 昨年もこの周回コースを歩きました。その時は地理院地図に示されてるルートに沿って歩いたのですが、結構崩れてる所が多かったので、今回は貯水池からすぐ尾根沿いに沿って現在皆さん歩かれてるルートで登って行きます。 尾根の入り口は赤い布状マーキングがありますのでそこから登って行きます。急登で細い道を登って行くとやがて細尾根の部分になっていきます。大きめの杉の幹を見ると真新しいクマの登った痕跡がありました。 こんな細尾根で遭遇したらイヤだなぁ~って思い周りを伺いながら更に登って行きます。やがてブナ林となっていき、新緑の緑が鮮やかな中を登って行くと時折残雪が現れ始めました。 ちょっと注意が必要な所もあり、夏道ルートと冬専用のルートがここにはあり、若干ピンクテープ印が夏道ルートと違う所もあったりしますので常に周囲を見渡しながら登って行きます。 昨年はクマの足跡があったのですが今年の雪上の足跡は幸い人の様でした。 やがて広いブナ林となっていき次第に雪も多く残っている所に出ます。そこで改めて周辺を見渡すと、緑のブナの葉と足下の残雪のその姿が今までこんな景色見たこと無いなぁって所に出ました。今の時期限定の不思議な景色を見ながら登って行くとようやく昨年歩いた見覚えのある場所に出てきました。 昨年登った時よりも1ヶ月遅いのに今年の方が残雪多めでした。 こんな人気の無い残雪のブナ林を進むと一人の方が降りてきました。聴くと瀬戸蔵山から登って大品山から下りる私と逆の周回コースでの様。判りにくいルートなので、その方も私と逢ってルート合ってて良かった~的な事を言っておられましたね。 頂上に近づくにつれ斜度も上がっていきましたが一応持っていったのですが軽アイゼン無しでもなんとか登っていけました。 ようやく斜面を登りまづは鍬崎山への案内板を見つけそこから大品山頂上の看板ある所を目指し広々とした雪面を進むとベンチのある頂上に到着。この時は会社の仲間達と登って来られたグループの方々がいらっしゃいました。 雪面はひんやりとした空気だったのですが瀬戸蔵に向かう稜線上は日も当たり、雪解けも進んでおりましたので意外と蒸し暑く感じられました。 瀬戸蔵山のベンチでようやく休憩。ここからは大日岳から弥陀ヶ原、立山までよく見渡せましたね。 しばし休んでから下って行きます。ここからはひたすら階段を下っていき新緑の中の龍神の滝を眺め、冷たくバツグンにうまい松尾山の湧水を飲んですっかり雪の無くなった百間滑を通りスタート地点に戻ってきました。 今回は4時間45分程の山行となりました。 これからはヒンヤリとした山登りから暑さを感じる山登りシーズンになっていくんだろうねぇ。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。