第22回鯖街道ウルトラマラソン

昨年、半鯖43kmに出走。花脊峠からの下りで足を使い果たし、最後鴨川の5kmボロボロになりながらも、なんとか完走。 今年は77km、天気は晴れ、最高気温は32℃の予報。走り切れるか、不安満載。へばらないように、水、ポカリ、梅ドリンク合計3L、ジェル3本、スポーツ羊羮2本、バー2本、餡マーガリンパン1本を行動食として背負う。 朝6時スタート、制限時間12時間、小浜から出町柳までの長い1日が始まります。 スタートから上根来までの15kmはロード。下根来まではほぼフラットだが、そこから上根来までは登り坂がドンドンきつくなる。ペースは上げずゆっくり行くが、歩かず走り続ける。 上根来のエイドをパスして、しばらく行くと鯖街道トレイルが始まる。シングルトレイルのため、渋滞中。登りは歩いて息を整える。先行者の様子を見ながら、声をかけてパスして行く。山の中は木陰で気持ちが良い。下りも抑えつつ駆け下る。 百里小屋から久多までのロード15kmが難敵だった。まだまだ疲れてはいないが、気温が上がりだし、単調な道のりで、走りに集中出来ない。ペースも上がらず、37km地点の第一関門の時間も気になる。暑いので頑張ったらバテそうで、ダラダラ走ると進まない。ジリジリと気持ちだけが焦る。とにかく涼しいトレイル区間を目指して、一歩一歩足を出す。 山本酒店エイドを過ぎ、知らないうちに第一関門もパス、久多エイドに着く。おにぎり2個、キュウリの昆布あえで、しっかり補給。待望のトレイル区間。やっぱり山の中は涼しい。急な登りは早歩き、走れる登りは走る。下りは駆け下りる。一旦ロードに出て、またトレイルに。歩いたり走ったりで、登りきると杉峠に。 ここから鞍馬まで8kmのロードの激坂下り。去年もこの下りで足を消耗したが、ここは頑張りどころ。ガンガン下る。意外に足が残ってる感じで、ガンガン行ける。しかし長い。しかも鞍馬に近付くにつれ、ドンドン暑くなる。ようやく鞍馬エイド。顔を洗い、手拭い濡らして首に巻き、走り出す。 市原エイドまでは下りの筈が、足が重くスピードに乗れない。なんとか市原エイドにたどり着くも、トイレに行きたくなり手前のローソンで小休止。さっぱりして仕切り直し、クリーンセンターまでの登りを走る。最後の登りを超え下り出すも、さっきまでの元気はない。その上気温もマックスで消耗が激しい。鴨走さんのエイドでかき氷を頂き元気出るかと思いきや、勢い良く食べ過ぎ、激しい頭痛に襲われる。頭痛が治まるまで歩いてやり過ごす。 鴨川にたどり着き、ゴールまであと6km 。ここからが今年も長かった。走っては歩きを繰り返し、少しずつゴールに近く。結局1/3位歩いてしまう。なんとか最後は皆さんの声援で走ってゴールするが、久々にボロボロになりました。 10時間50分、ほぼ予想通りの結果。最後まで走り切る事が出来ず、ちょっと悔しい気もしますが、77km無事帰って来れたので、良しとします。