花の名山「横山岳」・・・黒い動くものが木の上に、うん！あれはもしかしたら？

今、山には花がいっぱい！ 毎日みなさまの活動日記を見ても、花の情報がたくさん載せられています。(*^^*) 私も次の山行をどこにしようかなぁと、情報をいろいろ探しています。 そんな今回は、知る人ぞ知る花の名山「横山岳」に行ってきました。 天気予報は曇り時々雨。。 実はここ、２年前にも登っています。 https://yamap.co.jp/activity/86862 この山も、先日登った金勝アルプスがある滋賀県にあります。(*^-^*) 登山口がある白谷小屋の駐車場には私たちの車が一台だけ、お天気もあまりよくないので当然かもしれません。 登山開始は６時３０分。 今回は白谷本流コースから登り、東尾根下山の予定で行こうと思います(^O^) 歩き始めてすぐに、オドリコソウの群落が現れ、それに交じってカキドオシやミヤマハコベも咲いています。横に眼をやればタニウツギやオオカメノキの花も目に飛び込んできます。 登山口から歩くこと１時間半、林道の分岐に出ました。 ここからが急登のはじまり、橋の向こうに咲くキリの花に元気をもらいながら進みます。 しばらくすると、経乃滝が現れました。 曇り空で日差しはないというものの、ここまだ歩いてきて汗だくになった体には何ともありがたいご褒美。 登山道はますますきつくなりますが、うれしいことに、歩く道のそばにはずっとお花が咲いていて元気をくれます。 ニリンソウ、イチリンソウ、キケマン、スミレなど、横山岳（西峰）に着くまで何かしらのお花が道で出迎えてくれていました。 歩くこと３時間半、まだ先は長いのかなぁ～？ と思っていたそのとき、ふと目を上に向けると・・・ 「ガンバレ！頂上まで、あと３００ｍ」の文字が。。 おぉ～～～。 これを見たら、疲れていた体に再び元気が湧いてきました。(^^)v そしてそこから１０分歩いて、「あと２００ｍ！」 よし！ でも、ここからがなんだかとても長く感じて・・・＞＜ それでも、さらに１０分経過して、 「あと１００ｍ、ガンバれ！」の標識。 私、内心 （ほんとやろね。。。） 思いながら、１００ｍの測りようがなく・・・(+_+) しかし、５分そこそこで・・・ 横山岳（西峰）山頂に到着！！！ やったぁ～～～！！＼(^o^)／ もちろん、頂上には誰もいなくて貸し切り状態。(*´▽｀*) 残念なことに、霧がかかり、まったく周りは何も見えません。。 いつものお昼ご飯タイムを４０分ほどとり、下山は東尾根ルートへ。 この尾根の中腹あたりにはイワウチワの群生もあるのですが、残念ながら今回はすでに花が終わったあとでした。＞＜ そこからしばらくすると、とてもきもちのいいブナ林が現れます。 ちょうど霧もいいあんばいにその林を幻想的にしていました。 と、 キュー、キュー。 私にはそういうふうに聞こえました。 動物の鳴き声です。 もちろん鳥でないことは確か・・ 猿でもなさそう。 イノシシ？ その鳴き声は、道のどちらからも聞こえるのです。 ということは、一匹ではない。 しばらく聞いていると、相づちを打っているように一方が鳴いて終わるともう一方が鳴くという感じ。 そのとき、つれあいさまが 「あそこ見てみ？」 「どこ、どこ？」 「なんか、くろいもん木の上におらん？」 で、その方向を見ます。 黒いもの。。。 あぁ～～っ！！ いるぅ～～～！！！(@_@。 木が二股になった上に黒い物体。。 「あれ、クマだぞ」 と、つれあいさま。 見ていると、木が揺れている。黒い物体も動いている・・・。 そして、そこから少し左に目をやると。。 そこにも黒い物体が・・・。 鳴き声ももちろんします。 私、すかさずカメラでその方向を望遠で見ますが、私のバカチョンではクマと確認するのは難しかったです。 でも、ぜったいクマに違いありません。 なるべく静かに刺激しないようにその場から立ち去ろうと、速足で歩きました。 怖かった～～～。 私たちはしなかったのですが、クマを見かけたら、連絡してくださいと小屋には書いてありました。 もし、ここへ行かれる方はくれぐれもお気をつけください。 ２回目の横山岳は、お花はもちろんですが、それプラスすごくスリルある山行となりました！ ２年前、まったく同じ時期に登っていることに複雑な思いです。。 というのも、前回見られなかったヤマシャクヤクを見て見たかったのです。 時期が２週間ほど遅かったようです。。 今度こそちゃんと覚えておかなくては・・・( ..)φメモメモ　（笑）